【ふるよに】書についての考察

※当記事は「桜降る代に決闘を」の中級者以上向けの記事となります。ふるよに用語、スラングが含まれることがあります。ご了承ください。
※当記事では「シンラ」と敬称略で記載させていただく旨ご了承ください。
 

■そもそもシンラってどんなメガミなん?

 シンラはできることが多い反面、弱点も顕著に持っているメガミです。まずはシンラの役割を述べ、そこから単体メガミとしての長所、短所を考えていきます。
 シンラは大きく三つの役割があります。
①ビートダウンのサポート
②豊富な対応、妨害による防御面の強化
③天地反駁によるコンボ
 ‎順に少しだけ深堀します。

①ビートダウンのサポート
 ‎二幕から新幕にかけて最も変化した部分であり、かつ最も新幕において私が強いと考えているシンラの使い方の一つです。
 ‎立論によるオーラダメージもさることながら、反論によりユリナの居合等の強力な全力を咎められます。そのため、ビートミラーの時に一方的にこちらが全力を振ることが出来るため、テンポリードを楽に取ることが出来ます。

②豊富な対応、妨害による防御面の強化
 シンラは先述した反論に加え、煽動という極めて優秀な対応札を持っています。また、引用により相手に攻撃札を抱えさせることを許しません。シーズン3により壮語の鬼謀効果の更新により、相手にケアさせるべきことが増え、引用と合わせて眼前構築の自由度を擬似的に下げさせていることも間接的に防御力を強化しているといえます。

③天地反駁によるコンボ
 天地反駁はシンラオンリーワンの性能を持つ切札であり、一部のメガミと組み合わせた際に強力なコンボを生み出します。これだけでもシンラというメガミを採用する価値があるレベルです。
 ‎また、新幕になってから、立論が天地反駁の対象となったため、シンラ単体で見ても強力な切札になったといえます。

 以上三つの役割からもわかる通り、シンラは。「相手にケアを強要させ、構築、プレイを歪ませる」ことが最大の長所であると考えています。
 ‎あなたがシンラと対面したときにやりにくさを感じるのは、まさにシンラというメガミの本質がそのやりにくさにあるからです。条件つきの強力な通常札の数々は、相手の打ち筋を絞り、ゆえに自分がそれに合わせて最善手を打つことで真価を発揮します。書を宿すときには、相手の手を狭め、次に相手が行ってくるであろう一手に対して最大限有効な返しを行えるように心がけましょう。

 さて、シンラの短所についても見ていきましょう。ここまでの話からもお察しのとおり、シンラは極めて強い通常札を多く有しています。ではシンラに足りないものは何でしょうか、そうですね、切札です。
 ‎基本的にはシンラの切札は新幕基準ではコストパフォーマンスが悪いものが多く、かつ相手からの大技に対する耐性も高くはありません。
 ‎ゲームが進行していくに連れ、「お前の話とか知るか浦月どーん!!」の圧に常に怯えなければなりません。他のメガミと異なり、ゲームを長引かせるコントロール寄りのメガミであるにも関わらず、です。相手の切札に対し必殺のカウンターがあるわけでも、フレアをいじめてじわじわとリソースを奪うでもありません。
 ‎なので、まずシンラを使ってみたいと思う方は、この短所をある程度補えるメガミ(古、扇など)との組み合わせからやってみることをオススメします。
 ‎また、新幕では二幕ほどではないにしろ、コントロールメガミのご多分に漏れずダスト枯らしには弱いです。ある程度どのようにダストを作るのか考えながらデッキを作ることをおすすめします。
 

 ‎
■各カードに関してちょっとだけ解説的な何を

立論
 シンラのメインウェポン。雑に使っても強そうに見えるのが罠。このカードは振る場面をかなり選ぶカードです。というか、基本的にはオーラ2ダメージで振らないと割に合いません。山札二枚破壊が強い場面はほぼないと言っても差し支えないでしょう。
 ‎でも相手も玄人です。山札を一枚以下には簡単にはしてくれません。ならはどうするか、無理矢理1枚以下にするしかありませんね!!
 ‎ということで、新幕の立論は基本的には反論か壮語とのセットで入れるのがいいと思います。
 ‎また、どうしてもデッキ枠が足りない場合でも、一回でも立論を見せると次から相手が立論ケアしてくれる可能性があるので、デッキ一巡目にオーラに当てて、以降ちらつかせる、というのもありです。

