ソフトウェアエンジニア / 杉原 碧志
こだわりを持ってモノづくりができる、日々の仕事にある喜び。
こだわりを持ってモノづくりができる、日々の仕事にある喜び。
撮影場所:WeWork 日比谷FORT TOWER
ソフトウェアエンジニア 杉原 碧志
ex-ビズリーチ/Goodpatch
2009年、明治大学商学部卒業。2015年、株式会社グッドパッチ入社。エンジニア職に従事。ProductDivマネージャーを務める。2018年、株式会社ビズリーチ入社。エンジニア職に従事。HRMOSのフロントエンド開発をリードした。2021年、株式会社ナレッジワーク入社。エンジニア職に従事。フロントエンドグループマネージャーを務める。
自分に合った選択によって道を拓く
クリスマスプレゼントにサンタにプラモデルがほしいと言うような子どもで、手を動かして何かをつくることが昔から好きでした。高校時代にはバンドを組んで、ギターを弾いて音楽をつくることにも夢中になっていました。
学校の勉強はずっと文系で、法律や英語などを仕事にすると思っていたのですが、就職活動が始まるころに、本当はどんな仕事が自分に向いているんだろう、と考えるようになりました。その時に頭に浮かんだのは、ITでした。パソコンをいじるのも好きで、IT業界であれば、これから進化することはあっても退化することはない。当時は、WindowsのOSが度々アップデートされ、それがいつもニュースになっているような時代でした。IT企業の説明会でプログラミングを体験して、「これはおもしろいぞ」と確信した時からエンジニアになりたいと思って、IT系に絞って就職活動をしました。
新卒で独立系の大手SIerに就職しました。ベンチャーIT企業の選考にも参加したのですが、社員の方が「仕事が面白くて、日付が変わるまで働いて朝早く出社」みたいな話をしていました。情熱的なところも魅力的だし、包み隠さず正直に伝えてくれることにも好感を持ったのですが、自分には合わないと思いました。未経験な自分は、研修もしっかりしていて、地味だけれど手堅い仕事からスタートした方がいい。無理せずに自分に合った道を選ぼうと思いました。
入社をして1ヶ月間の研修の後、家からも近い横浜の部署に配属されました。今思えばとても運がよかったのは、その部署は会社の中でも当時最新の技術に触れられる部署だったことです。JavaだけでなくRubyを採用していたり、当時からスクラム開発をしたり、クラウドを視野にいれた設計などにも携わることができました。この時に培った技術が今も自分の根底にあると思います。自分に合った選択をしてよかったと、今でも思います。
大手SIerからベンチャー、そしてメガベンチャーへ
約6年、新卒で入社をしたSIerで働いたのですが、転職をすることにしました。いろいろな理由がありますが、率直に言えば「物足りなくなった」ということが一番の理由です。当時の自分の仕事環境では、自分がつくったものがどんな風に活用されているのか、なかなか見えづらい状況でした。また、社内で昇格をしていくには試験を受ける必要があり、実績や成果よりも年齢や経験が優先されているような雰囲気にも、もどかしさを感じていました。
逆に、社外にはおもしろいweb系ベンチャー企業が続々と誕生していて、就職活動時代の自分では「合わない」と思っていましたが、ひと通りの基礎が身に付いたタイミングでは、「挑戦したい」という思いが芽生えていました。興味を持って外の世界を見るようになって、出会ったのがグッドパッチという会社でした。当時、IT業界の中ではGunosyのUI全面リニューアルが話題になっており、それを手掛けたのがグッドパッチでした。自分自身がずっとUI系の仕事をしていたこともあり、その領域における最先端をいくグッドパッチで新たな挑戦をしたいと思い転職しました。
グッドパッチでは、自社プロダクトの開発を担当しました。最初の1年間はがりがりとコードを書いていたのですが、その後にマネージャーの役割も担うことになりました。SIerでは40代にならないと経験できないことだったので、自分にはまだ早いとも思ったのですが、30歳で経験できたことが自分のキャリアの財産になっています。
同世代で感性の近い仲間が集まり、遊ぶように夢中になりながら仕事をしている感覚は、とても新鮮でした。この時に、後にナレッジワークの創業メンバーとなるグッドパッチ時代の同僚や吉田さんと出会っています。優秀なエンジニア・デザイナーと一緒に、濃い時間を過ごすことができました。
