放棄された研究施設が棲み家 ロシア極東のホッキョクグマ
コリュチン島、ロシア、9月26日 (AP) ― ロシア極東沖のチュクチ海に浮かぶコリュチン島で、放棄された極地研究施設に住み着いたホッキョクグマの群れが、観光客のドローンによって間近に撮影された。撮影したのはロシア人旅行者で写真家のバディム・マホロフ氏。 マホロフ氏は観光客グループとともに同海域を巡るクルーズに参加し、島の風景を撮影していたところ、廃墟となった建物の周辺で複数のホッキョクグマを発見。調べたところ、動物たちは建物を休息や生活のための「すみか」として利用していたという。 マホロフ氏によると、クマはドローンを恐れる様子はなく、むしろ興味を示して遊び半分に接触しようとする仕草さえ見せたという。SNSへの投稿で「クマも快適さや居心地の良さを知っている。彼らにとって家は避難所なのだ」とマホロフ氏述べている。 コリュチン島はユーラシア大陸の最東端のチュクチ半島北岸から約11キロ沖合に位置する小島で、島の西部には1943年に設立された極地研究所があったが、1992年に閉鎖されたまま放置されている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)