中級者になる為に

Last-modified: 2025-07-28 (月) 20:53:59

このページに関しては、初心者をそろそろ卒業したいアナタ向けのアレコレを書く予定のページです。
純粋に思いついた事等を書いていくページなので、項目が少ない・説明が分かり辛い可能性が高いです。ご了承下さい。
対象年齢は初めてプロⅢに入り始めた貴方くらい。
いややっぱりマス床(RP1600)入り始めた貴方くらいかも……。
基本的に筆者の主観で語る事が多いと思われるので、そこだけは留意して下さればと思います。

さて、当たり前ではありますがこのゲームは周囲を見渡しながら行動をする必要があります。
例えば、遠距離ヒーローを使っている時に後ろから前の敵を攻撃しているとします。
その時に横や後ろから奇襲を仕掛けてくる敵が現れる可能性は全然あり得ます。
なので、敵の生存人数を確認して警戒しながら行動する必要があります。

例えばとなりますが、ステージを覇者キャノンでこういった状況とします。
hasy.png
敵は3人いますが、一旦敵が3人生存している、という考えは持たなくて大丈夫です。
例えばキャノンが敵側の階段下で停止しており、主戦場がそこにある場合、敵はまず敵の有利を潰す為に高台を奪還する為に行動する必要があります。
その為、純粋に前方から詰めていく選択肢の他に、中央部から下のステルスに紛れて後ろを取ろうとするのもあれば、ワープ台を使って奇襲を仕掛けてくる事もあります。
前方にいる敵に注視してばかりで、裏を取ってくる敵に気付けずにそのまま崩壊していく……といったケースは特に野良では非常に多い為、警戒しなければなりません。
その為、敵の生存人数に対して見かける敵の姿が少ない場合は必ず裏取りを警戒する必要がある為、前衛後衛関わらずそれらに注視しなければなりません(基本的に余裕が出やすい遠距離は特に)
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例えばこのような立ち位置でいる場合、ワープ台を使いたさそうな敵がいる場合はその姿を見て予め準備する事が出来ます。
ジャックやエンマがULTを構えたら確実に来ますし、ソアラやネオなど場を荒らせるヒーローが飛んでくる可能性も高いです。
キャノンを進行させていた場合、このワープ台を使ってそのままキャノンを破壊できるヒーローが突っ込んでくる事もあります。
基本的にワープ台は着地狩りのような事が可能である為、敵が行こうとしている姿が見えた場合はしっかり対処していきましょう。
赤髪のヒーローみたいにULTをぶつけるもよし、高火力のドロースキルを当てられるならそれでワンパンを狙う事も良いでしょう。
とにかく、ワープ台で裏取りを試みている相手には予め高火力技を当てる準備をする事が大事です。
しっかりと隙を見逃さず、相手を潰してこちら側がお手軽に人数有利を取れるようにしましょう。
なお、ワープ台を使った場合はこのようなボール状になって着地地点まで進んできている姿となりますが、これは当然ながら他人にも同じ表示をされます。
20250607183039_1.jpg
この姿を目撃したら着地地点にもれなく敵が現れるので、スキルを的確に当てる事が重要となります。
基本的に遠距離移動が出来るワープ台は見渡しが良い為、ワープ台に乗る姿を確認する事も可能です。

ステルスエリアからの裏取りはステルスに入る前に敵の姿が見える為、それらをしっかりと確認して対処するようにしましょう。
基本的に、周りに敵がいなかったり、よっぽど見られてないという事でも無い限りは必ずステルスエリアに入る姿は目撃されます。
もしも姿を確認できなくても、MAP上や敵陣周りに敵がいない場合は「もしかしたらステルスエリアにいるのではないか」という考えは持てるようにしましょう。

更にこれは余談となりますが、基本的に敵の姿が見えない場合はステルスエリアに留まっているか、MAPを確認したら離れた場所に敵がいた、となるパターンは多いです。
例えばステルスエリアに敵がいた場合、ルシファーやオスクロルなどのULTでキャノンを破壊しつつこちら側のヒーローも同時に持っていかれるといった事もあり、そこから不利な状況に陥ってしまう事も多い為必ず警戒しなければならない点です。
ステルスエリアにいない場合は、基本的にMAP上を確認したら味方が敵の位置を割り出している事も多いです。
その敵を抑え込んだり、敵のリスポーン地点を常に警戒しながら行動する事は非常に大事となりますので、それらも併せて意識出来るようにしましょう。
他にも、数秒前まではそこらへんにいたのに気付いたら姿が無くなってる、という場合はステルスエリアに潜伏し始めている可能性が極めて高いです。
覇者キャノンやリベリオンキャノンのような、中心地にステルスエリアがあるMAPでは特に多いです。
特にルシファーやオスクロルはその傾向が多い為、しっかりと付近のステルスエリアにいるかどうかを注意して動くことが重要となります。

