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BLOG in Atelier.Minami

ゲーム攻略、読書感想文など。

【読書感想文】涼宮ハルヒの消失

2007年03月10日 02時59分48秒 | 読書感想文
少し日があいたがこの第4弾は今までで一番面白かった。

『涼宮ハルヒの消失』




ストーリー:
12月の中旬、ハルヒはSOS団でクリスマスパーティーをやると発表した。例によって団員の有無は問われない。
いつものようにうんざりするキョンだったが、その翌日――12月18日。登校するとなんだか周りの生徒と自分の認識が違うことに違和感を感じた。教室ではなぜか自分の後ろの席がハルヒではなく、消えたはずの朝倉涼子だった。そして涼宮ハルヒという生徒はこの学校にはいないという。
驚くキョンは他の団員を確認しに行った。が、文芸部の部室はSOS団に占拠される前の状態で、長門が一人読書をしていた。しかも宇宙人ではなかった。みくると鶴屋もキョンとは面識を持っておらず、古泉に至っては所属していた1年9組の教室ごと無くなっていた。
翌日、文芸部の部室で、元の世界の長門からのメッセージを見つけたキョン。
『プログラム起動条件・鍵をそろえよ。最終期限二日後』
このメッセージだけを頼りにどうにか、というか偶然鍵を揃えたキョンは別の時間に移動した…。


感想:
全部ストーリーを書きたいが、一応ネタバレは書かなかった。とにかくこの巻は面白かった。そして今までのシリーズの伏線に驚いた。
ストーリーにも書いたとおり、この巻ではキョンが元の世界に戻るまでの奮闘が描かれているので、まるで映画でも見ているようなスリルとテンポのいい場面転換が続く。で、元の世界への戻り方が過去のシリーズと絡んでいてうまいなぁと感心する。また、キョンが飛ばされた別世界を作った犯人というのも意外なのだが、それがわかると今までの謎も色々解決したりする。
実は2巻『溜息』、3巻『退屈』でちょっと面白くなくなってきたなぁと思ってたのだが、この4巻『消失』でやっぱりこのシリーズを読み続けてよかったと素直に思ってしまった。

【読書感想文】涼宮ハルヒの退屈

2007年03月07日 02時53分11秒 | 読書感想文
3日連続で涼宮ハルヒシリーズ・・・。第3弾は短編集。

『涼宮ハルヒの退屈』
作者:谷川流



ストーリー:
【涼宮ハルヒの退屈】
1学期の期末試験が終わったある日、ハルヒはSOS団で草野球大会に出場すると言い出した。もちろんただの退屈しのぎだ。谷口、国木田、鶴屋、キョンの妹を加えた9人で出場した草野球大会だったが初戦でいきなり優勝候補とぶつかってしまう。しかも3回ですでにコールドゲームぎりぎりまで追い込まれる。
ハルヒのストレスが例の閉鎖空間を生み出してしまい・・・。

【笹の葉ラプソディ】
七夕の日に笹の葉に願い事を書いた短冊をつるそうとハルヒが言い出した。適当につきあうキョンたち。その日の部活後、みくるがキョンに話があるという。なんと一緒に3年前にタイムスリップしてほしいというのだ。そして3年前の世界でキョンはハルヒに出会う・・・。

【ミステリックサイン】
ある日ハルヒがSOS団のエンブレムを作成した。言われるままにそれをSOS団のサイトにアップするキョン。
そこにみくるが2年生の女子生徒・喜緑江美里を連れてきた。以前にキョンが悩み相談を受け付けると書いたSOS団のポスターを見て彼女は訪れたのだった。その江美里の悩みとは失踪した彼氏を探してほしいと内容であり、彼氏とは隣のパソコン部の部長であった・・・。

【孤島症候群】
夏休みを迎えたSOS団はハルヒの思いつきで合宿へ向かうことになった。向かう先は古泉の親戚がオーナーをしている孤島の別荘。必ずそこで事件が起こると確信しているハルヒは行く前から名探偵きどり。
別荘ではオーナーの多丸圭一とその弟の裕、そして執事の新川とメイドの森がSOS団を出迎えてくれた。
合宿2日目、台風が直撃し、まさにハルヒが望む外界と断絶された孤島となった。そして3日目の朝、多丸圭一が何者かに胸を刺されて、密室となっていた自室で死んでいた。裕は前日の夜からいないという・・・。


感想:
表題作の「溜息」は長門のインチキパワー全開で、結構面白い展開で進む。「笹の葉」は意外な伏線というより、ハルヒとキョン、そして長門の過去が明らかになる(作者が最初から意図したわけではないから伏線とはいわないか)。
「ミステリック」は展開が盛り上がりに欠けていまいち印象が薄い。
最後の「孤島」は、そんな展開ありか?といいたくなるようなオチで、きちんとしたミステリーを期待していただけにちょっとがっかりだった。
まぁ全体的には面白かったし、今後も色々な伏線の回収があるのだろうと期待させてくれる出来だった。

