平凡になりたかった俺と特別になりたかった君へ


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第8話


 

 

 

 

「…………エルヴィン。あの新兵は……」

 

「残念だ」

 

巨大樹の森の木の上から捕縛された女型の巨人を見下ろしながら話し合うのは人類最強……リヴァイ兵士長と調査兵団団長であるエルヴィン・スミスの2人だ。

 

「捕縛ポイントまでに現れなかった。右翼側が壊滅したという報告からも,そこでこの女型の巨人と交戦して死亡してしまった可能性が高いだろう」

 

「チッ……だから俺は新兵なんかにこの作戦を任せるのは反対だったんだ。」

 

「……そうだね。さっき巨大樹の森の入口辺りに配置していた班の女の子で頻りにアベルの事を気にしている子がいたよ。多分同期なんだろうね。」

 

ハンジが言う女の子は恐らくクリスタの事だろう。右翼側に配置されたと聞いたアベルが全く姿を現さないからだ。

 

「……私達ができることはその尊い犠牲を無駄にせずに今そこにいる裏切り者から可能な限り情報を引き出す事だけだ。」

 

「……そうだな。中で小便を漏らしてなきゃいいが…………」

 

人類最強の鋭い絶対零度の眼光が女型の巨人を捉えたーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ドゴンッ!!

 

 

 

立体機動の遠心力も利用して7m級の細身の巨人の横っ面を全力の回し蹴りで吹き飛ばす。すると吹っ飛んで行った方向にいた巨人共の群れを巻き込んで倒れたのを見て,しばらくあちら側の巨人は動けないと確信し,他の巨人どものうなじに標的を定める。

 

「……はぁ……はぁ……」

 

3匹……まずは1匹,アンカーを直接うなじに刺してそのまま特攻,無理やりそいつの命を狩りとった。

 

そして2匹目が背後から手を伸ばしてきてるのを感じて,その手を全力の蹴りで弾いたあと,奴の肩あたりに飛び乗り,ぐるりと全身を回転させ,立体機動の勢い無しの自身の筋力と勢いだけでうなじを切り裂いた。

 

…その流れで3匹目の足元辺りにアンカーを突き刺し,低空移動で懐に入り込み,そのままアンカーをリリース。直ぐにその巨人の頭辺りにアンカーを刺し直し…ガスを強く吹かして顎を下から拳でぶち上げた。そしてアホみてぇに上を向いた巨人に対しそのまま大きく弧を描いて,背後に回りうなじを削ぐ。

 

「……あと……少し……」

 

7m級を吹き飛ばして巻き込まれ,倒れていた残りの巨人の群れが丁度そのタイミングで起き上がった。

……あと……コイツらだけ……

 

 

 

「アアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァァァァッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

鮮血が舞い上がった……

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「…………アベル……」

 

「…………右翼側は壊滅したと聞いた。アベルのやつもそっちに配置されていたはずだ。言いたくねぇが恐らくーーー」

 

先程から頻りにアベルを気にしているクリスタに対して言いにくそうにしながらもジャンが現状もっとも可能性の高い死という言葉を伝えようとする。

何度も絶望的な状況を飄々と帰ってきたアベルだが…………

ジャン・キルシュタインはどこまでも現実を見ていた。

 

 

 

 

「生きてる」

 

「クリスタ……」

 

「死なないって言ったもん……これを着けてる限りは死なないって…………言ったもん

 

クリスタが左手首のブレスレットを抱え込むように胸にあてながら震える声で主張する。

 

「…………そうだなきっと生きてるはずだ。アイツは不思議な所が多いが,優秀な奴だからな。…………それよりクリスタ。お前もしかしてとは思うがまさかアベルの事がーーー」

 

「ライナー……やめなよ……」

 

こんな状況で不躾なことを聞こうとするライナーを窘めるアルミン。空気が読める男である。

 

 

 

 

「…………なんだ?何かが向かって来るぞ……?馬……?」

 

 

すると,近くにいた調査兵団の兵士が何かを見つけ,呟いた。それに釣られてその方向を見てみると……何やら馬が駆けてきている。

 

「…………誰だ?まさかまだ兵士が?」

 

その瞬間ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズバンッ!!!

