一目ぼれでお迎えしたハリネズミ→1週間後、不思議な鳴き声…… 見に行くと「まってまってまって!」「これは焦る」
一目ぼれしてお迎えしたハリネズミが1週間後に起こした“とんでもない事件”が「本当にビックリした」「これは焦る」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で8万6000回以上再生されています。※ハリネズミの幼体と死骸が登場するので苦手な人はご注意ください 【画像】まさかの光景 動画を投稿したのは、フクロモモンガをはじめとしたさまざまな動物との暮らしを発信しているYouTubeチャンネル「小動物のこね屋」のこね屋さん。「小動物をこねて寝かせ、慣らすことが得意」なのだそうで、過去にはいつの間にか自宅で爆誕していた子グマっぽい動物を育てる様子や、傷ついたリチャードソンジリスをお迎えして愛情を注ぐ様子が話題になりました。 今回は、一目ぼれしてお迎えしたハリネズミの「めかぶ」ちゃんが登場します。お迎えして1週間後に“とんでもない事件”を起こしたというのですが、いったい何が……? ある日の朝4時半、こね屋さんは不思議な鳴き声に気付きました。慌てて撮影を始めたようで、めかぶちゃんの住むケージの様子を捉えた動画には「えっ、えっ、えっ、ウソでしょ? 子ども産まれてるんだけど!」という声が入っています。どうやらめかぶちゃんは妊娠していて、この朝に出産したようです。もちろん、こね屋さんは妊娠の事実を知りませんでした。 めかぶちゃんのそばには小さな生き物らしき“かたまり”が3つありますが、動いているのはそのうち1つだけです。こね屋さんは「どうしよう」と動揺しつつ、お空に旅立った2匹を回収しました。 その後、ケージの中にさらに小さいケージを配置して“子育て部屋”にします。そこへめかぶちゃんを入れ、おっぱいを吸わせてくれることを祈って、そのおなかの下に生きている赤ちゃんを置きました。めかぶちゃんは育児放棄気味のようなので、常に子どもと一緒にいさせて意識させる作戦です。 こね屋さんによると、お空に旅立った2匹は胎内で体を包んでいた羊膜が産まれた後に破れず、窒息してしまったと考えられるそうです。一方、生き残った1匹については、めかぶちゃんが育児しようとしないので、こね屋さんが人工保育することになりました。 最初に気付いてから12時間ほどが経過したころ、赤ちゃんをケージから取り出すと背中にはトゲトゲがあって小さいながら勇ましい印象です。しかし、そこ以外はまだまだ頼りない見た目をしています。 また、赤ちゃんにはスポイトでミルクを与え、綿棒で刺激して排せつを促しました。「せっかく生まれたんだからさ、頑張って育ててやりたいけどさ、私も初めてだよね。ハリネズミの人工保育は」と、こね屋さんは戸惑いを隠せません。実は、ちょうどモモンガの人工保育を終えたところなのだそうです。 育児をしないめかぶちゃんと一緒のケージに入れておくか迷ったそうですが、赤ちゃんはお母さんに寄り添って寝ようとするので、とりあえず同じところに置いておくことにしました。 しかし、一緒のケージに入れてもめかぶちゃんは赤ちゃんに無関心な様子。それでも攻撃することはしないので、もう1日様子を見てみることにします。 なお、購入した店舗のスタッフに出産の事実を伝えたところ、とても驚いていたとのこと。タイから輸入されるときのコンテナの中で妊娠につながる出来事があったのではないかと話していたそうです。 この動画のコメント欄には「まってまってまって!」「これは動揺しますね」「本当に驚きましたね。思わず、何度も見てしまいました」「もーーびっくりとしか言えないですね。ナニコレってなっちゃいますよ」「どうか元気に育ってくれますように……」「これは大変」「とにかく頑張れ~」「なんとか生きてほしい」「こね屋さん、深い深い愛情に脱帽です」といった声が寄せられています YouTubeチャンネル「小動物のこね屋」では、この赤ちゃんの人工保育の続報の他、こね屋さんが小動物をこねる様子や、一緒に暮らしている動物たちの様子などが公開中です。 動画提供:YouTubeチャンネル「小動物のこね屋」
五月アメボシ