2025年8月28日に発売された学園物RPG「
ヴァレット」。
そのプレイを開始したのでまずは初見での感想を語っていこうと思う。
以降ネタバレがなんかもあるのでご注意ください。
「
ヴァレット」をプレイした初回感想を語っていこうと思います。
今後ストーリーの感想も随時あげていこうと思っていますが、
8章からは配信や掲載禁止となっているのでそこまでとクリア後のネタバレ無しの感想を挙げる程度になりそうです。
モナークも
ヴァレットも学園物で日常を進めつつ、発生する怪異に学生たちが立ち向かうという
コンセプトや全体的に白っぽいカラーイメージがあるのは共通している。
ただ私もモナークをプレイしてクリアしているはずだが全く記憶にない。
うっすらとは覚えているがどういう話だったのかまるで覚えていないのだw
学園物で主人公達学生が特異な力に目覚めて怪異と戦うというのはがっつりペルソナを意識した作りだと言えるし、
会話の選択肢で精神的パラメータが変化したり、ストーリーが分岐したり、
戦闘もターン制バトルということや、主人公が喋らないし高校2年の転校生でグループでリーダーになるところ
まで全部ひっくるめてペルソナと同じ構成だと言える。
現在プレイ時間は7時間ほど。シナリオ的には2章が終わった辺りまで進めているが、
コンセプト的にはペルソナっぽいが、クオリティは大きくペルソナには劣ると言える。
ゲームとしては良作なので悪く言うつもりはないのだが、このジャンルに置いてペルソナが偉大過ぎて、
似たようなゲームはどうしてもアトラスの大作と比較されてしまうのは否めない。
戦闘はタイムラインコマンドバトル。
敵は基本的に視認出来て(サーチしないと見えない敵もいるが)、主人公とぶつかると戦闘空間で戦闘開始。
主人公側は3人が戦闘に参戦し、タイムラインに沿って敵と味方が行動をすることになります。
インタラプトというスキルを使って行動順を上げたり、同時の行動順だった場合は共鳴スキルが発動したり、
ブレイクしたりされたりすることで行動を飛ばされたりという展開があります。
1日の行動も授業中、昼休み、放課後、夜というスケジュールはあるのだが、
ペルソナほど授業中や夜にイベントは入らないというか現時点で放課後以外には何も起こらない。
固定のシナリオがある場合は放課後の生活相談室の活動以外は何も出来ないし、
学園の外に自由に出ることなども出来ない。
学校内のマップもかなり限定的で各科のフロアも中庭と廊下のみで教室には入れないし階層もない。
生活相談室の活動も今のところシナリオにほとんど絡まないし、この活動になんの意味があるのか分かりづらい。
仲間との交流に関しても放課後に一緒に帰宅する時しかなく、主人公の行動にはほとんど自由がない。
一応シナリオ中のセリフの選択肢などでシナリオが変化することがあるようなのだが、
行動に自由がない分、多角的な話の広がり方はほとんどない。
RPGとはいうものの戦闘マップも日常マップも限定的で一本道ということもあり、
どちらかというとアドベンチャーゲームに近いかもしれない。
モナークの時はもう少しマップが広かったし、いろいろ動けた記憶があるのだが、
それと比較してもかなりコストが抑えられた作品だなという印象だ。
戦闘にも不満がある。
一緒に戦闘に参加できるのは3名までなのだが、今のところ戦闘中にバックアッパーと交代が出来ない。
またバックアッパーのメンバーには経験値が入らないため、主力とレベルが開いていってしまう。
そのためシナリオ戦闘では主力を出しつつ、生活相談室の活動で野良グリッチで戦う時は
バックアッパーを育成するなどの対応に迫られる。
しかし現時点では自由戦闘出来る場所もないためレベル上げといったことも出来ない。
主人公の見た目も正直気に入らない。
見た目が中性的でほとんど女性にしか見えないのだが、これで男性という設定で、
こんな見た目で仲間が彼をリーダーとしてついていこうと思える外見とは正直思えない。
これが今後のシナリオで実は女性だったとかがあるならそれはそれでもかまわないが、
はっきり言って主人公っぽさを感じられない。
昨今の世相を反映しているのかもしれないが、もう少しリーダーシップがあるデザインにしてほしかった。
3Dモデルもあまり出来がいいものではない。
主人公周りはまだマシだが、モブに近いキャラは台詞の横に出てくる1枚絵のデザインと
3Dデザインが別人レベルで違うものが目立つ。
さすがにもう少し寄せるなり、作り直すなり出来なかったものだろうか。
URE5などでゲームが制作される時代にここまでモデルに差があるのは致命的に見える。
シナリオもご都合主義で進んでいくため、主人公がいきなり生活相談室の室長代行にされてしまったり、
出会ったばかりのクラスメイトが何の根拠もなく主人公と一緒に行動したり
主人公が夢の中の人物から促されて目覚めた能力が周りの仲間もあっさり使えるようになったり、
登場人物全員が異世界に対して抵抗感が少なかったりと本来なら丁寧にシナリオで解決するはずの部分を
豪快に端折ってご都合主義でポンポン話が進んでいってしまう。
まぁテンポが良いおかげでサクサク進めるため、上記の違和感を無視してライトな感覚で
プレイする分には最適のゲームだと言えるだろう。
前回ライドウは最初のイベントでつまらなくてリタイアしたが、
ヴァレットはまだ続けているのを考えると
面白いとは言えないがつまらなくはないという感じだ。
のめり込むほどのシナリオの力は全く感じないので、今後どう展開するかは楽しみでもある。
8章以降を配信禁止としている以上は、後半は驚きの展開があるはずだと期待する。
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