この記事へのコメント

まもも
自閉スペクトラム症の年長児を育てています。
就学相談
就学を意識し始めた頃は、「就学相談」という名前自体が分かりにくくてモヤモヤしていました。
就学相談
就学相談のモヤモヤについて、追伸です。

世間の「ラン活」よりも

気になっているのは、

来年の就学で ・・・

!!!うちの子どもが学校生活に順応できるかどうかだ!!!
 

情報を求めて夜な夜なリサーチして初めて知った『就学相談』なるものを始めました。 

就学相談とは?

この「就学相談」は、 

来年度就学する年長の子どもを対象に
・お住まいの地域の教育委員会が実施している

というものです。

「子どもの発達で気がかりなことが…」
「じっと座っていられないかも…」など、集団生活やコミュニケーションに不安があるお子さんの就学をサポートしてくれます。 

具体的には、
学校生活を送る上での適切な配慮就学先(通級、支援級、特別支援学校など)を、 学校や教育委員会、医師などの専門家が総合的に検討してくれるというものです。 
 
まずは『保護者が自分で申し込む』ことからスタートします。 

(し、知らなかった・・・)
 

保育園にパンフレットが置いてあったり、年長のこの時期に保護者に配られたりすることもあります。 

まずは電話だ!

教育委員会にいきなり電話していいものだろうか、うーーーーん。

悩んでいてもしかたない、この気持ちが消えないうちに、

まずは電話だ!申し込みだ!! 

さっそく平日の昼間に地域の教育委員会の電話番号を調べて… 

 

(勢いでかけてみたけど、何をどう言えば…ああ…どうしよう) 

もしもし○○教育委員会です。
子どもがその…来年小学校でして、あの、就学相談というのを…
今現在、年長さんで来年度ご入学予定ですね。
どちらの園にご所属ですか?学区はどこになる予定ですか?
・・・が、学区?!(調べてなかった…)

※自宅の住所によって、 ○○市○○町は第1小学校、△△5丁目は第2小学校など 地域によって学区が決まっている。

自宅の住所をお伝えして、無事解決しました。 

どんなことでお悩みですか?
…あ…あ……(いや、千と千尋のカオナシやないかい!)

このあと成育歴や園での様子など順番に簡単な聞き取りがありました。 

では、○○センターまでお子さんと一緒にお越しください。
今直近で空いているのが再来週の○曜日の○時か、少し早い時間帯ですが○曜日の○時になります。

そう!面談は平日の日中なのです。

わが家の地域は想像以上に混んでいて予約枠がいっぱいのようでした。

家族と職場と保育園とで調整せねばっ。 

【ここまでの振り返り】
かかった時間:15 (個人的な体感は30分…)

・4月から面談が始まっている自治体もある。

・私のように電話が苦手な人は、簡単に成育歴や具体的な困りごと、
 いま受けているサポートや診断をまとめておくと、言葉に詰まらずに済むかも…! 

・手元にはスケジュール帳を。

・面談は平日、子どもも同伴。1時間程度。
   

・障害や病気などの診断書や検査結果などがある方は面談までに
 コピーを準備 

※筆者の経験をまとめていますが、それぞれの自治体の指示に従ってくださいね。

次回は、就学相談、行ってみた「面談編」! 

みなさんからのお便り紹介


編集部のお知らせ欄に、このブログを始めるメッセージを書いたところ、同じように「発達ゆっくり・凸凹児」の子育てをしているみなさんから本当にたくさんお声をいただきました。一部、ご紹介させていただきます。

“発達特性があり、療育に通っています。就学にあたっては、まさに今、迷子のような状態で、手探りで動いています。子どもの状況が人それぞれなので就学までに必要なプロセスをパターン化できないかもしれませんが、あまりに共通で流される情報が少ないことに困惑しています。就学後はさらに学校と家庭との個別案件になっていくので、横のつながりを作ることが難しいと聞き、現在、おなじ療育の保護者との仲間づくりを意識的にやっています。”(おちゃめさんより)

“迷子のような状態”“子どもの状況が人それぞれ”“情報が少ない”本当にそうですよね。このブログでもみなさんとの“つながり”をつくっていきたいと思います。

発達ゆっくり、凸凹の程度も種類も個人差が大きいので、同じように発達ゆっくり児を育てているママさんであってもなかなか悩みは話しづらいことが悩みです。また、定型発達児のママさんへどの程度伝えるのかも探り探りです。(ぽんさんより)