【読書感想文】涼宮ハルヒの溜息

2007年03月06日 01時05分02秒 | 読書感想文
我慢できずに続編を一気に読んでしまった。

『涼宮ハルヒの溜息』
作者:谷川流



ストーリー:
秋になり北高生徒たちは学園祭の準備を始めだした。そしてハルヒはSOS団で学園祭に自主制作映画を上映すると決定した。SOS団ではハルヒがやるといったことは必ず実行され、誰もそれに逆らうことが出来ない。
監督をハルヒが務め、主演女優に朝比奈みくる、主演男優に古泉一樹、そして脇役に長門有希、キョンはその他の雑用係にそれぞれ配されて制作時間の少ない中でクランクインした。
が、ハルヒの(頭の中にあるという)脚本は支離滅裂、出たとこ勝負でキョンたちはそれに振り回されるばかりだった。本当にこれで映画が完成するのだろうか?と不安に感じるキョン。
だがそれよりももっと深刻な事態が起きた。ハルヒが無自覚のうちに備えている、願望を実現してしまう能力(?)のせいで、みくるのカラーコンタクトをはめた目からレーザーが射出されたり、神社の鳩が翌日に全部白い鳩に変わっていたり、季節はずれの桜の開花が起きてしまったり、あげくの果てには猫が人間の言葉をしゃべりだした。
苦労してそれらの異変をハルヒに気づかれないよう隠すキョンたちだったが、このままでは映画の中のフィクションが現実世界での常識になってしまいかねない…。


感想:
前作『憂鬱』に比べると面白さは若干ダウンした気がする。これは、学園祭で映画を作るという話がわりとありきたりなせいかも知れない。それとハルヒのみくるに対する態度があまりにひどすぎて、ちょっと読んでて引くところもあった。キョンもマジ切れしてしまうし。
肝心の映画のストーリーは適当というか、あまり本編の中では重要ではないのだが、やはり映画が本当に完成するのかどうかは残りページ数が少なくなるにつれ、だんだんと気になった。
で、ストーリーで紹介したフィクション設定に対するオチのつけ方なのだが、これはうまいと感じた。

【読書感想文】涼宮ハルヒの憂鬱

2007年03月05日 02時18分22秒 | 読書感想文
まさか角川スニーカー文庫の本を自分が読むとは夢にも思わなかったが、あまりの人気についついミーハーな心がもたげて読んでしまった。

『涼宮ハルヒの憂鬱』
作者:谷川流




ストーリー:
県立北高校に進学したキョンは、クラスの自己紹介の中で、ひとり分けのわからないことを言った女子・涼宮ハルヒと知り合う。

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」

涼宮ハルヒの言動に思いっきりひくクラスメイト。しかし周りの視線はどこ吹く風のハルヒは、キョンを無理やり巻き込んでこの世界の超常的な人物を探すこと目的としたクラブ作りを手伝わされる。
文芸部の部室を乗っ取って作られた「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」―通称SOS団は、文芸部からそのまま移籍させられた寡黙な読書少女・長門有希と、一学年上でロリ・巨乳属性を持つ美少女・朝比奈みくる、そして5月に転校してきた古泉一樹の3人を加えた5人で発足された。

←ハルヒ ←長門  ←みくる




が、現実に宇宙人や未来人、そして超能力者など現れるはずもなく、キョンやみくるはハルヒの無茶な行動に振り回される毎日だった。
しかしある日、有希に呼び出されたキョンは、有希から彼女の正体が銀河系の情報統合思念体によって作られた人造人間だと明かされる。まったく信じられないキョンは、今度はみくるから彼女が未来から来た人間だと明かされ、さらに古泉からも、彼が超能力者だと明かされる。しかも3人の目的は全員同じで、ハルヒの監視であった。
実は3年前からハルヒから異常な量の情報が溢れ出ており、彼女には世界を思い通りに作り変える力があるという。ハルヒが望んだ宇宙人、未来人、超能力者がSOS団に集結したのも彼女が望んだ結果であるというのだ。しかもハルヒに多大な影響を与えているのはキョンだという。だが肝心のハルヒはそのことに気づいてはおらず、とりあえずはハルヒが世界を作り変えないよう、監視をしているという。
そのため、まさに彼女自身が望んだ人物が周囲に集まっているのだが、3人ともハルヒに正体は明かさない。
3人のいうことをまったく信じられないキョンだが、ある日クラスの委員長・朝倉涼子に命を狙われたキョンは有希に助けられ、ようやく彼女たちが言ってることが本当だと理解する。そして別の未来からきた大人のみくるからは「いざというときは白雪姫を思い出して」と謎のメッセージを託される・・・。


感想:
ストーリーは中盤くらいまで。
本作はキョン(本名は明かされてない)の一人称で語られるのだが、いかにも中高生をターゲットにしたような文体(一言でいえば話言葉)は慣れればどうってことない。読みやすい。まぁ好みがわかれそうだが。
魅力はやはりハルヒの人物だろう。美少女なのに電波を飛ばしまくるハルヒは今までにはなかったタイプのヒロインであり、彼女に振り回されるキョンの愚痴が意外と面白い。それと毎回部室で無理やりバニーやメイド服に着替えさせられるみくるもかわいい(キョンはそれに萌えてる)。
まぁいろんな意味でヲタク好みの内容ではあるのだが、読みやすさやストーリーのテンポの良さがいい感じであっとい間に読み終わった。
また続編を読んだら感想をアップしよう。