 

 

 

 

 

 

馬から何者かが飛び降り超速の立体機動に移行したと思いきや,下にいた巨人の1匹のうなじが叩きつけられるように削がれた。……本当に立体機動装置で戦っているのか疑問に思うほどの分厚く,響くような重低音がなった。まるで巨人同士が戦っているかのような迫力だった。

 

 

 

 

「…………!な……なんだ?何者だ……!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃がさねぇぞ……くそ野郎……絶対に……俺の手でぶっ殺してやる……」

 

 

赤,朱,紅,赫……だれか分からない…否。人間かどうかすら分からない赫色の悪魔が,そこにはいた。蒸気と鮮血が何かのオーラかのように吹き出している赫色の怪物が…………

周囲の兵士たちが,明らかに巨人ではない別のナニカに対する恐怖から身を竦める中,たった1人その人物に対して明るい声を上げるものがいた。

 

 

 

 

 

「……アベル!!」

 

クリスタがその人物に対して嬉しそうな笑みを浮かべて声をあげるが,当の本人であるアベルは決起迫った表情でクリスタたちの元へ立体機動で迫ってくる。

 

「……誰でもいい!!ガスと刃を分けてくれ!!もう底がつく!」

 

「……お前…一体何が……」

 

「いいから早くしろ……!!殺さなきゃなんねぇ奴がいる!!」

 

「…………その血と蒸気……まさかこの障害物がない壁外で巨人を殺し続けて……」

 

「…………分かった俺のガスと刃を使え,何かあんだな」

 

「理解が早くて助かるぜ……ジャン」

 

ライナーやアルミンが困惑する中,誰よりも早く状況を考え,アベルの意図を汲んで刃とガスを分けるジャン。アベルはそれを受け取ると,クリスタの事など目に入っていないかのようにすぐに馬に乗って巨大樹の森へと突き進んでいった。

 

「…………全く。なにがあったんだ?あんな血気迫る表情でよ。心配してたクリスタに声をかけることも無く行きやがった。」

 

「いいの。生きてたって分かっただけで……」

 

ライナーが肩を竦めて吐き捨てるが,クリスタは特に気にした様子はなくどちらかというと安堵の溜息をはいていた。

 

「…………まさかアイツも交戦したのか…」

 

「……例の……女型の巨人……のことだよね?ジャン」

 

「……あぁ…俺らが3人でギリギリ生き残った中,アイツは単独で生きてここまで来たのか……?はっ……つくづく頼もしい限りだぜ」

 

「……あの様子じゃだいぶ巨人も殺してそうだけど…どうやってこの壁外で戦ったんだろう……?」

 

「まぁ俺らが考えた所で分かることなんてないだろうぜ……あの女好き野郎は毎度毎度大量の巨人に好かれて言い寄られてるが,いつも平然と生きて帰ってきやがる。俺らとは力量が違ぇよ。……女だけじゃなくて巨人もお手の物ってわけか」

 

「……あはは…笑えない冗談だね……」

 

やれやれ……と語るジャンとアルミンはアベルの生存力の高さに苦笑いを浮かべながらも,頼もしい仲間の無事に一安心したのだった……

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

きゃああああああッ!!

 

 

 

「チッ……またあの叫び声か……って事は捕縛自体は成功してるらしいな……」

 

巨大樹の森を捕縛ポイントに向かって駆けている最中,俺は再びクソ女巨人の忌々しい叫び声が耳に入った。

それで俺は捕縛が成功したのだと察するが……恐らく俺だけが知っている奴の能力……叫びの巨人を引き寄せる力を考えれば,あの女巨人は逃げるつもりだ。

 

「…………捕縛ポイントに直接向かっても何にもなんねーな。恐らくそのまま大量の巨人どもに紛れて逃げられるだろう。」

 

 

 

 

 

ーーー…………先に奴が逃げそうな位置に向かうか……?これは俺だけが知っている奴の力,俺だけが最速で奴に対抗策を打てる。

 

 

 

 

「第一奴は俺が死んだと思ってるだろうしな……やられっぱなしじゃ黙ってらねぇ……絶対に中身を剥き出しにさせてやる。」

 

