第4話 腱鞘炎?

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私が訪れた整形外科・・・良い先生だと、知り合いのおばちゃんに薦められて来た。 受付で問診表を書き、廊下の長椅子で順番を待つ。 名前が呼ばれ、診察室に入る。 上田先生とご対面。 落ち着いた感じのダンディーな印象の人だった。 先生の前に腰かけ「どうされましたか?」と聞かれ、症状を簡潔に説明する。 「腱鞘炎でしょう。」 私の説明に対する先生の第一声がそれだった。 え?やっぱり腱鞘炎なんですか?じゃあ、最初に行った整骨院での診たてはやはりミスってた!? ☆ 一旦、部屋を退室し、レントゲンを撮ってから再び診察室を訪れた。 先生はレントゲンを眺めながら「骨に異常は無いようですねぇ。」とつぶやいた。 そうですか、安心しました。 しかし、次に先生が言った言葉には愕然とした。 「一週間くらいはドラムを叩かないで下さい。安静にすれば2、3日程で痛みは引くでしょう。」 は?痛み!?俺、痛いなんて一言も言ってねーぞ。 それに、もう1ヶ月近くドラム叩いてないのに、今更2,3日の安静で本当に治るの? なんか人の話聞いて無くない? ☆ 私は、もう一度最初から、自分の症状の説明を試みましたが、先生はだんだんイライラした口調になってきた。 先「だから、要するに痛いんでしょ?」 私「いや、だから痛いんじゃ無くって・・・」 ・・・堂々巡りだ。 私にしてみれば自分の体の事、明らかに違う事を言われて引き下がる事は出来ない。 必死に食い下がった。 そのうち、先生が折れたのか「分かりました。では、お薬を出しておきますので、それで1週間ほど様子を見て下さい。」と言われ、診察は終わった。 「分かりました」・・・本当に分かってくれたのだろうか・・・

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