EU、対米貿易関係改善へ500億ユーロの輸入増も─欧州委員=FT

EU、対米貿易関係改善へ500億ユーロの輸入増も─欧州委員=FT
 欧州委員会のシェフチョビッチ委員(通商・経済安全保障・対外関係・透明性担当)は、貿易関係における「問題」に対処するため、米国からの輸入を500億ユーロ(564億6000万ドル)増やしたいと述べた上で、欧州連合(EU)は合意に向け「一定の前進」をしているとしたと、フィナンシャル・タイムズ(FT)が1日報じた。ブリュッセルで2024年11月撮影(2025年 ロイター/Johanna Geron)
[1日 ロイター] - 欧州委員会のシェフチョビッチ委員(通商・経済安全保障・対外関係・透明性担当)は、貿易関係における「問題」に対処するため、米国からの輸入を500億ユーロ(564億6000万ドル)増やしたいと述べた上で、欧州連合(EU)は合意に向け「一定の前進」をしているとしたと、フィナンシャル・タイムズ(FT)が1日報じた。
インタビューで、貿易協議の公正な解決策として、米がEUへの10%関税を維持することを受け入れることはないとの考えを示した。
米は3月にEUの自動車、鉄鋼、アルミニウムに25%の関税を課し、4月にはその他製品に20%の関税を課した。その後、包括的な関税協定を結ぶための協議のため90日間の猶予を設定、7月8日まで20%関税を半減するとした。
これを受けてEUは米に報復関税を課す計画を中止、双方の全ての工業製品への関税をゼロにすることを提案した。
FTによると、シェフチョビッチ氏は「財政赤字の問題点が500億ユーロだとすれば、対応は可能だ。LNG(液化天然ガス)の購入や、大豆のような農産物、あるいはその他の分野を通じて、問題を迅速に解決することができると信じている」と述べた。

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