 また、山焼きは弱いと断言しましたが、それはあくまでビートダウン同士でのマッチのときです。キーパーツに依存するようなコンボデッキ相手には運ゲーを仕掛けられますし、自分がコントロールデッキを使っているときは立論は無二の打点ソースとなってくれることでしょう。いずれにしろ、漠然と採用せずにオーラを削ぐのか、山札を焼くのかの役割を明確にしてから決闘に臨むようにしましょう。
 

反論
 特に語ることはないです。とても強い。
 ‎基本的には1/-ワンドローはアドバンテージ的に見ても損をしているわけではない(厳密に言えば1AP損ですが)ので相手のオーラが邪魔に感じたら積極的に使っていきましょう。反論からの立論の流れは相手の山札2枚でもオーラ3剥がれます。あまりにも強い。
 あと特に対ユリナ戦では斬に反論合わせるの死ぬほど弱いのでそれだけ気をつけましょう。結局赤札引かれるし、なんならヤンキー居合が受からなくなります。基本的に対応で使うのは全力札に対してくらいで、私は赤札として使うことが大変多いです。反論引用に関しては引用の項で述べるのでここでは割愛します。

詭弁
 詭弁は弱いカードであるというのは私がシーズン1の頃から提唱しているわけですが、なかなか皆さん信じてくれません。なので弱い理由をつらつらと述べていきます。詭弁が好きな方は己が信じる道を進んでこの項を飛ばしてください。
 ‎詭弁というカードは間合い3-8で振る全力札です。まずこの時点でそもそも使用できる場面が相当限られています。
 ‎間合い2で使えないというのは、それなり以上にふるよにを嗜んだことのあるあなたであればおわかりのとおり、二巡目中盤以降ほぼ使うことができません。序盤に一度使って終わりという場面があまりにも多く、ヒミカのフルバーストと同じような役割しか果たすことはできない、というのが、個人的な見解です。
 ‎その上で、神算効果で使った場合、ライフ換算で1.5点程度のダメージです。明らかに居合やスチームカノンよりも打点が低く設計されています。もちろん、適正距離が広いため打点がより高いと最強なわけですが、新幕でリーサルとして使いづらい打点の低い全力攻撃というのは、シンラが切札耐性が低い点と合わせて考えても相応にリスクがあるといえるでしょう。
 ‎また、神算効果で山札を伏せ札にして相手に再構成させることにより、立論反論のバーストダメージを狙う機会がかなり少なくなります。ケアを万全にする相手は立論をオーラに当てられるのは一巡目以外は難しく、そこで詭弁を打ってしまうと、特にビートダウン同士の殴り合いでは一方的に不利な盤面になります。
 ‎詭弁を採用するのは、鬼謀効果を狙って使用できる時か、打点を詭弁に頼るコントロールデッキのどちらかのときにして、軽率に採用するのは控えましょう。大丈夫です。他に採用したいカードは山ほどあります。

