日本初の原子力潜水艦「シーバット」の艦長・海江田四郎(大沢 たかお)は、試験航海中に反乱を起こす。海江田は、艦を「やまと」と改名して独立国家を宣言。核兵器を搭載したとされる「やまと」は、世界を揺るがす存在に… 日米を巻き込んだ軍事・政治的対立が始まる中、国家とは何か、人類の未来とは何かを問いかけるサスペンスドラマ
ドラマ「沈黙の艦隊」 相関図とキャスト
原子力潜水艦(シーバット)
海江田 四郎(かいえだ しろう)/ 大沢 たかお
海上自衛隊で一番の操艦技術を持つと言われている艦長・海江田 四郎は、理想主義者でありながら現実を見据えた人物。原子力潜水艦・やまと(旧シーバット)を日米から奪い取り、核の脅威を逆手に取り世界に平和と対話を促す。強い信念と覚悟を持ち、国家や軍の枠を超えた行動で人類の未来を切りひらいていく
山中栄治(やまなか えいじ)/ 中村 蒼
海江田四郎の右腕として原子力潜水艦・やまと(旧シーバット)の副長を務める人物。操艦技術に優れ、海江田の思想と行動を深く理解し、絶大な信頼を寄せられている
溝口拓男(みぞぐち たくお)/ 前原 滉
原子力潜水艦・やまと(旧シーバット)の卓越した聴覚を持つソナーマン。海中の微細な音を聞き分けて敵艦の位置や動きを察知する能力に優れている人物。冷静な判断力と技術で艦の安全を支えている存在
入江覚士(いりえ さとし)/ 松岡 広大
原子力潜水艦・やまと(旧シーバット)のIC員。亡くなった兄・入江蒼士の意思を継ぎ、海江田艦長の理想と共に行動し、任務に臨んでいる人物。兄への想いと使命感が彼の原動力。*IC員…レーダーなどの電子機器を操作し、敵の能力や動態を分析・予測する電測員
海上自衛隊・潜水艦(たつなみ)
深町 洋(ふかまち ひろし)/ 玉木 宏
海上自衛隊のディーゼル潜水艦・たつなみの艦長。海江田の行動に疑問を抱きながらも、その能力と信念を深く理解する人物。日本政府の命令で原子力潜水艦・やまとを追う
速水貴子(はやみ たかこ) / 水川あさみ
海上自衛隊のディーゼル潜水艦・たつなみの副長。艦長・深町の右腕として冷静かつ理知的に任務を遂行する女性士官。原作では男性キャラだったが、実写版では女性として描かれている
南波栄一(なんば えいいち) / ユースケ・サンタマリア
海上自衛隊のディーゼル潜水艦・たつなみのソナーマン。海上自衛隊一番の聴力をもつと言われているベテラン隊員。海中の音を精密に分析する能力に優れ、深町艦長からの信頼も厚い人物
日本政府
竹上 登志雄(たけがみ としお)/ 笹野 高史
日本の内閣総理大臣。影の総理と呼ばれている海原渉の操り人形で頼りない存在だったが、原子力潜水艦・やまと事件をきっかけに強い信念を持つようになる。大胆な外交判断を下し、国連との連携や「やまと」との友好条約締結などを実現
海原 渉(うなばら わたる) / 江口 洋介
日本の内閣官房長官。冷静かつ知略に富み、強い信念と行動力で、日本の立場を全力で守る政治家。独立国家「やまと」をめぐる中、外交交渉の最前線に立ち、アメリカとの対話や国連との調整を担う
海原大悟(うなばら だいご) / 橋爪 功
日本政界の黒幕的存在で影の総理ともいわれている。内閣官房長官・海原渉の父で、莫大な資産と人脈を持つ影響力のある人物。国家の行方を左右する重要な役割を担う
曽根崎 仁美(そねざき ひとみ) / 夏川 結衣
日本の防衛大臣で、冷静かつ責任感の強い政治家。原子力潜水艦・やまとをめぐり、政府の安全保障政策を担う。国家の防衛と外交の狭間で揺れる立場
アメリカ合衆国
ニコラス・ベネット / リック・アムスバリー
アメリカ合衆国大統領
ローガン・スタイガー / アレクス・ポーノヴィッチ
米太平洋艦隊司令官。海江田の行動に激しく怒り、原子力潜水艦・やまとの撃沈を図る
市谷裕美(いちや ひろみ) / 上戸 彩
実写版「沈黙の艦隊」に登場するオリジナルキャラクター。政府の陰謀に訝る報道ニュースキャスター。真実を追求する強い信念を持ち、国民に真実を伝えていく
画像元:https://x.com/silent_KANTAI
映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」追加キャスト
海渡 真知子(かいと まちこ) / 風吹ジュン
民自党幹事長。これまでどおり日米関係を一番に政治的な変化を求めない考え
大滝 淳(おおたき じゅん) / 大滝 淳
鏡水会(きょうすいかい)代表。他の政治家とまったく違う視点で独立国「やまと」との関係を築こうと模索する
森山 健介(もりやま けんすけ) / 渡邊圭祐
市谷と共に最前線の現場に乗り込むフリーのカメラマン