 

 

 

 

ーーーよし

 

 

 

 

 

俺はそう決めると,団長から聞いていた捕縛ポイントではなく,先に奴の逃げそうなルートへと向かうことにし,馬を駆け巡らせるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「……あ……あぁ……」

 

グンタさんが死んだ……エルドさんが死んだ……

突然現れた裏切り者に精鋭だったリヴァイ班の先輩たちは皆次々と殺されていく……そして今も……

俺が……俺が巨人化して戦うべきだったんだ……!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なんでよ……!!」

 

ペトラ・ラルはたった今深い絶望と恐怖に苛まれていた。理由は単純,追い詰めていたはずの女型の巨人が何故か仲間の1人を噛み殺し,そして次の標的は……と今にも自分を殺そうと目の前に絶望の象徴として迫ってきているからだ。

 

ーーー片目だけを集中して再生させた……

 

だからエルドを噛み殺せたんだ。……そして今から私も…

 

 

 

「……ペトラ……!!早く体勢を直せ!!」

 

 

 

無理よ……間に合わない。

 

 

 

 

 

 

「……あ……うわぁぁぁッ!!」

 

エレン……貴方を最後まで守れなくて……役目を果たせなくてごめんなさい……

 

 

 

 

 

 

 

あぁ……

 

 

 

ーーーリヴァイ……兵長

 

 

 

 

私の憧れの人。ようやく彼の班で活躍できるようになったと思ったのに。

……ごめんなさい。リヴァイ兵長。私は…

 

 

 

 

 

まるでスローモーションのように視界がゆっくりになる。死の間際は確かそうなるっていうのを聞いたことがあるけど……ほんとだったんだな……と他人事のように思った。

 

こんなに心の底から怯えたのは,初陣以来だったけ……そんな在りし日の憧憬が頭に過ぎると共に,私の視界が女型の巨人の死の鉄槌だと思える蹴り足でいっぱいになると…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グチャッ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なに……!?誰だ!?」

 

「……お……お前……!!」

 

オルオとエレンの驚いた声が聞こえた。……あれ生きてる……?なんで……あ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………兵長」

 

目の前でその女型の巨人の脚を削ぎ落とした誰かを見て,私はそう一言呟くと同時に安堵か緊張か恐怖か……全身の力が抜けてそのまま意識を失った。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

「………………俺はあんなチビじゃねぇけど」

 

おっと……怒られちまうな。あの人を怒らせたら本気で殺されそうだ。まぁ……誰だっけ……えーと確かラルさんだったか?を何とか間一髪助けれたらしい。

 

……意識は失っちまったっぽいがな。というかあれ,漏らして……いや女性にそういうことを言うべきじゃねぇな。

 

 

 

「…………よう!久しぶりだな!」

 

「…………」

 

「おいおい黙りか……?それとも固まっちまうほど何かに驚いてんのか……?」

 

さて……と。冗談はこれくらいにして,ようやく見つけた訳だ。これで第2回戦ができるなぁ……

 

「……ははっ!お前を殺すために死んでも死にきれなくて地獄から這い上がってきちまったよ……」

 

「…………っ……」

 

「なんだ怯えてんのか……?絶対に死んだと思った存在が目の前に現れてよ。安心しろ,お前が何人殺したかは知らねーが地獄から戻ってきたのは俺だけだ。」

 

 

 

 

ーーーさぁ……

 

 

 

 

 

「てめぇも冥土に送ってやるよ……………………クソビッチ…中身の性別がその巨人と一緒なのかは知らねーが精々地獄で殺した兵士どもの慰み者にされるんだな。……クソ女巨人」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

「片足は今削いだばっかで使えねーはずだろ?今がチャンスって訳だ……!!」

 

「…………おい待て!お前確か新兵だろ!ペトラを助けたことは褒めるが急いでエレンを連れて逃げろ!!」

 

「……逃げろ?そんな馬鹿な事を。俺はコイツを殺すために,地獄から必死に足掻いてここまで来たんですよ。第一これは俺の任務です」

 

「何を言ってんだ!!ここは俺が殿になる!!無駄死にする必要はねぇ!!」

 

