【自民党総裁選】小泉農相が会見で陣営の「やらせコメント」報道認める 「再発防止を徹底」
自民党総裁選(10月4日投開票)を巡り、小泉進次郎農相(衆院神奈川11区)は26日の閣議後会見で、小泉氏の陣営幹部が小泉氏を称賛するコメントをインターネット上の配信動画に投稿するよう要請するメールを陣営関係者に送っていたとする週刊文春の報道を事実と認めた。「やらせコメント」だけでなく、ライバル候補を中傷するような例文が列挙されていた点については「一部行き過ぎた内容があったと報告を受けている」と説明。「再発防止を徹底し、引き続き緊張感を持って総裁選に臨みたい」と述べ、最後まで総裁選を戦う意欲を示した。 【写真をもっと見る】記者会見する小泉農相 週刊文春は、小泉氏陣営の事務総長代理で、広報班長を務める牧島かれん元デジタル相(同17区)の事務所が「ニコニコ動画」にポジティブなコメントを書いてほしいとメールで要請した、と報道した。メールには「総裁まちがいなし」「あの石破さんを説得できたのスゴい」「去年より渋みが増したか」など24の例文が記されていたという。 小泉氏陣営の事務局長代理を務める小林史明衆院議員は25日、記者団に事実関係をおおむね認めた。小林氏は「(牧島氏の事務所は文春に)十分にチェックしてやるべきだったとコメントしている。陣営としてもルールを守ってきちっとやっていこうという方針は共有されている」と述べた。 陣営関係者によると、例文には「ビジネスエセ保守に負けるな」など、小泉氏の最大のライバル候補とされる高市早苗前経済安全保障担当相を中傷するような内容も含まれていた。小林氏は「高市氏を批判したという意味では全くない、と牧島氏は言っている」と釈明した。
神奈川新聞社