なお、MAPを見るという事は純粋にそれ以外でも裏取りを確認したり、敵の後衛奇襲などを警戒する事にも役立てる事が可能です。
特にアンテナルールでは

  • 敵がどのアンテナに来ているか
  • どのアンテナに味方がいないか
  • どこにフルハックが出てくるか
  • そのフルハックに向かう敵味方はいるか
    といったようにそれ以外にも多くの情報を得ることが可能となる為、MAPを確認して行動をするという癖は身に付けられるようにしましょう。

このゲームは基本的には高所が有利です。
これは近距離・遠距離に関わらず同じことである為、常に意識していきたい部分となります。
覇者キャノンが相変わらず説明としてはお手軽である為それで例えるのですが、基本的に覇者キャノンは中央の高台を維持している方が強力です。
幾ら有利を取っていても、高台を捨てて敵に献上したら一気にそこから大敗を喫するパターンが非常に多い程で、それだけ「試合全体で有利になる場所」というのを維持するのは大事な事となっています。
その為、例えば敵を殲滅出来てゲートを開けようといった流れになった場合、高台を離れるにしても最低限2,3人は高台に留まった方が安定する事が多いです。
他にもキャノンをゲート前までに到達出来ていなくても、無理にゲート前に到達させてもそこから高台を取られてしまえば一気に逆転を取られてしまう事は多いです。
敵味方の人数に差があったり、キャノンを普通に触る隙があったりする時以外はそのように有利な地点を維持して戦う事が非常に大事となります。
これはアストラキャノンでも全く同じで、キャノンを相手の階段下まで押し込んだら基本的に中心の高台を維持していればよっぽどな事が起きない限り基本負けません。
そういうレベルで高台を維持する、というのは強力な行為となります。

 

例えばこういう状況としましょう。
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キャノンをかなり相手のゲート近くに寄せているものの、まだゲート前到達には至っていない場合です。
このような場合、敵の数が少なければ引き続きキャノンを修理する、でほぼ間違いはありません。
当然破壊役がいない事前提ではある為、破壊役がいる場合はそれをマークする人が必要にはなりますが。
ただ、敵の人数が多かったりする場合はキャノンの修理はせず、高台待機で位置的有利を維持して接近を試みる敵を迎え撃つ事が重要となります。
キャノンをゲート前に到達させる、というのは非常に大事な事ではありますが、それ以上に高台を維持するというのは大事な事であり、マストと言っても過言では無いでしょう。
その為、基本的には高台維持を優先とし、キャノンの修理は敵が周囲にいなかったり少なかったりする時など、で問題ありません。
ゲート前到達まであと2%進行するだけで良い、という状況であれば話も変わってきますが、そういった時でも無理修理が通るかどうか・味方が協力してくれるかどうか、で考えて修理をするか高台を維持するかで考えると良いでしょう。

 

アンテナに関してもこれは凡そ同じで、基本的には高台を取ってアンテナをハックしたり防衛する方が強いシーンは多いです。
特に、アオイアンテナのACみたいなすぐに登れる高台などもあります。
これに関しては一見弱いようにも見えますが、敵が高台に登ろうとするというタイミングでスキルを当てて有利を取る事が出来たり、櫓から高台に降りて奇襲を仕掛けようとする敵の着地隙にスキルを当てたりする事が可能な為、むしろ他MAPよりもより大きく高台を活かせる事が可能です。
なお、ハックをする場合は即座にハックしなければならないシーンなど、無理に高台を取る必要性は薄いシーンもありますのでそこは適宜変えていきましょう。

このような形で、どんなモードであろうと基本的に高台にいる方が有利であり、逆に高台を取られている場合はどのように高台を取っていくか、というのがこのゲームにおいて非常に大事な事となります。
アンテナはともかく、キャノンは個人の力で高台を取り戻すのはよっぽどでも無い限りは基本不可能なので、味方の動きに合わせて行動する、というのを大事にしていきましょう。

例えば高台を奪還する場合、ネコヴァルキリーやマイキーのようなヒーローいた場合(止められてしまう可能性もありますが)ULTを使用して高台にいる敵を散らしたり、エンマのULT+ACTなど、一部のヒーローは起点を作ったりする事が出来ます。
ほかの味方はそれに合わせて動くというのが非常に大事です。当然ながら、上記のヒーロー以外でも先陣を切るタイプのプレイヤーもいます。
その為、自分たちが劣勢で有利な場所を取り返さないといけない、という時は味方の起こすアクションに合わせて自分達も行動する事が重要となります。
味方の動きを見て動く、というのは視野を広くしなければならないのもあり中々難しいかもしれませんが、徐々に慣れていきましょう。
最初はMAPなどで味方の位置を確認するのも手です。

