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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

二輪乗りのコアな部分

2025年09月27日 | open




120km/hなんてのはフツー
にそこらの峠でコーナー旋
回して行く速度だ、とか思
ってたらどうやらそうでは
ないみたい。
それの理由は二つ。
・新東名以外は公道では法的
 規制がある

・今の人らは120km/hが特別
 な速度であり「超高速」と

 感じている(らしい)

一番目はいわずもがなだが、
二番目に関しては私と走り
の相方が現代の若いバイク
乗り(載り?)と直に話をし
ていて驚いた事がある。

「この車の加速性は?最高
速はどれくらい?」という
二輪車の車両の話題の時、
SSモデルに乗っているのに
「もちろん最高速出した事
ありますよ!130km/hも!」

と真顔で自慢げに言ってた
事。こちとら二人でぶった
まげた。
思わず「ああ、それは凄い
スピードですね」と二人で
言ったら、若者は満足そう
にドヤ顔になった。
ところが、どうやらその感
覚は現代二輪載り人たちに
はごく当たり前なのらしい。
中には「120キロ以上出す
と風圧で人間が飛ばされる
から出せない」と断言する
若者までいた。
これまたぶったまげた。
2スト250が210km/hはフツ
ーに出る
という事実も大気
圏外の領
域で、雲をつかむ
ような未
知の無知感覚なの
だろう。

100km/h規制の高速道路で
なぜか80km/h以下で走っ

いる二輪車の多い事よ、

不思議に思っていたが、

代実相に得心が行った。

今の二輪に載っている人間
の多くが「怖くて走れない」
のだ。

120以上出すと人間が飛ば
されるとか、頭おかしい。
人が吹っ飛ばされるわきゃ
ないだろが。上体起こして
頭部を高くして腕突っ張っ
て力でハンドル握り締めて
必死というようなゲーラー
カイトみたいな体勢取って
ない限り。アホ
か。
120などは峠の旋回速度だ。
ツイスティな近所のよく行
く峠でさえ70~80旋回だ。
そしてそれらサーキットの
ヘア
ピンのような低速コー
ナー
からの立ち上がりでは
すぐ
に120に達する。もう、
れこそすぐに。
高速道の巡行などは160超
のTON-UP継続がフツーだ。

てな事書くと、コンプラ正
義マンたちがまた炎上騒ぎ
をやるのだろう。ネラーの
ネトカスとかが。昭和オヤ
ジ叩きに血眼になって(笑

だが、法規がどうの以前に、
物事に対して対応力が一切
無い現代若者、という図式
は、いくら本人たちがわめ
こうが騒ごうが、その事実
は全く動かない。
「できない」連中が大勢い
すぎてそれらがでかい顔を
してのさばっている。
なんだかおかしいと思うよ。
直線は車が出すが、旋回は

人間が出す。
「できるがやらない」とい
うのと「できないからやれ
ない」というのは、中身と
して雲泥の差がある。とい
うか別物。

「速く走る為にはゆっくり
と走る事を知れ」と言った
のは歴史的な名ライダーの
ケニー・ロバーツだが、公
道でも速度に関しては法規
云々よりも、「できるかでき
ないか」というのは極めて
重要な車両運転の結節点と
なる。
それは運転操作技術がどう
であるのかその良否を形成
しているからであり、その
事は「自在制御」という点
において安全確保に直結す
る内実を有しているからだ。

法規違反は確かによくない
が、できもしない能力しか
無い連中がワーワー言う似
非コンプラ正義マンふぜい
などはくそくらえだ。
お前、マッチすれないだろ?

 


 


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