47人が本棚に入れています
本棚に追加
私が訪れた整形外科・・・良い先生だと、知り合いのおばちゃんに薦められて来た。
受付で問診表を書き、廊下の長椅子で順番を待つ。
名前が呼ばれ、診察室に入る。
上田先生とご対面。
落ち着いた感じのダンディーな印象の人だった。
先生の前に腰かけ「どうされましたか?」と聞かれ、症状を簡潔に説明する。
「腱鞘炎でしょう。」
私の説明に対する先生の第一声がそれだった。
え?やっぱり腱鞘炎なんですか?じゃあ、最初に行った整骨院での診たてはやはりミスってた!?
☆
一旦、部屋を退室し、レントゲンを撮ってから再び診察室を訪れた。
先生はレントゲンを眺めながら「骨に異常は無いようですねぇ。」とつぶやいた。
そうですか、安心しました。
しかし、次に先生が言った言葉には愕然とした。
「一週間くらいはドラムを叩かないで下さい。安静にすれば2、3日程で痛みは引くでしょう。」
は?痛み!?俺、痛いなんて一言も言ってねーぞ。
それに、もう1ヶ月近くドラム叩いてないのに、今更2,3日の安静で本当に治るの?
なんか人の話聞いて無くない?
☆
私は、もう一度最初から、自分の症状の説明を試みましたが、先生はだんだんイライラした口調になってきた。
先「だから、要するに痛いんでしょ?」
私「いや、だから痛いんじゃ無くって・・・」
・・・堂々巡りだ。
私にしてみれば自分の体の事、明らかに違う事を言われて引き下がる事は出来ない。
必死に食い下がった。
そのうち、先生が折れたのか「分かりました。では、お薬を出しておきますので、それで1週間ほど様子を見て下さい。」と言われ、診察は終わった。
「分かりました」・・・本当に分かってくれたのだろうか・・・
最初のコメントを投稿しよう!