農水省では毎週、POSデータを基に全国1000店舗のスーパーでの米の店頭小売価格の動向を公開しているが(農水省「米の流通状況等について」内)、6月16日発表分からそれに合わせる形で、随意契約による政府備蓄米を販売している店舗における、精米の販売価格と数量比率の公開を始めている。9月26日発表分によると、該当店舗における平均販売価格は3346円となった。

銘柄米…4397円/43％

その他(ブレンド米など)…4068円/15％

随意契約政府備蓄米…2008円/42％

となり、全体の平均価格は3346円。前週の3158円からは188円の上昇を示した。

銘柄米、その他(ブレンド米など)、随意契約政府備蓄米とすべての種類が前週から上昇。当然の結果として全体の平均価格も上昇した。具体的な数字は非公開だが、銘柄米、その他(ブレンド米など)、随意契約政府備蓄米とすべての種類の販売数量は前回の週から増加している。ただし販売数量の全体比は、随意契約政府備蓄米が大幅に減少している(マイナス6％ポイント)。

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