PinnedNobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Sep 3「何時間寝たか」より「毎日同じ時間に寝ているか」が寿命に影響する 英UK Biobank 6万人調査 睡眠時間より“睡眠の規則性”が死亡リスクと強く関連。 規則的な睡眠をとっていた人は ・全死亡リスク:最大48%減 ・がん死亡:最大39%減 ・心血管・代謝死:最大57%減Show more394.1K12K1.2M
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 1260歳男性が、ChatGPTの助言をきっかけに食塩を臭化ナトリウムに置き換え3か月摂取し、臭化物中毒(被害妄想・幻覚・アニオンギャップなど)と診断され、摂取中止と補液で回復 今後、このようなAI関連の健康被害が発生する可能性があるため、患者の情報源としてAI利用を念頭に置き問診する必要あり274.6K6.5K425K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 29手術前の「体づくり」が、術後リスクを大きく変える サルコペニア(高齢や疾患の影響で筋肉量が減った)患者が肝切除を受ける前に、6週間のプレハビリ(運動+栄養)を実施 その結果! ・術後の合併症率は50% → 13%へ大幅減少(NNT=3) この結果は衝撃131.2K3.9K3.1M
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·May 12「ランチ後の睡魔の犯人」は、腸管への血流が増えるで”脳の血流が奪われる”説もほぼ否定され、腸から放たれるホルモンと迷走神経のシグナルが主因と考えられていますね。 ・高脂質の食事→CCK(ホルモン)を増やし2〜3時間後に強いだるさを招くShow moreQuote筋肉博士Takafumi Osaka@muscle_penguin_·May 11あまり知られてないですが、血糖値スパイクで眠たくなる事はないです。 x.com/nanairoichigo/…41.1K3K502K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 17なぜ年を取ると1日が早い? →脳が1日に「気づける出来事」の数が減るから。 ※「気づける出来事」=脳が“別の状態になった”と認識して注意や記憶に刻まれる小さな変化のこと(例:通知が鳴る/話題が変わる/タスクを終える) ポイント ・若い/よく寝ている → 気づける出来事が多い →Show more55782.2K180K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 4大事なプレゼンや試験、面接など、心理的ストレスを感じる前には、「少しキツめ(やや汗ばむ程度)」の運動がおすすめ ・強めの運動(約70%の運動強度で30分)をすると、その後のストレスによるコルチゾール分泌が抑えられ、精神的に落ち着くShow more52231.2K110K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Apr 21【カフェインは“何時間前”までOK?】 (就寝22:00を想定) 紅茶1杯 (47 mg) → ほぼ影響なし=直前でもOK コーヒー1杯 (107 mg) → 9時間前まで(13:00がリミット) プレワークアウト※ (217 mg) → 13時間前まで(09:00がリミット)Show more8256838170K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Jun 2大腸がん手術+化学療法後に、早歩きなど中強度の運動を週3〜4回、3年続けると、再発・新規がん・死亡リスクが約30%下がり、8年生存率も+7%↑。運動で薬並みの効果119172366K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Sep 3「大切な人を失った直後」に心筋梗塞リスクが急上昇 ・最愛の人を亡くした直後24時間以内の心筋梗塞リスクは、なんと21倍 ・リスクは日を追って低下 「悲しみは心を壊す」だけでなく、文字通り“心臓”を壊す可能性がある225574725K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·May 8【アルブミン製剤 2024 ICTMGガイドライン超要約:JAMA】 推奨は実質この2シーンのみ ・肝硬変+大量腹水穿刺 >5 L ・肝硬変+特発性細菌性腹膜炎(SBP) 以下では「使わない」推奨 ・低Alb(<3 g/dL)を補う目的だけ ・ICUで利尿を強める目的 ・一般的な低血圧/容量不足への補液Show more411260675K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Sep 2筋肉が“すい臓がん”を防ぐ? UK Biobank(36万人超)を13.7年追跡した研究 ・筋肉量が多い人:すい臓がんリスク14%↓ ・握力が強い人:リスク10%↓ ・男性では筋肉量、女性では握力がより重要 ・糖尿病・肥満の人でも効果あり 5〜12%のすい臓がんが「筋肉づくり」で予防できる可能性あり822359536K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Jun 5米国の研修医にとって、「遅くまで残る=熱心」ではなく、「定時で終わらせる=仕事ができる」が評価基準。 