このゲームは4つのロールで役職を分けられてはいるものの、その中でも近距離や遠距離、前線維持や弱体、正面からの殴りが強いのもいればアサシンをするのが得意なヒーローなど、4つのロールでは分けきれない程度には役割が違っていたりします。
例えば赤髪のヒーローなどはまさしくフィジカルが強く正面からの殴り合いが強力なヒーローとなっていますが、シャルロットは構成次第ではカチカチになり正面から殴り合える事も出来るレベルにはなるものの、基本的には機動力を活かして敵後衛を潰すのがメインのヒーローとなっています。
他にもエンマはAoE(範囲攻撃)による盤面制圧が非常に強力なヒーローですが、リヴァイは各個撃破に非常に長けた高機動ヒーローです。
このような形で、近距離のアタッカーという枠組みだけでも取れる行動が変わっています。
近距離全体で見ても、前でどっしり構えられるか、敵の背後を刈り取るか、ついでにタイマンに強いか、という風に取れる行動が割と分けられてたりします。
その為、まずは自身が使用するヒーローが何に長けていて、どのような行動を基本として扱えば良いのか、を考えると良いでしょう。
……ちなみに当たり前ではありますが、体力が無い訳でもないのに味方のランナーなどが前線を築いてくれている状況でガーディアンなどの前張りが全然駆け付けず味方の後衛の立ち位置辺りでまごついてるのは論外です。
そういった「そもそも前を張るヒーローなのに前に出ない」などはしないようにしましょう。

 

また、例えばアイリスやウィズといった色んな役割を持てるヒーローは味方の構成を見て考える事になります。
例えばウィズの味方にアイリスやマリオンといったヒーラーと火力がメインのヒーローだった場合、基本的にヒーラーに回復を任せ、自身は火力と妨害をメインにして動きつつ、足りていないなら回復も撒く……といった動きがメインになります。
逆にウィズ以外のヒーラーがいない場合は回復を撒くのがメインになるでしょう。
アイリスの場合、回復性能が強力なのは間違いない為回復を優先するのは当然……ですが、アイリスのULTとセイクリッドスタイルは非常に強力です。
セイクリッドスタイルのULTでキャノンを破壊できるほどの火力を誇る為、それを利用した敵の撃破や、そもそものULTにあるノックバックを活かして敵を高台から落としたり、破壊やハックを阻害する事などが可能になります。
その為、キャノンの破壊などの火力が乏しい場合はアイリスのキャノン破壊の意識がより重要になりますし、そうでなくても回復を撒く意識をしなければならなかったりします。
結局最終的には状況次第で行動を切り替える事が重要ではありますが、そのように幾つも行動パターンを設定できるヒーローは味方の編成に応じた動きをすると、より良い行動をする事が出来るでしょう。

 

……当然ですが、ソロでプレイする場合は裏取りでの後衛潰しが得意なヒーローしか前衛がいない、というような試合もあったりします。
そういった時は基本的に前張りがメインになりますので、味方を信頼してしっかりと前張りをするように出来ると良いでしょう。
無理に交戦する事を避け、味方の遠距離ヒーローにお祈りをしながら崖ジャンプを始め攻撃を回避する事をメインとして動くのも悪い行動ではありません。
ほかにも、ガーディアンが多めの試合かつ相手にカルマがいた場合、そのカルマを何とか出来ないと基本的には圧倒的に不利な試合展開になります。
裏取りを始め後衛を倒すのが得意なヒーローがいない場合、その試合は更に辛くなり、ガーディアンの1人がカルマに無理やり粘着する展開になる事も多いです。
……が、当然ながらガーディアンでは基本カルマに追いつく事は不可能な為、無駄な時間を浪費しながら味方に不利を背負わせてしまう事も多いです。
その為、ある程度柔軟に動けるヒーローやオスクロルなどの後ろから後衛をぶち抜けるヒーローは、ガーディアンの代わりにカルマを倒すことを意識してあげるだけでも大分状況が変わってきます。

そのような形で編成と自身のヒーローによって何を意識するべきか、というのは大事な事となります。
試合を重ねないと中々慣れないと思いますし、味方や敵の動きと結果的に噛み合わなかったという事も起き得ます。
正直に言うと一生正解を出すのは難しい事だとは思いますが、それでも出来る限りは試合ごとに自身がどう動くか、というのを考えられるようになると良いでしょう。

