“既婚部下とホテル”報道の前橋市長 市議会会派が説明求める
部下の既婚男性とホテルに通っていたなどとニュースサイトで報じられた前橋市の小川晶市長に、29日、市議会の各会派から今後の進退や事実関係の説明などを求める書面が提出されました。
これに対し、小川市長は来月2日に市議会議員全員を対象に質疑の場を設ける方針を明らかにしました。
前橋市の小川市長は「NEWSポストセブン」で、市の幹部職員の既婚男性とラブホテルに通っていたなどと報じられ、記者会見で「男女の関係はなかったが、誤解を招く軽率な行動だった」と陳謝しています。
この問題について前橋市議会の富田公隆議長が29日、各会派から質問や意見をとりまとめた書面を小川市長に提出しました。
提出後、取材に応じた富田議長によりますと、市議会の各会派からは、今後の進退を明らかにすることやより丁寧な事実関係の説明などを求める意見が寄せられたということです。
一方、小川市長を支える会派からは「任期を全うしてもらいたい」という立ち位置から信頼回復を問う質問もありました。
各会派の意見に対し、小川市長は来月2日に市議会議員全員を対象に非公開で質疑の場を設ける方針を明らかにしたということです。
一部の会派は辞職勧告決議案の提出も検討していて、富田議長は「市長からの説明の後、なるべく近いうちに各会派の代表者会議を開いて意見を集め、方向性を集約していきたい」と述べました。
【各会派はから厳しい質問や意見が】
前橋市議会の各会派からは小川晶市長に対し厳しい質問や意見が寄せられました。
保守系の最大会派「前橋高志会」と第2会派の「前橋令明」は連名で、「市の政治倫理条例で『名誉と品位を損なうような一切の行為を慎む』とあるなか、市長の説明は明らかな説明不足で、この説明のみで市長を継続したいとするのは到底理解できない。責任を認め、厳しい意見を受け止め、速やかに自らの姿勢で決断を下すよう強く求める」と進退について考えを示すよう求めました。
日本共産党市議団は、公用車の移動記録などを示し、客観的に説明するよう求めたほか、市長自身の処分や進退を明らかにすべきだとしています。
また第三者委員会などを設置する考えがあるか質問しました。
公明党市議団は、市長の言動は市の政治倫理条例に反すると指摘したうえで、「市政を混乱させた立場として残り任期を全うする資格があるか」を問い、「納得できる回答がない限り、早期の辞職を強く要望する」と厳しい姿勢を示しました。
小川市長を支持するまえばし市民クラブは「会派としてはこれまでの市政を評価し、市長の説明を信じたい。任期を全うしてほしい」としたうえで、市民への説明責任や信頼回復など、市長続投への姿勢を問いました。
その他、1人会派の議員からも、進退をいつ表明するのかを問う声があがりました。