Magisk/LSPosedモジュール集

はじめに

この記事は、自分用に作成したmagiskやlsposedのモジュール集です。

現在執筆中です。

追加してほしい、またはおすすめのモジュールがあればコメントで教えてください。

注意

Root化関連全般に言えることですが、システムに重大な変更を加えます。

不具合発生時に備えて必ずバックアップを取りましょう。

銀行アプリや決済アプリなど、セキュリティが厳しいアプリはRoot検知や改変チェックで利用できなくなることがあります。

root権限を利用するため、扱いを間違えると個人情報やデータ流出のリスクが高くなります。

Googleを含む開発側の変更や、Androidバージョンや端末によって、モジュールが正常動作しない場合があります。

Zygisk系

現在のRoot環境において、検出回避やモジュール制御の中核的な基盤である。

各アプリに対して、SU権限やRoot化の痕跡を隠し、モジュールの適用をアプリごとに制御できる。

銀行・電子決済・ゲーム・配信サービスなど、通常のRoot環境では利用できない一部のアプリを正常に動かすことを目的とする。

利用する方法がいくつかあるが、競合が発生するためどれか一つのみ使用すること。

Zygisk

Magiskに組み込まれている、Root化状態やMagiskの存在をアプリから隠すための仕組み。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中

◎Zygisk Next

MagiskのZygisk機能を独立させ、KernelSUやAPatchとの互換性を持たせた。

v1.3.0からShamikoが内蔵される予定。(現在v1.2.9)

開発状況 : ✅クローズドソースで開発中


◯ReZygisk

Zygisk NextのForkで、C , C++でオープンソースとして再開発されたモジュール。

機能はZygisk Nextと同じく、Zygisk機能を独立させ、KernelSUやAPatchとの互換性を持たせた。。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中。


◯ Neo Zygisk

Zygisk NextのForkで、C++でオープンソースとして再開発されたモジュール。

機能はZygisk Nextと同じく、Zygisk機能を独立させ、KernelSUやAPatchとの互換性を持たせた。。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中。


Root Hide系

Zygisk環境向けのRoot隠蔽モジュール群。

RootとZygiskの存在を隠すことを目的としている。

Magiskだけでなく、Zygisk自体を検知してブロックするアプリに対する有効な対策となる。

ShamikoとZygisk Assistantの共存が可能。
はたして効果は、、、?

NoHelloは共存不可。

◎ Shamiko

Magisk向けのRoot Hideモジュール。

開発状況 : ✅クローズドソースで開発中。


◯ Zygisk Assistant

Shamikoの代替となるRoot Hideモジュール。

Magiskに限定されず、KernelSUやAPatchなどのRoot環境でもShamiko相当の機能を提供する。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中。


◯ NoHello

Shamikoの代替となるRoot Hideモジュール。

Magiskに限定されず、KernelSUやAPatchなどのRoot環境でもShamiko相当の機能を提供する。

アプリごとのRoot隠蔽も可能。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中。


Play Integrity系

Google PlayのPlay Integrityチェックを通過するためのモジュール群。

端末を安全な状態のように偽装して検証を通過させる。

Androidの仕様変更やセキュリティ強化により、機能しなくなる場合がある。

PlayIntegrityFixとForkでは、競合が発生するためどちらか一つを使用すること。

✕ Play Integrity Fix

Android < 13 では、
MEETS_BASIC_INTEGRITY
MEETS_DEVICE_INTEGRITY の2つを通す。

Android 13 > では、
Google Walletと、Google MessagesのRCSサポートのセキュリティチェックを通過するのに役立つ。

開発状況 : ❌公開停止


◎ Play Integrity Fork

Play Integrity FixのForkで、機能は同様。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中。


