イオンのフードコートが大量閉店…〈ガラガラで、閉鎖状態も〉衰退する地方インフラの現状

 「フードコートはオワコン」なのか

フードコートの店舗撤退が密かに話題になっている。発端はSNSに投稿された一枚の写真だ。

フードコートの写真なのに店は一軒もなく、あるのは白い壁ばかり。その写真に「多くの店が撤退して、ついに最後の一店舗も撤退した。フードコートなのにフードがない」という旨の言葉が添えられている。

この投稿は大きな反響を呼び、リプライには「うちの近所のフードコートも同じ感じ」「フードコートですらやっていけないのか」などといったコメントが寄せられている。

こうした一連の流れを受けて「フードコートはオワコン」的な論調も出てきた。実際、本件を受けて専門家がフードコートの苦境について解説する記事もあるようだ。

写真は文中の店舗とは無関係(Photo by iStock)
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筆者は都市ジャーナリストとして、全国各地のショッピングモールやショッピングセンターを回っている。その中で、確かに、衰退しているフードコートを見かける機会も増えた。だから、この投稿を見て「確かになあ」とも思うし、それを見て「フードコートはもうダメ」といった論調にも頷けないことはない。

一方で思うのは、フードコート自体がオワコンというより、フードコートの二極化が進んでいる印象を持っている。衰退しているフードコートが目立つ一方、休日のみならず、平日でも多くの人で賑わうフードコードもあるのだ。

昨今のフードコート事情を、ショッピングモール・スーパーマーケットの動向も踏まえて考えてみたい。

投稿で話題になったのは「イオン」のフードコート

フードコートの二極化を考えていくうえで、フードコード店舗の閉店数のデータなどがあればいいのだが、残念ながらそのようなオープンデータはない。ならば、フードコードが入居することの多いショッピングセンター、ショッピングモールの動態などから類推するしかない。

まず、SNSで話題になったフードコートであるが、これは千葉県にある、とあるイオン店舗だとされている。

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