千葉県内の留学生、最多1万8664人 前年比17%増、ネパール1位

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 千葉県内の大学などに在籍する外国人留学生数が、今年5月時点で前年比2724人(17・1%)増の1万8664人となったことが、県のまとめで分かった。新型コロナウイルス禍の影響で2022年に9504人にまで減少していたが、23年以降は1万人台で推移し、今年は現在の調査方法を始めた19年以降で最多となった。

 県国際課によると、県内にキャンパスがある大学(大学院含む)や専修学校など176校を対象に調査を実施し、全校から回答があった。

 留学生が在籍する学校種別は、専修学校が6548人(前年比1915人増)で最も多かった。大学と高等専門学校6510人(同11人減)、日本語学校5606人(同820人増)と続いた。

 留学生の出身国(地域)は、ネパールが前年から1698人増え5048人で最多。前年1位の中国は65人減の4958人で順位を一つ落とした。3位は3321人のベトナムだった。

 県内留学生数の調査は11年に大学、高等専門学校を対象に開始。19年から対象を拡大し、専修学校なども含めた調査が行われている。

(小野洋)


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