Perfume、東京ドームで活動休止前最後のライブ ファン熱狂

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丸山ひかり
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 今年いっぱいでの活動休止を公表した3人組女性テクノポップユニット「Perfume(パフューム)」が22、23の両日、東京ドームでライブを開いた。23日の公演では、今回が活動休止前の最後のライブだと明言。最新アルバムの収録曲を中心にこれまでの名曲も披露すると、客席からは拍手とともにすすり泣きも。メンバーの3人は、活動休止の選択ができたのはファンのおかげだとし、「一生Perfumeでいるための決断です」「また必ず会いましょう」と語りかけた。

 Perfumeはあ~ちゃん(36)、かしゆか(36)、のっち(37)が1999年に広島県で結成。「ポリリズム」(2007年)で人気となり、ヒット曲を連発した。今月21日、年内いっぱいで活動休止に入ると発表した。

 23日午後、東京ドームの周辺にはファンたちが大勢集まった。過去のライブツアーで買ったTシャツやグッズを身につけた人や、中には3人のコスプレ姿も。大阪府に住む男性(44)と女性(31)の夫婦、長女(5)は親子そろって3人をまねた衣装で訪れた。夫婦とも長年のファンで、16年のライブで出会ったことがきっかけで結婚したという。男性は「Perfumeは人生そのものです」と笑顔で語った。

 ライブは午後5時すぎにスタート。「もう一度、あの日から始めよう」というアナウンスが会場に響いたのち、「GAME」のパフォーマンスで幕を開けた。

 ポリリズムでブレークを果たした直後の08年に発表したアルバム「GAME」に収録された、人気曲のひとつ。過去のライブと同じように、3人が光るスティックを手に踊る演出もあり、序盤から大盛り上がりとなった。

 2曲目は「再生」(19年)。あ~ちゃんが「こんばんは、Perfumeです!」「今という瞬間を楽しみましょう!」と声を上げ、客席は大きな手拍子で応えた。

 3曲目からは、SF映画の世界を描いた最新アルバム「ネビュラロマンス 後篇」の世界に。「Cipher」「再起動世界」「ネビュラロマンス」などを披露していった。

 合間のMCで、あ~ちゃんは、活動休止を発表したあとのファンの反応について触れ、「本当に優しく受け止めて下さり、それぞれ個人の人生を応援してくださり、やさしいコメントに本当に優しく包まれました。ありがとうございます」と語った。

 また、「時代も変化していくし、年齢もレベルアップしていくし。永遠なんてないのかもしれないって思う反面、一生Perfumeでいたいという私たちの思いも強くなっていきました。このあともずっとPerfumeでいたいという気持ちがあります。そんな夢を実現するためにコールドスリープ(活動休止)することを選びました」と話した。

 のっちは、東京ドームの前回公演(20年2月)は最終日になるはずだった2日目が新型コロナの影響で中止になったことを引き合いに、「またこうして東京ドームに立つことができて本当にうれしいです。きょう、2日目、開演できて良かった」。かしゆかは「悲しい話じゃないから。パワーアップしてカムバックするので。今日は全力で盛り上がるしかないじゃん! 最高のパフォーマンスをします! 一緒にライブをつくりましょう!」と盛り上げた。

 その後は、「エレクトロ・ワ…

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この記事を書いた人
丸山ひかり
文化部次長
専門・関心分野
美術、音楽、表現の自由