この所、ときどき耳にする「副腎疲労」。
副腎とは、左右の腎臓の上部にあるホルモン分泌器官で、ストレスに対処するホルモン「コルチゾール」をはじめ、生命の維持に欠かせない様々なホルモンを分泌しています。ストレスが重なると副腎が疲れてしまって、コルチゾールが適正に分泌されなくなって、ストレスと闘えなくなる。
この状態を「副腎疲労」と呼びますが、程度の差はあっても、現代人の多くにその傾向があるのだとか。
その副腎疲労を起こすストレス源は、
・精神的な要因(イライラする、ショックを受けるなど)
・肉体的な要因(過労、睡眠不足など)
・環境的な要因(化学薬品や食品添加物、重金属などの毒素を日常的に取り込んでしまうなど)
体内に入ってしまった毒素は、肝臓の働きで分解して体の外に出されますが、副腎が疲れているとこの働きも低下して、体内のあちこちで毒素が炎症を起こし、それがまた副腎を疲れさせてしまう。。。悪循環ですね(^^;
この循環を断ち切るために必要なことは、
1.副腎の負担になるものを体に入れない・・・小麦、乳製品、白い食べもの(精白されたもの)、アレルギーを起こしやすいもの(卵、ピーナツ、トウモロコシ、大豆など)、カフェイン、チョコレート、マグロなどの大型魚・養殖魚、霜降り肉・アメリカ産牛肉、マーガリンやショートニング・古い油、食品添加物、農薬、遺伝子組換え食品、日用品の化学物質(とくに防腐剤のパラベン、界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウムなど)
2.副腎を元気づけるために、足りない栄養素を体に入れてあげる
この2つ。
副腎の負担になるもの、元気づけるもの、それぞれ詳しくは本書で確認していただくとして、毎日の生活で心掛けることは意外とシンプルなようです。
*なるべく精白してないご飯を主食に、小麦や乳製品は避ける
*良質なたんぱく質・脂質(青魚など)
*解毒作用があるといわれる香味野菜やハーブ、スパイス類、色とりどりの季節野菜
*海藻、貝類、緑黄色野菜からビタミンB類とミネラルを
*よい水を飲む
これを日常的な食材で組み立てると・・・
分づき米や胚芽米に、季節ごとの野菜や海藻のお味噌汁にネギなど薬味を加え、近海の旬の青魚を添えて。
これって、日本人が昔から食べてきた「普通のご飯」とほぼ同じだと思いませんか?
あとは、ときどき出盛りの果物を食べたり。
以前、「粗食のすすめ」で有名な幕内秀夫さんの講演会で、日本は季節ごとの食材が豊富なので、バランス取れた食事を取りやすいと聞きました。季節ごとに手に入りやすい食材を中心に、基本的なポイントを押さえるだけで豊かで健康的な食生活に近づけそうです。特に高価な食材も、ふだんのご飯には必要ないですし。
副腎への負担を減らすという意味では、完璧主義も手放したほうが良さそうです。
だいたい6割できたら良しとする。
生きてる限りストレスは無くなりませんが、そんな中でもがんばって生きてる自分をほめたり励ましたりしながら、時々は外食も楽しみながら、日常ご飯を良いものにしていければと思います。
一杯のコーヒーも、本当に欲しいときには美味しいですしね(^_-)-☆
カフェインの摂り過ぎが気になるときは、季節ごとの野草を使ったお茶もよいですよ。
最近のお気に入りは、ドクダミとシソのお茶。
さっぱりした口当たりです。
また小麦グルテンや、乳製品についての反応は人それぞれですので、本やネットなどの情報はあくまで参考に、実際に摂らない生活を試してみて体調がよく感じられるかどうかで判断できればと思います(アレルギーと診断されてる場合は別です)。
グルテンフリーのお菓子も最近は多くなってますし、なばなでも時々ご用意しています。
ちょっと宣伝(^^ゞ
じつはこちらの本、なばなの看板犬サブローがお世話になっている獣医さんが紹介されていたものです。
※著者の本間夫妻のインタビュー記事がありました。「副腎疲労」についてコンパクトに解説されています。

現代社会では、人も犬もストレスは付きもののよう。
がんばり過ぎないように、できる範囲での副腎ケアを取り入れていきたいものです。