「…………勇敢ですね先輩。けど任務ってのは本当ですよ。先輩知らなかったでしょ?あの捕縛作戦。それを俺は知っていた……ここまで言えばわかるでしょう」

 

「……!!お前まさか団長から」

 

いや話してる場合じゃねぇな。再生される前にさっさと奴を殺し切る。捕縛作戦が失敗した以上奴をこの場で引きづり出す。

 

「……フッ!!」

 

俺がまずは右腕を破壊しようと,周りの木々に細かくアンカーのリリースを繰り返し,直線的にならないような軌道で肉薄するが,奴はそれを見て大きく一帯を吹き飛ばすように反対側の腕で薙ぎ払った。……だが甘いな

 

 

 

 

ブシュ!!

 

 

 

「おいおい……てめぇ分かってんのか?あの時の壁外とは違う……ここは巨大樹の森だぞ?立体機動を使うには最適すぎる地形だ。」

 

「……!!」

 

「…………立場逆転だな。クソ野郎。ここならてめぇを切り刻む手段は無限にあるぜ」

 

俺は雑に薙ぎ払った左腕に対して体をうねりながら軽々避けると,その体のうねりによる回転を更にガスの噴射で勢いづけてその左腕の筋を思いっきり削ぎ落とした。それを起点とし,今度こそ殺し切る為に奴の体を滅茶苦茶に削ぎ続ける。

 

 

 

 

 

ーーーさて。いつ頃使うかな……あの硬化能力。四肢のどっか直接狙えば使ってくれるか?

 

 

 

 

「……さぁ……!!脚1本,腕1本削いだなら……次はもう1回脚かな……!!」

 

あえて直球に脚付近にアンカーを刺し,奴のアキレス腱を切り落とそうと狙う。俺のパワーを知ってるコイツは避けようと動いて多少軸がズレても確実に削ぎ落とされると分かってるだろう。……すると

 

 

 

 

「……よっ!!と」

 

「……!!」

 

「待ってたぜ……!!その硬化」

 

ずっと考えていた,奴の硬化能力の攻略法を。それで俺は思った。あの硬化が無制限に使えるなら基本的にずっと四肢やうなじを固めとけばいいはずだ。……それをしないということは何か制限があるということ。そしてそれの1つとして恐らく部分的な硬化しかすることは出来ない。

 

 

そしてたった今俺は奴の脚を狙うフリをし,奴はそれを見て脚に硬化を使った。だから俺は斬ろうとした勢いのまま奴の足首の硬化部分付近に近づくと体を畝り,急激に逆方向へ強くガスを吹かし,その勢いを殺した。そしてそのままそこを足場として思いっきり上に跳ねた。

 

 

 

 

 

 

ーーーそう俺の狙いは……

 

 

 

 

 

 

「テメェのうなじを守るもう一本の腕だ!!能無し野郎ッ!!」

 

ザンッ!!

 

 

 

 

 

ーーーよし。これで両腕をしばらく使えない……あとはうなじをどう攻略するか…………

 

 

 

 

「よくやった……新兵……」

 

「……!!」

 

 

……馬鹿が!!いやあの人は知らねーんだ!!

 

 

「待て!!奴はうなじを……!!」

 

「死ねッ!!!」

 

 

 

パキンッ!!

 

 

「……!?!?何故だ……刃が通らねぇ……」

 

「チッ!!はあぁぁぁぁッ!!」

 

女巨人が,硬化能力を知らず刃を砕け散らせて無防備になったボザドさんを見て,両腕と片足がまだ使えないからか噛み殺そうと頭を振りかぶった。

それを見て俺は,体勢を崩すために思い切り,奴の脇っぱら辺りに立体機動の勢いも乗せた全力の回し蹴りを叩き込んだ。

 

 

 

バゴォォンッ!!!

 

 

「……!?」

 

 

 

ーーーチッ……この化け物男…本当嫌になるよ……!!

 

 

 

 

 

 

 

ブチッ!!

