「……ご主人様」
美智が……オレの背中に手を廻す。
「わたくしの……ご主人様……!」
ギュッとオレを……抱き締める。
オレのペニスは、美智の処女地を白濁した液で汚し続けている。
「わたくし……『女』になってしまいました。大人の……『女』です」
美智のヴァギナは、オレを締め付けている。
最後の一滴まで、子宮に注いでくれと……。
「……美智」
「わたくしの肉体は……いかがですか?」
「気持ちいいよ。美智は、小さくても狭くて……抱き締めると丁度良い」
「……良かった」
オレは、美智にキスする。
美智は、オレの舌をちろちろと舐めてくれた。
「わたくし……夢が全て叶いました。もう、何も怖くありません」
……夢。
「……みすず様」
美智が……みすずを見る。
「ここにいるわ。あなたが旦那様に純潔を捧げる姿……全て、見ていたわ。ご苦労様。これからも、旦那様にお仕えするのよ」
「はい……わたくし、一生、ご主人様とみすず様のお側におります。お側にいさせていただいて……よろしいですね?」
「もちろんよ。一生、可愛がってあげるから」
「……嬉しいです、みすず様」
美智が、再び……オレを見る。
「これが、わたくしの第1の夢です。わたくしは、子供の時からみすず様をお慕いしていておりました。警護役として……生涯お仕えしたかった。でも、みすず様が香月家から他家に嫁がれるなら……警護役は、嫁がれた家の方に引き継がねばなりません」
「もう、大丈夫よ……あたしは旦那様との関係をお祖父様に認めていただいたんだから」
「はい。そして、わたくしも……ご主人様の『女』となりました」
「そうね。あたしと一緒ね。ずっと一緒に、旦那様にご奉仕致しましょうね」
「はい……みすず様」
これでもう……美智はみすずと生涯、別れなくて済む。
オレの『女』になったことより、美智にとってはそのことの方が嬉しいのだろう。
「それから、第2の夢……わたくしは工藤流古武術の継承者として、子供を産み……次の世代に技を伝える義務がございます」
……子供。
「しかし……工藤流古武術の存在意義を理解して下さり、わたくしに子種を授けて下さる殿方を探すのは……困難だと思っておりました」
……うん。
普通の男は……古武術の継承とか言われても、困惑するだけだろうな。
「ご主人様……わたくしが、ご主人様の子種で孕み……産まれた子供に工藤流古武術を教えることをお許し下さい……!」
美智は……真摯な眼で、オレを見上げている。
「それは、もちろん構わないけれど……」
オレが、そう答えると……美智は、ニコッと微笑む。
「そう言って下さると思っていました……ご主人様!」
「でも……別に、今すぐ妊娠する必要は無いだろ?」
オレは……言った。
「美智は、まだ15歳なんだし……子供を産むのは、もう少し後でいいだろ?」
「わたくしは……今すぐでも構いません」
美智が、お腹にキュッと力を入れる。
「うふふ……お腹の底に、ご主人様の子種が……温かいです」
まずい。
こいつ、本気で今すぐ妊娠する気だ。
「ダメよ、美智……旦那様のお申し付けを守りなさい」
みすずが、美智に言う。
「女の身体は……妊娠・出産すると少女から母に体型が変わってしまうの。旦那様は、もっと美智の少女のままの身体をお楽しみになりたいのよ」
「そうなのでございますか?」
美智が……オレに尋ねる。
「ああ、美智はこれからの数年で……ものすごく綺麗になっていくと思う。成長していく美智の少女の身体をずっと抱いていきたい」
「そうよ。旦那様の精液をどんどん注いでいただいて……まずは、旦那様好みの身体に成長なさい。お母さんになるのは、それからでも遅くは無いわ」
みすずの言葉に、美智は……。
「……判りました。では、中学を卒業するまでは妊娠致しません」
「高校卒業までだ」
オレは……言った。
「制服を着ている間は……妊娠させないぞ、美智」
「それでは……3年以上もかかります」
「3年なんて、あっという間だよ」
オレは、チュッとキスをする。
「工藤流古武術継承者としての使命の前に……美智には、普通の女の子としての楽しみをいっぱい教えてやる」
美智の顔を、オレはキスしまくる。
可愛い鼻の頭をペロッと舐めた。
「……ご主人様」
「命令だ……学生の間は、思いっきり楽しめ。若い時にしかできないことを、いっぱいするんだ。お前の継承者としての使命は、卒業してからゆっくりスタートさせればいい。いいな……!」
「あたしからも命令します。あなたが人生を楽しんでくれないと、側に居る旦那様やあたしも楽しくないのよ。一生、一緒にいるんだから……楽しく暮らしましょう。ね、美智」
「……はい」
美智が、潤んだ瞳でそう答える。
「わたくし……幸せです」
「旦那様に処女を捧げられて……良かったわね」
「はい……これが、『恋』なのですね」
……美智?
