中国バイトダンスは、TikTok米事業で大きな役割を維持する見通し。9月24日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)
[26日 ロイター] - 中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の親会社、中国・字節跳動(バイトダンス)は、TikTok米事業で大きな役割を維持する見通し。関係筋3人が明らかにした。
トランプ大統領は25日、TikTokの米事業を米投資家らに売却する計画が、2024年の法律の要件を満たすと宣言する大統領令に署名。米オラクルや米投資ファンドのシルバーレイクを含む3社による投資家グループなどが新たに設立する合弁会社に移管される。 もっと見る
関係筋によると、新たなTikTok米事業は2社に分割され、発表されている合弁会社はTikTok米事業のバックエンド業務を担い、米国のユーザーデータやアルゴリズムを扱う。バイトダンスはこの合弁において、単独で最大の少数株主となる見込み。
もう一つの事業体は、バイトダンスが引き続き全額出資し、電子商取引や広告などの収益を生み出す事業運営を手掛ける見通しという。
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