私が米国に来たての頃、カルテを丁寧に書こうとして夜10時までカルテを書いていたら「効率が悪い」と評価↓ ・残業は努力ではなく “システムの問題” ・限られた時間で結果を出すことが大事Quote川北哲也@TetsuyaKawakit·Jun 5アメリカのレジデンシーは完全シフト制。定時で帰るのが当たり前。 レジデント時代、日本の感覚で「勉強のために残ります!」と手術に入ってたら、上級医に 「何してんの、早く帰れ!」 と本気で怒られたのは今でも忘れられません。210952398K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 16体重より「どれだけ動けるか」が大事 1980〜2023年の20の研究、約40万人分のデータをまとめた結果: ・たとえ太っていても、体力がある人は死亡リスクが高くない ・逆に、体重に関係なく体力がない人は死亡リスクが2〜3倍に 体重だけを気にするより、まず体力をつけることが健康への近道414452942K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 9ヒトの臓器を50年間追跡したタンパク質の地図 ・50歳前後に老化が一気に加速 ・特に血管は早く老化しやすい ・老化が進むとタンパク質のバランスが崩れ、アミロイドが蓄積 ・血液中には臓器由来の老化タンパク質(例:GAS6)が流れ、全身の老化を促進311051648K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Jul 12【大人になってからの運動量が寿命を左右】 ・成人後に運動習慣を維持・増加した人は、死亡リスクが最大30〜40%低下 ・運動不足だった人も、途中から運動を始めるだけで、死亡リスクは20〜25%減少 ・心血管系の死亡リスク低下は特に明確 ・がん死亡リスク低下の効果はやや弱めShow more16050360K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Sep 3本番前に「落ち着け」と言っても、心臓バクバクは止まらない。でも「ワクワクしてる!」と言うだけで、歌・スピーチ・計算テストの成績がアップする。 不安と興奮はどちらも“覚醒状態”。ならば、無理に落ち着くより、興奮に乗っかる方がパフォーマンスを高めやすい。32481.2K94K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 1糖尿病治療薬であるメトホルミンは、脳に作用して血糖値を下げることが判明。脳の視床下部にある「Rap1」というタンパク質の働きを抑えることが、効果の重要なポイント。これまで肝臓や腸が主な作用場所とされていましたが、新たに脳の役割が注目されています37645333K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 14なぜマンジャロはオゼンピックより効くのか? それは、GIPが“脳への道”を広げるから。 GLP-1薬は、視床下部の「バソプレシン神経」に届くことで体重減少を起こします。 その“通り道”にあるオリゴデンドロサイト(グリア細胞)にGIPが作用すると、 ① 髄鞘のリモデリング ② 血管の柔軟性↑ ③Show more15539939K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 15高齢になると免疫は弱くなるのに、自己免疫疾患(巨細胞性動脈炎など)は増える。その理由の一つは「免疫が若すぎること」。若いT細胞+抑制の効かない免疫+加齢によって生じる新たな自己抗原が自己免疫を引き起こす。Show more15437342K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 17夜勤は免疫の“体内時計”を乱す ・看護師191人の研究で、夜勤者は睡眠5.4時間、睡眠負債+3.2時間、社会的時差(仕事時間と体内時計のズレ)6.7時間 ・結果、免疫(細胞や炎症マーカーなど)の1日リズムが昼夜逆転 感染しやすく、ワクチン効果が下がるおそれあり36733221K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Aug 16高齢者は入院をきっかけに、歩く・立ち上がるなどの日常動作を失いやすく、実際に3人に1人が退院後に自立を失うというデータも 最新の研究によると、退院後に筋トレや有酸素運動を続けた人は、身体機能が大きく改善 退院時には「運動処方」と継続できる支援体制(自宅・訪問・オンライン)が大切25929921K
Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd·Jul 24【1日7,000歩が最も効果的?:大規模メタ解析】 1日7,000歩は2,000歩に比べて、 ・全死亡リスク:47%↓ ・心血管疾患の発症:25%↓ ・心血管疾患による死亡:47%↓ ・認知症リスク:38%↓ ・うつ症状のリスク:22%↓ ・転倒リスク:28%↓Show more27528135K