引用
 シンラがシンラである所以のカードです。プールにあるだけで一定以上のケアを強要できるので、これだけでも書を宿す価値があります。
 ‎さて、なかなか難しい引用の使いどころですが、「そもそも使わない」ということが最もクレバーな使い方だと思っています。
 ‎「は?何言ってんねんこいつ??」とあなたは思うかもしれません。なので一つ一つ説明します。
 ‎まず、この新幕というゲームにおいて、赤くない札は基本的には弱い、というのは皆さんご存知の通りかと思います。加えて、赤札は1ターンでまとめて投げたほうが効率が高いことも、ふるよに熟達者であればお察しいただけることと思います。
 ‎それらを踏まえて、この引用というカードの特性を見ていきます。このカードは相手の手札を見て、まず攻撃札がなければ単に1AP損します。はっきりいってゴミです。1AP損です。かの足捌きを彷彿とさせる弱さです。引用は漠然と使うとあの足捌きと同じくらい弱いのです。まずはこのことを伝えたかった。
 ‎ということで、引用はまず攻撃を当てられなければそれだけでディスアドバンテージなので、使う際には攻撃札があることを確信した時か、!1APを捨ててでも相手の手札に攻撃札がない安心がほしいときです。しかし、もし引用を使わなければ、手札に抱えたり伏せたりすれば、相手は「いつ引用を使われるかわからない」と、引いた攻撃札を抱えづらくなります。そして大抵の場合、人間は心が弱いので引用に怯え赤札を振ってしまうのです。当然散発的に飛んでくるちびちびとした攻撃はこちらに対して殆どの場合は致命傷にはならず、簡単にリカバリーをすることができます。優秀な対応だけではなく、相手に散発的に攻撃を振らせることこそが、シンラの見た目以上の堅牢さを形作っているのです。引用の幻影に怯える相手をニヤニヤ見つめながら煽動打って攻撃をかわす快感、これこそが(以下長くなりそうなので割愛) 
 ‎ということで、まずはシュレディンガーの引用が相手にかける負荷に関して見ていきました。次は引用で相手の赤札を抜くときに私が意識していることを述べていきます。
 ‎といっても、特別なことは意識しておらず、「なーんか相手いいカード持ってそうだなー」というときに振ります。この時には相手の前ターンの立ち回りと伏せ枚数を特に意識します。
 ‎聡明なあなたならおわかりのとおり、使用できる攻撃札は伏せるより使用したほうが基本的にはアドバンテージを生み、勝利に貢献してくれます。逆に言うと、基本行動をするということは(よほど相手を追い詰めていない限り)それは有効な攻撃札ではなく、つまり引用で抜いても美味しくない札ということになります。
 ‎もう少し具体的な話をしましょう。刀薙が再構成から間合い2で宿し纏いなどでカードを伏せてからターンを返してきた場合、極端な話その2枚の伏せ札は斬や一閃、石突、柄打ちではないわけです。なぜか、それが赤い札だったら振った方が得だからです。このような場面に遭遇したら、相手の手札が0枚でも5枚の山札の中は基本赤く、かつ3枚は間合い3にいれば当たるわけです。そうです。ここでのシンラ側の最適解は当然離脱反論引用ですね!!
 ‎もちろん相手の居合採用などのリスクから反論を抱えるという方もいるかもしれません。しかし落ち着いて考えてみてください。もし相手が居合を採用していた場合、離脱反論引用居合を決めたらどうなるか‥‥‥。そしてそもそもシンラ相手に相手は居合を積むのか‥‥‥。様々なリスクとリターンを天秤にかけても、基本的にゲーム中盤までは反論引用した方が強いということがおわかりかと思います。
 ‎あなたも是非一度、相手の視点にたった反論引用をやってみましょう。きっと病みつきになります。

煽動
 引用の影に隠れているが間違いなく新幕シンラを支える一枚。計略当てれば実質ターボスイッチ。しかもデメリットがない。これはユキチ。
 ‎特に解説することもないんですけどステップ後ろ回避で避けたいカードがあるならまあ普通に入るカード。入れると安心感がすごい。引用の多幸感と煽動の安心感がまるで母性。最近だと薙のバフにより鬼謀煽動がアツいというのが個人的見解。
 ‎ 

壮語
 今までは書毒等の特定の組み合わせでのみ鬼謀効果が使われ、「壮語?知ってる知ってる、判証の弾でしょ、え、鬼謀効果??当たっても誤差でしょww」と思っている人が一定数いたことかと思います。実際私もシーズン2まではほぼ神算効果でしか利用しておりませんでした。しかし、このたびのシーズン3のカード更新により、このカードは「どんな書Xの組み合わせでも入れる価値があり」「鬼謀効果は当たると基本的にヤバイ」という状況になりました。これ以上眼前構築難しくしてどうするつもりなんですかね?
 とはいえ、採用してむやみやたらに強いというこてはもちろんありません。鬼謀効果は外せばもれなく0APのクソ雑魚ナメクジですし、神算効果も一見デメリットはなさそうですが、デッキ一枠を割く、そもそもデッキトップが固定されるということを鑑みるにお世辞にも強いとはいいがたいです。であれば、鬼謀効果をぶち当てる盤面は意識して作る必要があるわけですね。
 最もわかりやすいのは引用との疑似的なコンボで、手札を二枚抱えたら単純にそれだけ攻撃札に当たる可能性が上がります。よりわかりやすくいうなら、攻撃札が6枚入ったデッキであれば、まず間違いなく鬼謀壮語か引用が当たります。ヤバイ。
 また、手札を抱えさせづらくさせるもう一つの方法として、相手のリソースをいじめるという方法があります。例えば、こちらが立論反論で相手のオーラを削った返しに相手がまとわなければいけなくなってしまうと、必然的に手札を伏せての基本行動を行う必要が出てくるわけです。まとわなければ必殺の攻撃が飛んでくる、とはいえ纏えば鬼謀壮語をくらってしまう、いったいどうすればいいんだ、という感じで相手を追い詰めるところからまずはスタートしましょう。
 いずれにしろ、相手の次のリソース数と、相手が次に行いたいであろう行動を考えて的確に壮語を張ると相手が頭を抱えるので、適切な計略で快適な壮語ライフをお送りください。
 ちなみに依然として判証の弾としても優秀です。