◎ Tricky Store

FingerprintやKeyBoxの閲覧、編集を可能にするモジュール。

Android 10< において、MEETS_BASIC_INTEGRITY と MEETS_DEVICE_INTEGRITY を通すために使う。

上手くいくと、MEETS_STRONG_INTEGRITYまで通す事が可能。

開発状況 : ✅クローズドソースで開発中。


◎ Tricky Addon

Tricky Storeの補助ツールで、KeyBoxやFingerprintの編集を簡単に行うためのモジュール。

Tricky Storeと一緒に入れるべし。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中。


LSPosed系

Xposedの後継として、アプリ自体は改変せずにシステムやアプリの挙動のみを調整できるモジュールフレームワーク群。

メモリ上で変更を行うことで、モジュールの適用や解除が容易であり、安全なカスタマイズが可能となる。

UIや機能のカスタマイズ、制限解除、追加機能の実装などに利用される。

利用する方法がいくつかあるが、競合が発生するためどれか一つのみ使用すること。

✕ LSPosed

本家フレームワーク。

Android 8.1〜14に対応している。

開発状況 : ❌開発停止


△ LSPosed_mod

LSPosedのfork。

Android 8.1~15まで対応。

開発状況 : ❌ 開発停止。


◎ JingMatrix/LSPosed

本家のforkの中で最も人気がある。

Android 8.1〜16に対応。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中。


LSPosedモジュール

LSPosedフレームワーク上で動作するモジュール。

主な用途は、UIのカスタマイズ、広告の除去、権限の改変、アプリの制限解除など。

Pixelify Google Photos

Google Pixel限定のGoogleフォトの機能を、他のAndroidでも使えるようにするモジュール。

容量無制限バックアップや高画質アップロードなどが利用可能。

かなりブラックな代物なので、推奨できたものではないが、、、

開発状況 : オープンソースで公開。


◎LIME

LINEの広告や不要な機能を非表示にできるモジュール。

UIをシンプルにし、広告や余計なボタンを消して快適に使えるように。

開発状況 : ✅オープンソースで開発中。


◎Hide My Applist

アプリからアプリの検知を防ぐモジュール。 

銀行系アプリからmagiskなどを隠したり、Playストアからアプリを隠してアップデートさせないこともできる。

開発状況 : ✅クローズドソースで開発中。


◎Enable Screenshot

旧 Disable Flag Secure

アプリやウェブサイトが設定している「FLAG_SECURE」を無効化し、スクリーンショットや画面録画を許可するモジュール。

銀行アプリや動画配信サービスなどは「FLAG_SECURE」を設定して画面キャプチャを防止しているが、このモジュールを使用することでそれらの制限を解除できる。

開発状況 : オープンソースで開発中。

note : 2025/8/25 公開アーカイブ化し、開発停止?


その他のMagiskモジュール


ReVanced Magisk Module

ReVancedのモジュール。

GmsCoreを入れなくていい、自分でパッチや更新をしなくていいので楽。

↓anddea氏によるReVancedのモジュールを作成しました。ぜひ使ってやってください。

↓ReVancedについて


zygisk-detach

選択したアプリを、Play Storeから隠すことで、自動更新を防ぐ。

ReVancedやPikoを使っていると結構重要。


Disable Rotation Suggest

スマホを傾けたときに出る、邪魔な回転提案を削除する。


Sui

Shizukuの代替として動作する、rootベースのコマンド実行・権限中継モジュール。

Shizukuと同様に、ADB権限やroot権限をアプリに許可して、通常では変更できない設定やシステムファイルへのアクセスを可能にする。

Shizukuに依存するツールやアプリを、安定的かつ永続的に動作させるために利用される。


Systemless Hosts

AdAwayと組み合わせて、システム全体の広告を除去できる。


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コメント

4
osm
osm

この辺何がどういうのかよくわからなかったので助かりました
同じ系統(shamikoとNohelloなど)の物は同時にオンにしても競合するだけで良い事は無いんですよね?
今度はそれぞれ(全部じゃなくても)のもう少し突っ込んだ内容が見たいです、とか勝手な事を言う

気になったのが一行毎に空行あるのはブログ側で勝手に付けられてる感じでしょうか?

Sanka1610
Sanka1610

osmさん、コメントありがとうございます。

まず、同系統のモジュールについてです。
競合してしまうものもあれ、逆に組み合わせによって相乗効果(PlayIntegrityを通しやすくなる等)が得られる場合もあります。
そのあたりはモジュールごとに異なるため、少しずつ追記していくことにします。

また、詳細な内容については、今後追記していくことにします。
ご希望があれば優先して反映します。

最後に、改行についてはブログ側の仕様ではなく、自分で入れているものです。
文章が詰まっていると個人的に読みづらく感じるため、余白を多めに取るようにしています。

osm
osm

お返事ありがとうございます
同系統で名前(機能)も同じ様な物(Zygisk NextやNeoZygiskなど)は競合しちゃいますよね
競合する物ってインストールはしていても無効にしていれば影響無いのかインストールしてるだけで影響あったりするのか
取り合えずZygisk Nextだけにしていますけど入れたままで他のに切替で良いならそっちが楽で良いなと

Zygisk NextとかReZygiskとかその辺最近また増えて来てるみたいなので比較とか見てみたいんですけど、まあ手間な事なので…

改行はそうなんですね
ここの仕様がわからなくて、アメブロでは自分の意図していない改行が沢山入ってて後で気付いて直してたのでそういうのかなって思って

Sanka1610
Sanka1610

> osmさん

無効化することで基本的に競合は防げますが、モジュールによってはインストール時にファイルを生成・変更したり、関連アプリをインストールしたりする場合があります。
このようなモジュールは無効化だけでは完全に影響を消せないことがあるため、同系統のものは基本的にアンインストールするのが理想です。

Zygisk系は、製作者・更新頻度・互換性・オープンソースかどうかなどで比較できます。
時間が空いたらまとめて追記しておきます。
なお、現在は多くの開発者がZygisk NextかReZygiskを推奨しています。

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