グッドパッチでのプロダクト開発を3年間行なったタイミングで、今度はビズリーチに転職しました。グッドパッチでのプロダクト開発も非常におもしろかったのですが、3年間ずっと同じプロダクトだったこともあり、他のプロダクトにも携わってみたいと思うようになっていました。複数のプロダクトに関われる環境を求めて、今度はメガベンチャーに転職しました。
35項目で比較して、選んだナレッジワーク
ビズリーチでは、入社前の期待どおり、様々なプロダクトや機能の開発に携わることができました。組織マネジメントという役割ではなく、フロントエンドのリードエンジニア的な役割で、様々なプロジェクトマネジメントを経験することができました。ちょうどその頃ナレッジワークが立ち上がり、その時初めて元グッドパッチの同僚で創業メンバーの方に声をかけられて「こんな会社をつくるんです」という話を聞きました。
今思えばあの時から、少し誘ってくれていたのだと思うのですが、当時は担当プロジェクトも佳境で、プライベートでも子どもが生まれたばかりだったこともあり、転職には全く興味がありませんでした。ただ、その後吉田さんもナレッジワークに入社して、改めて3人で会った時に、心が動き始めました。創業間もないのに、すでにプロダクトのデモが出来上がっていて、UIのレベルも非常に高い。出来上がったばかりのスタートアップなのに、会社の仕組みもすごく整っている。シンプルに、「すごいぞ、この会社」と感じました。
ただ、自分の場合はナレッジワークに共感してすぐに入社、とはなりませんでした。これまでの人生を振り返ると、自分が心の底から達成したいことや野望を持ってその実現のために働いてきた、というタイプではありません。誰かの「何かを実現したい」という熱意や志に対して、それに自分が貢献できるのか、そこで楽しく働けるのか、ということを大切にしてきたようなタイプでした。
ビズリーチに残るか、ナレッジワークに行くか、ナレッジワークではない別のベンチャーに行くか。その3つの選択肢について、きちんと自分なりの評価をして、意思決定しようと思いました。自分が組織で働く上で重要だと思う項目を列挙し、重要な項目に傾斜をかけ、評価点数をいれて比較をしました。「事業の社会的意義」や「経営層との距離」といった項目から「自分にとってコンフォートゾーンではなくラーニングゾーンか」「ボトムアップの提案が実現できる組織か」といった項目、「社会保険」や「有給消化」といった項目まで、ピックアップすると全部で35個ほどの項目でした。4社目を選ぶ自分にとって、とても重要なプロセスだったと思います。できるだけフラットに、冷静に。その上で、もっとも総合的な点数の高かったナレッジワークに転職することを決めました。
高い基準でモノづくりをできる喜び
35項目で評価をしたとしても、やっぱり入社してみないとわからないことはたくさんあって、その中でも想像以上だったことが2つあります。1つは、新規プロダクト開発。入社した時は、単一プロダクトでしたが、今は10個以上のプロダクト開発計画があり、その1つを自分は担当しています。こんなに早く、そして多く、プロダクト開発が進むとは想像していませんでした。自分が今担当している「ワーク」の領域は、正直言ってまだまだ道半ばです。ただ、いいものがつくれた時、世の中の「仕事」に与えるインパクトは非常に大きい。そんなプロダクト開発ができていることが、とてもやりがいに繋がっています。
もう1つは、会社の文化。ナレッジワークのスタイルの中で自分はCraftsmanshipが好きなのですが、「こだわってモノづくりをする」という価値観が共有されていることが、自分にとって非常に重要だと実感しています。これまで経験してきたどの会社でも、開発を進める中で意見がぶつかることがありました。その時に、「どの基準でモノづくりをするか」ということがとても重要で、「この程度でいいんじゃない?」という人たちとは、やっぱりいいものがつくれないと思っています。ナレッジワークは、一人ひとりがこだわりを持って仕事に臨んでいるので、それが自分にとって、とてもいい刺激になっています。
こだわりを持った仲間と一緒に夢中で取り組めること、自分たちのつくるものが社会を変える可能性を持っていると確かに感じられること、そして安心して働けること。自分にとって大事なことが、ナレッジワークにはちゃんとあります。だからこそ、ちゃんと貢献したい。そんな思いで、僕はここで働いています。
撮影場所:WeWork 日比谷FORT TOWER
インタビュー・記事制作:林慎一(株式会社まなざす)
写真:石橋雅人(Studio Function)
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