論破
 告白すると僕このカードめっちゃ弱いと思ってたんですよ、シーズン2まで。
 だってダストがなければ貼れないわけじゃないですか、そして書相手には基本的にダストを枯らしてくるわけじゃないですか、これいつ使うねん、みたいに思っていました。
 しかし、私は気づいたのです。そうです、反論と立論をすべて当てればオーラ4つを剥げさせられ、きれいに論破を張ることができるのです。しかも、論破を張ることにより相手の二巡目のデッキが少なくなり、次の立論オーラチャンスが近くなります。なので、論破を採用する際には基本的には一巡目に立論、反論から論破を張ることを想定した立ち回りを行うと、「お??この論破とかいうカード最強やな???」となります。これだけは真実を伝えたかった。

完全論破
 特に語ることもないカードですが、採用する際は眼前構築の際に何を抜くのかを事前に必ず決めてから採用しましょう。その鉄の意思があればきっと抜きたい札は向こうからやってきます(諸説)。
 あとこれを使うと大体月影は打てなくなるけど最後の最後に久遠は構えられる、くらいのフレア感覚なので、それも意識をして採用しましょう。

森羅判証
 6フレアで時間差4ダメージ―6ダメージくらいのバースト能力を持つシンラのメインウェポン。とはいえあなたもお分かりの通り6フレアで時間差でのダメージというのは見た目以上に弱いのです。また、敗北条件も付いているためリーサルまで開けてはいけないという点も見逃せません。専用デッキを組むことが基本であり、これ以外にどうしても最後を押し切る打点がない場合のみ採用する、くらいの感覚が良いでしょう。張る場合は、早ければ早い方が(もちろん勝てる前提で、ですが)良いのでしっかりと残りの山札と手札から判証最終ターンまでに何点出るのかを計算してから張りましょう。

天地反駁
 専用デッキを構築する場合は積みましょう。具体的には、刀、古、薙、毒、鎚、騎あたりですかね。また、立論反論を嫌ったアグロ再構成などもあるため、書単体でも最低限の仕事はしてくれます。もちろんダストがないと安全に張ることは難しいので、安全に張る(イコールダストを作る)方法を事前にしっかりと考えておくか、そもそも死ななければ安いという覚悟を持ってから採用するようにしましょう。

皆式理解
 シーズン2のカード更新により無限の可能性を秘めているカード。シーズン3では鬼謀壮語を二連打でたたきつけられたり、皆式遺灰呪により軽率にダストを作ったり皆式無音壁で無敵のバリアーを作ったりすることに注目しています。なんだかんだで採用したら最低限の仕事をしてくれるいぶし銀みたいなカードで本当に好きです。
 ちなみに、対ユリナのマッチにおいて、切札枠に入れておくと、陰キャ絶対許さないパーティタイムこと気炎万丈を叩き割れるのでお勧めです。いやマジで気炎万丈無理なんですよ、底力も月影も無理ですけど。


■おわりに

 以上がシンラというメガミを単体で見た際の特徴です。当然、ふるよには2柱を組み合わせて遊ぶゲームなので、これを踏まえたうえで「じゃあどの組合せが強い(弱い)んだよ」と知りたい方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私はそのようなメガミのかみ合いを考えるのが面白いゲームだと考えているので、組合せ単位での考察は今回は割愛いたします。どうしても「〇〇に関する意見を聞きたい」というのがあれば、コメントかツイッター(@akasakihuru)で聞いてください。
 シンラは取っつきづらそうに見えますが、相手の行動から相手の戦略を見抜きそれを利用し術中に嵌めたときの快感は計り知れません。あなたもぜひシンラを宿してみましょう!

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