障害の種類や重さも違ったりして、悩みを話していいのかな?と思う時、ありますよね。「定型発達のお友達の保護者に何をどこまで伝えるか」、お読みになった方でぜひ、“伝え方”の経験談ありましたらお寄せ下さい!(私も知りたいです)

私自身、悩みの種類は人それぞれ違っても全国に先輩や仲間がいる気がして、とても励まされました。ありがとうございました。

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みなさんの声

まもも
自閉スペクトラム症の年長児を育てています。
診断がでたあとに私はうつ病になり、色々な困難を感じています。支援を受けるためには、決まった時間に電話をしたり、用紙を療育に持って行ったり、当事者が積極的に動く必要がありますが、病気が重いため、なかなか行動できません。受けられる支援も手続の途中で止まってしまい、2年もストップしています。もっとオンラインで24時間申し込めたり、手続きを手伝ってくれる人がいてくれたらと思います。こんなペースで手続きを進めていると小学校前にやるべきことができるのか不安です。
健康な親だったらしっかりサポートしてあげられるのにと息子に申し訳ない気持ちになります。
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就学相談
就学を意識し始めた頃は、「就学相談」という名前自体が分かりにくくてモヤモヤしていました。
初めは、「気軽に相談できるのかな?」などと思っていました。が!本当に気軽に相談を始めた先輩が、相談した事で希望の就学が出来ないばかりか
相談のたび「あれもできないこれもできない」と傷つく事を言われ、精神的にかなりダメージを受けていらっしゃいました。
それを見ていて、就学相談とは、「どうしたら子どもがより楽しい学校生活を送れるか」を相談できる場ではなく、どこの学校が適切かを判定する場だと理解しました。
私の場合は幸い事前にその事が分かったので、相談(と言う名のダメ出しと振り分け)を回避する事が出来、親子共々生きる気力を削がれずに就学できたのですが、まだこのような実態を知らずに気軽に「子どもの幸せな小学校生活のための相談」と思って行かれ、傷ついている方々がいらっしゃるのかもしれないと思うと、今でもたまにモヤモヤします。
特に普通級に行かせたいとはっきり決められている方には必要のない(単に傷つくだけ)ものだと言う事が、もっと周知されたら良いなぁ、と思います。
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就学相談
就学相談のモヤモヤについて、追伸です。
我が子は就学相談を受けていたら、自分の自治体では確実に支援校判定でした。
支援校、支援級、普通級、どれが良い悪いではなく、それぞれのメリットデメリットを良く分かった上で(できれば実際に通うお子さんたちを見た上で)各ご家庭で自由に決められると良いなぁ、と思います。
我が子は現在、先生方やお友達に恵まれ、この区では恐らく(ダウン症を持っている子としては)初の普通級在籍として楽しく小学校に通っています。先生や保護者の方から、我が子がいる事で「自尊心が育った、教え合う事が上手になった」などと言って頂く度に、就学相談を受けずに勇気を出して良かったと思います。
仲良し4人組で帰ってくる姿を見るにつけ、校内の支援級に通っていたら、これほどお友達と仲良くなれなかっただろなぁ、と思う今日この頃です。
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バタ子
息子は発達がゆっくりなダウン症です。乳幼児健診では発達の標準内か上か下かで一喜一憂し、子どもを他の子と比べないのが大事と思っていても否応なく比較にさらされていました。

就学相談では親と子は別室にされ、親の面接でまず言われたのが「言葉でのコミュニケーションができない場合、特別支援学校に行くことがほとんどです」というものでした。
療育機関の就学相談会では普通学級に入れるという情報はなく、支援学級か支援学校にだけ行けるような情報が提供されていました。私が入っているダウン症の親の会では何十年も前から小学校の普通学級にお子さんたちが入っていたので、「小さい頃から健常の子と関わっていないと大人になってからでは関われなくなるんだって」という先輩ママから聞いたことも決め手になり、普通学級に決めました。

入学してみると、先生方も職員の方も可愛がってくださいました。初めのうちは息子とどう関わってよいか戸惑う子もいました。しかし、就学相談員・担任の先生・親の心配をよそに「〇〇くんの言葉がわかるようになりたい」と言ってくれる子がいたり、同じクラスや家が同じ方向の子は親よりも息子の言葉をわかってくれる子がたくさんいます。子どもたちはとても柔軟で、息子とごく自然に関わってくれます。