エレノアのような避ける事を前提としたスキルや、シャルロットのように回避アクションで後隙を強引に消してくる例外はあるものの、基本的にはどんなスキルにも後隙が存在します。
例えばネオであるならばACTの攻撃性能こそ強力ではあるものの、移動地点は読みやすく隙も非常に大きい為、敵に避けられた場合はその隙を狙われて逆に大ダメージを負わされる事が多いでしょう。
ルシファーであれば、バリアも無しに分かりやすいULTの撃ち方をした場合、発動後の隙ではなく発動時の隙を突かれて逆にやられてしまう事も多いです。
そのような風に、どのようなスキルにも基本的に発動時や発動後の隙は存在します。
その隙を突いて逆に大ダメージを与えられるようになれば、自分の生存率と敵の撃破数は格段に伸びるはず。
他にもネオULTのように、移動しながら使ってくるスキルに関しては中々隙を突くのは難しいかもしれません。
が、ネオULTの場合、攻撃する度に一旦停止する為、その隙を突いてダメージを与える事自体は可能です。
例えばオプションの「自動で相手をねらう」がONになっていた場合、赤髪やマイキーのACTなど「スタン効果がついていて発生の速いスキル」であればネオULTの攻撃時毎に現れる隙を突く事が可能です。
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このような風に、スキルを構えてオート照準になっている状態で、ネオの移動を止めて攻撃を行う瞬間にスキルを発動すると止められる事が多いです。
三途ULTのように完全に自由に動けるレベルのものになると中々難しくなるとは思いますが、このように移動系の攻撃スキルにも隙は存在していたりします。

当然相手の隙を突く事ばかりを考えていると、何も始まらぬまま敵の通常攻撃で大きく削られてしまう事も多いです。
ですがその上で相手のスキルを避ける・可能であればその隙を突く、という行為は非常に重要となっている為、狙える時はしっかりと狙うようにしていきましょう。
逆に味方が隙を突かれるようなスキルの使い方をしていた場合、その隙を突いてくる敵の隙を更に突く……という無限ループが発生する事もあります。
味方の行動をカバーするのと同じようなものなので、こちらもやれるようになればかなり大きいです。

では、例えば敵のスキル発動を誘発できる行為とは何なのでしょうか?

対人ゲームには当然ながら「読み合い」という要素が必ず何処かしらに存在しています。
フェスバの場合、相手と戦っていて「どのタイミングでスキルを切るか」「どのタイミングで攻めるか」など、そういった要素は当然あります。
それ以外にも、キャノンやアンテナといったギミックへの干渉も当然読み合いの要素の一つとなります。
例えば、キャノンを修理して修理が終わる直前のタイミングとしましょう。
修理が完了したタイミングでオスクロルのULTや赤髪のULTなど、キャノンを即座に破壊できるヒーローがいた場合、すぐに破壊を仕掛けてくるプレイヤーも当然います。
そのスキルを無駄に吐いて終わる、という状況を狙う為に修理が完了する手前で修理を終えるという行動を取る事が修理をしている側は取る事が出来ます。
逆にキャノンが修理されたのをしっかり見届けてからキャノンを破壊するプレイヤーもいる為、必ず刺さるものという訳ではないです。
が、状況によってはそれが相手にとって大きな精神的負担となる事も多いです。

普通に戦っている場合は、例えば対面が赤髪だった場合は近接通常攻撃を先振りする事によって威圧をかける事が出来ます。
その場合、赤髪が取れる択はスキルを撃つか移動で距離を取るかの二択となります。
そこでスキルでの対処を選択した場合、もしも通常攻撃をキャンセルして相手が横に移動したら相手に隙を与える事になってしまいます。
逆に回避を選択した場合は仕切り直しが可能ですが、相手が追える事が出来るキャラである場合は回避権を1つ失い不利な状況で仕切り直しをする事になってしまう可能性もあります(逆にドロー等のスキルがあがって有利になる可能性もありますが)

そのような形で、純粋な戦闘だけでもギミックへの関与だけでも「読み合い」というものは必ず発生します。
相手のやりたい行動を読むか、自分のやりたい事を押し付けて相手が取れる択を制限し、その択の隙を突くか。
自身の使っているヒーローや相手のヒーロー次第で無限に変わってくる事ではありますが、それらを選択できるようになれば戦いもかなり有利に運べるようになると主増す。

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随時更新する予定となっておりますので、気長にお待ち下さればと思います。
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