 

 

 

 

「……ぐぅぅぅぅッ!!」

 

女型の体勢は少しグラりと揺れて崩れたが,やはり完全に崩すには至らずボザドさんの片腕が噛みちぎられた。だが致命傷は避けられたみてぇだな。……つうか脚痛って……さすがに硬ぇなこの女型の巨人。

 

 

 

「……おい!!エレン!!」

 

「……!ア……アベル……」

 

「そこで見てねぇで巨人化して一緒に戦ってもらうぞ!」

 

「……!」

 

「先輩達はもう誰も戦えねぇ!この場で戦えんのは俺とお前だけだ。そして見てりゃ分かると思うがコイツの硬化能力はブレードじゃどうしようもない!!」

 

「……あ……あぁ!」

 

「それに……テメェは散々仲間を殺されといて大人しく黙ってられるタチじゃねぇだろ。思い知らせてやれよ……人類の怒りをな。」

 

「…………そうだな!!!!」

 

その瞬間。何やら覚悟を決めて,凄まじい勢いで俺の近くに来たエレンが手を噛みちぎったその刹那,俺のすぐ後ろで轟々しい落雷のような音と荒々しい風圧と共に猛々しい怒りを模様したような叫び声が聞こえてきた。

 

 

 

 

ーーーちょ……危ねッ!!

 

 

 

 

「おいエレン!!てめぇ興奮して巨人化すんのはいいがもうちょい離れてやれ!!てめぇらデカブツ2匹と違って簡単に吹き飛ばされかねねぇんだよ!!俺はッ!!」

 

 

「……ぐぅぅ…………」

 

ごめん……とでも言いたげなエレンがこちらを唸りながら見てくる。こう見ると本当に人間が巨人になれんだな。こうやってコミュニケーション取れる巨人なんて何か気持ちわりぃ感じだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

……そんなこんなで締まらない形だが,恐らく今のところ人類史上初であろう人間と巨人が共闘しての戦闘が始まるのだったーーーーーー

 

 

 

 






あとがき



〇アベルくんが死んだと思っている団長と兵長
→作戦通りなら捕縛ポイントに来るはずのアベルくんが来ない且つ右翼がほぼ壊滅したことを聞いて,殺されたのだと認識した。




〇アベルくんを心配するクリスタ
→約束を信じて生きているはずだと祈っていた。そして実際生き残ってたようで安心。ちなみに近くにいたゴリラはクリスタのその心配が恋なのかどうかの心配の方が強かった。




〇生き残ったアベルくん
→特に何か覚醒イベントとかはなく,普通に実力で巨人殺して生き残ってきた。まぁ女型に対して生身で全力の蹴りをあてて怯ませるくらいだから……


〇捕縛ポイントに向かわないアベルくん
→叫びの効果を先持って知ってたため,これからどうなるかを察して先に女型が逃げると思われる方向へ向かった。(実際の女型はエレン攫いに行っただけだけど)




〇ペトラ,オルオ生存ルート
→アベルくんが何とか間一髪助けれた。エルドとグンタはご冥福をお祈りします。ただオルオは片腕欠損があるからこれから戦力になるかは分からないし,ペトラも今回の経験をもってまでも兵士を続けるかは微妙。







〇「俺はあんなチビじゃねぇ」
→ペトラの自身を兵長だと勘違いして呟いた一言に対してのアベルの反応。多分兵長が仮に聞いてても怒らなそうだけど密かに傷つくと思う。
???「このチビオヤジーー!!」









〇女型の巨人VSアベルくん2回戦目
→??「なんだよもぉぉぉまたかよぉぉぉッ!!」






〇どこまでも自身を殺しに追ってくるアベルくんを見た女型さん
→??「……コイツ全然死なないし,生身の蹴りでこっちの身体平気で揺らしてくるし,しつこいし,怖いし……もうヤダ……」





〇女型に対して口が悪すぎるアベルくん
→大量の巨人置き土産にされて逃げられた怒りがあるから仕方ないけど……中身が誰か知らないからしょうがないね。






〇エレンに殺されかけたアベルくん
→アベルくんの言葉と自身が頼られてる状況と今までの怒りでこの共闘という展開に熱くなって思いっきりアベルくんの近くで巨人化した。尚,アベルくんは結構本気でキレた。


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