「学年が上がると学習についていけなくなる」と入学前から学校の面談で何度も言われますが、学習指導要領は一人一人の子のペースと関心に応じて学ぶ「個別・協働的な学び」を採用しているのに、変な話です。大人から見てついていけていないように感じられても、その子なりに学んでいるし様々なことに触れるのは大事で、6年生になってもひらがなの書き取りや足し算引き算ばかり繰り返しさせられる方が苦痛です。どの子も参加できる授業にしようと工夫されている先生がたくさんいます。

幼稚園や保育園でどんな子も一緒に過ごす様子を見た親御さんの中には、どうして学校では分かれるの? と疑問に思う方がいるかと思います。そういう方は、普通学級にしてみてください。就学時健診・就学相談は義務ではなく、受けなければ不利益があるものではありません。就学時健診・就学相談を受けなくても就学通知や入学の案内が届きます。後から支援学級や支援学校に変えることは簡単で、逆はほとんど不可能です。

市の就学相談では子どもの一人一人が普通学級で他の子と過ごし学ぶのに必要な支援や調整を本人保護者と話し合うと聞きました。日本全国でそうなってほしいです。
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ぽん
発達ゆっくり、凸凹の程度も種類も個人差が大きいので、同じように発達ゆっくり児を育てているママさんであってもなかなか悩みは話づらいことが悩みです。また、定型発達児のママさんへどの程度伝えるのかも探り探りです。
おちゃめ
年長の子どもがいます。発達特性があり、療育に通っています。
就学にあたっては、まさに今、迷子のような状態で、手探りで動いています。子どもの状況が人それぞれなので就学までに必要なプロセスをパターン化できないかもしれませんが、あまりに共通で流される情報が少ないことに困惑しています。加えて、就学先も各校の校長(あるいは副校長)の判断も多く、流れに差がある。しかも、年度が変わると異動もあるので、就学前に蓄積した関係もいざ就学の年度になると引き継がれていないこともあるとのこと。

就学後はさらに学校と家庭との個別案件になっていくので、横のつながりを作ることが難しいと聞き、現在、おなじ療育の保護者との仲間づくりを意識的にやっています。

情報交換も活字にしながら行い、ひとりの経験を共有して、時間と体力を節約しつつ、個別案件の下にある共通事項を可視化して、明るくみんなでこの1年を乗り越えたいと思っています。

まだはじめたところで形になっていませんが、私としてはこれを家族会のようなものにしていきたいと考えて動いています。
家族というのは母だけでなく、父はもちろん、祖父母(とくに父方)やきょうだいを意識していきたいと思っています。

学齢期は長く、心も体も変化する時期を含みます。他愛のないおしゃべりや愚痴を気兼ねなく吐き出せる関係は、きっとこの先、かけがえのないものになっていくと直感しています。

とはいえ、各家庭で考え方がちがうので、今の時代、仲間を作るというのがそもそもできるのか、まったくわかりません。情報交換も現在はうまくいっていますが、この先の就学前準備がどうなるのかわからず、さて、このままよい状態が保てるのか…。
もう何もかも未知数!わからない!
そんな気持ちでいます。
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みみ
現在1歳8ヶ月の息子も発達ゆっくり&低身長です。
発達は療育に通うしか手段がないのか療育通い中です。月に一回しかないのでそれも意味があるのかと疑問に思ったりもしてしまいます。身長は検査をしていないのに遺伝だろうと言われています。一歳になる前の子と同じくらいの身長だと心が若干ザワついてしまいます、、
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さっちん
うちの子もゆっくり発達だと思います。小さい頃から寝返りも立ち上がるのも全てゆっくりでした。
保育園でも手のかかる子だった為、小学校に上がるときに当時の担任の先生が事前に小学校に情報提供をして下さって、小学校1年生の時の担任の先生はとてもいい先生にして頂けました。
ずっと働きながら子育てをしていましたが、小学校1年生の1年間は仕事を辞めて、宿題などを毎日見ました。漢字は何回書き直させても同じように間違え、かなりイライラしてしまいました。今は6年生になり、何とか授業について行けてるようですが、私は未だに勉強を冷静に教えることが出来ません。ほとんど答えになるところまで説明しても答えが出てこないので、どう教えたらいいか分からないのです。塾にやっていますが、定期試験では点数が取れないので本当に理解出来ていないのではと思います。どう関わるべきか悩みます。
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