いすゞとトヨタ、燃料電池の路線バス開発 26年度から生産
いすゞ自動車とトヨタ自動車は29日、水素を燃料とする路線バスを共同で開発すると発表した。いすゞが2024年に発売した電気自動車(EV)バスの車両にトヨタの水素技術を搭載し、26年度から生産を始める。商用車で燃料電池(FC)の普及を狙う。
いすゞのEVバス「エルガEV」の車両をベースにする。トヨタは商用車向けに開発した水素タンクなどの燃料電池システムを提供する。
26年度からいすゞと日野自動車が折半出資するジェイ・バス(石川県小松市)の宇都宮工場で生産を始める。エルガEVと部品を共通化することでコストを削減する。
いすゞとトヨタは22年から日野自と3社でFCバスの開発を検討してきた。トヨタは18年に国内初の量産FCバス「SORA(ソラ)」を発売するなど商用車の水素利用で先行している。
いすゞはホンダとFCトラックを共同開発し、27年をめどに市場に投入する予定だ。FCV(燃料電池車)は水素を充塡する水素ステーションが必要になる。トラックやバスは走行ルートが決まっておりインフラを整備しやすいことから水素を利用する動きが進んでいる。