先日拾った東芝の激古ノートPC。パワーはそこそこ(I7-3630QM)なので当初Zorin-OS17.3をインストールして使おうと思ったのですが、どうしてもインストールUSBが認識できない(Bunsenとか他のディストリビューションは認識する)。以前からZorinはSDカード+カードリーダーではインストールが途中で止まるが、USBメモリスティックではインストールが最後まで可能・・などの謎の挙動があったので、今回もそういう事かも・・・
ということで代わりのOSを探してたんだけど、ふと「軽量Windowsって(いくつか種類が)あったよな・・」と思い出して探索。まだ使ったことのないWindows X-Liteなるものを発見、使ってみるか・・
でも怪しいので一応Perplexity先生に
「安全性とか法的問題とか大丈夫なんですか?コレ」
と、問い合わせてみる。答えは「安全性については自己責任」「非公式」とはあったけど法的な問題やバックドアが仕込まれているなどの危険性は指摘されなかった。まあ、安全性についてはGoogleのサブアカウントを使えば失うものもないわけで普通にWindowsアプリが動く軽いOSということであれば一考の余地があるなと実行。
ISOファイルの容量はまさかの2.5GB、小さい!
USBにRufusで普通に焼いてUSB起動してみると・・・
画像がモアレ爆発で申し訳ないけど、懸念だったセキュリティについてはWindowsDefenderを入れるかどうかをインストール時に選択できるナイスシステム。拒絶すれば更に軽くなるんだろうけど、そこまでパワーに困ってもないし(Passmark5100程度)、Defenderは入れることにする。
インストールはスムーズに進み、アプリを確認して驚く。まさかのブラウザさえも1つも入ってないという状態。これは徹底している・・そして画像が汚すぎて申し訳ないけど、初期設定ではキーボードもシステムもEnglishになってるのにファイルなどの日本語表記が豆腐じゃなくてちゃんと表示されてる!これはすごい・・以前使ったことのある軽量Windows(tiny10)ではココが一番のネックだったので・
初期状態のデスクトップ画面はこういう感じ。はっきり言って気持ちいい。こんだけスッキリしてたら快感だなぁ・・ここから必須のソフトをいくつか入れて、日本語入力環境を整える
適当に設定探していたら難なくキーボードやシステムの日本語化項目を発見することが出来た。日本語パックをダウンロードして適用、再起動する事で
システムも完全日本語化、Google日本語入力も入って普通に全角半角で切り替えも出来るようになった。
まさかここまでスムーズに事が運ぶとは・・正直、今までは適当に軽量Linuxを入れてばっかりだったけど古い発掘PCでの超有力な選択肢として躍り出たって感じ。
ちなみに、古い2.5インチSSD(60GB)で使ってるけどデスクトップ画面が出るまで10秒足らず・・・これは軽量Linuxよりちょっと早いかも知れないぞ?って感覚。しばらく使ってみてセキュリティの問題とか無かったら今後はLinuxじゃなくてこっちを使うかもなぁ・・