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知恵袋ユーザー

2024/5/10 9:38

44回答

"サイズ"と"ディスク上のサイズ"が大きく異なる原因は何が考えられますか? buffaloのNAS「LS210D」シリーズを使っているのですが 容量が足りなくなったので、各フォルダの使用量を調査をすると "サイズ"と"ディスク上のサイズ"が下記の通り大きく異なります。 サイズ:1GB ディスク上のサイズ:150GB こちらの原因は何か調べてもわからず、対処がわかりません。

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回答(4件)

LS210Dシリーズだと、NAS上で動作しているOSはlinuxで、linux上で動作しているファイル共有ソフトはsambaだと思われます。 NAS上のファイルのプロパティでファイルサイズ等を調べるとき、WindowsからSMBというプロトコルでNASのsambaにファイル情報を要求するようになっているのですが、Windows8.1以降のSMBプロトコルの処理がそれ以前と変わってしまったため、sambaが返すファイル情報として、非常に大きいクラスターサイズを返すようになってしまったのです。 私が使っているlinuxファイルサーバーのsambaだと、数百バイトのファイルであっても、Windowsから見た「ディスク上のサイズ」は1MBになってしまいます。ですが、実際にはlinuxファイルサーバー上では4KB単位で保存されていますので、それが原因でファイルサーバーがパンクすることはありません。 BuffaloのNASですので、NAS Navigator 2のようなユーティリティソフトを使い、NASの管理画面を開くことで、NASの本当のディスク使用量は分かります。そちらで正しい空き容量を確認されることをお勧めします。

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これは、記憶装置の仕組みから説明しないといけないのですが… 大雑把にわかりやすく言うと、記憶装置のマスの問題でそうなてしまいます。 パソコンでは、記憶領域を管理するのに「セクター」と呼ばれる最小単位を使って管理しています。このマスにデータを保管していきます。 1マスは4KBで、1つのマスに他のデータを入れる事は出来ません。 なので、例えば2KBのデータを保管しても4KBのマス1つを使ってしまいます。6KBだと2マスですね。どちらも余った空間には何も入れることが出来ません。 2KBのデータの場合、「サイズ」は「2KB」ですが、「ディスク上のサイズ」は4KBのマス1つを使ってるので「4KB」と表記されます。 ここですでに「2KB」の差が出来てます。 ほとんどのデータはきっちり4KBで割り切れることが無いと重いので、この「無駄な空間」がいっぱいできてしまいます。 そしてこれは「ファイル数が多ければ多いほど顕著に出てきます」。 これを少しでも軽減する方法もあります。 例えば、写真など。 大量に保管してると上記「無駄な空間」が「ファイル数ごと」に増えていきます。 2KBの画像を100枚保存した時。「サイズ」は2KBx100の「200KB」ですが、「ディスク上のサイズ」は4KBのマスを100個使ってるので4KBx100の「400KB」と倍のサイズになってしまいます。 これをzipなどの圧縮ソフトを使って1まとめにしてみましょう。 1つにすると細かい計算は省くとして2KBx100の「200KB」ですね。 200KBは「200KB÷4KB=50マス・余りなし」なので、「ディスク上のサイズ」も「200KB」です。たったこれだけで使用容量を半分にすることが出来ます。 このように、あまり使わないデータは圧縮して1ファイルにすることで「ディスク上のサイズ」を減らすことが出来ますよ。

原因の前に……御存知かも知れませんが、一応説明しておきます。 基本的にはファイルのサイズというのは、ファイル自体の大きさを表していて、ディスク上のサイズというのはファイルを収めるのにしようしたディスクの領域の大きさを示しています。 これはディスクの容量管理を細かくやってると労力に見合わないので、ある程度の容量ごとに区切って管理上の負担を軽くしているわけですね。 なので1KBのファイルでもディスク上のサイズは4KBになってることは普通にあります。 この容量の区切り方はディスクの容量やファイルシステムによって大きさが変わります。 ……というのが前提。 そして相手がNASの場合は「ファイルシステムが違う」ことが多いので、割とずれて見えたりするのも普通です。特にフォルダの容量であれば、細かいファイルが多ければ多いほどディスク上のサイズの乖離は大きくなります。 個別のファイルサイズやファイルの数次第ではあり得ない話ではないですし、正しく容量を消費している場合であれば対処方法などはありません。