「わたくし……自分は一生、男の方との『恋』は無縁だと思っておりました。でも、ご主人様とこうして肌を重ねていると……とても、心地よいのです。ずっと、こうしていたい。ご主人様を……受け入れていたいです」
美智の中で……オレの勃起が再び硬度を取り戻していく。
「そうよ。美智も旦那様に『恋』しているのね」
「はい……お慕いしております。ご主人様……!」
……オレは。
「……バッカじゃないの?!そんなの、恋じゃないわよ!本当の恋ってのは、そんなものじゃないわよ!」
ずっと部屋のすみで落ち込んでいた雪乃が……喚き散らす。
一人だけ『家族』の枠の外にいて……みんなから、無視されていた雪乃。
「えっと……雪乃さんは、本当の『恋』が何だか判っているんですか?」
マナが、尋ねる。
オレに釘を差されたばかりだから……いつもより、言葉に毒が無い。
「当たり前じゃないっ!あたしは、本当の『恋』をしているもの!」
……雪乃。えっと、それは。
「『恋』をしているって……まさかアレのことっ?!」
寧さんが……呆れ顔で雪乃に言う。
「雪乃さんさあ……自分の彼氏に、暴力を振るわれて、レイプされそうになったの忘れちゃったの?」
校長室の隣の部屋で……雪乃は、遠藤に襲われた。
いや、最後までレイプしたのは、オレだけど……。
「だって……最初は、好きだったんだもの!今は、あんなやつダイッ嫌いだけど。死ねばいいって思っているけれど……付き合い始めた頃は、本当にあたし、大好きだったんだからっ!」
雪乃は……叫ぶ。
「それはあなたの一方的な感情で……『恋』ではないわ」
渚が……言った。
「『恋』っていうのは……愛し、愛されることだから。心からの信頼が繋がってないとねっ!」
寧さんも、そう言う。
「はい。あたしたちは全員……旦那様と『恋』していますから、よく判ります」
「うん。マナも……お兄ちゃんと『恋』しているよ!」
「恵美ちゃんもそうでしょ?」
克子姉が、メグを見る。
「……あたしは」
「自分よりも他の『女』の方が魅力的に見えるから……彼を取られてしまうかもって思っているだけで……別に、彼があなたのことを裏切るとか、そういうことは思っていないでしょ?」
「はい……ヨシくんは、絶対にあたしたちのことを裏切ったりはしません。それは、判っています」
メグは……言った。
「そうよ。恵美ちゃんの問題は、恵美ちゃんの内側だけのことなの。ちゃんと彼を信頼しているのなら、自分で立て直しなさいね」
渚が、メグに言った。
「……はい」
「そうやって自分を追い詰めるなよ、メグ!そんなことを考えているヒマがあったら、今、やんなきゃいけないことをしろ!」
「……やんなきゃいけないこと?」
「美智のために……緊急避妊薬が要る」
オレは、メグに言った。
「あ……そうね。どなたか持っていらっしゃいますか?」
メグも、みすずも、マナも……自分用に医者から貰って来た避妊ピルは、持っているけれど……。
緊急避妊薬のカプセルは、持っていない。
「あ、あたしが持っているよっ!」
寧さんが……言った。
『黒い森』の『女』たちは……突然、レイプされた時のことを恐れて、いつでも緊急避妊薬を持ち歩いている。
みんな……暗い過去を抱えているから。
「寧様は、ご自分の分を持っていて下さい……あたしのを美智ちゃんには飲ませます」
克子姉が、そう言った。
まだ……寧さんの敵は、健在だ。
シザーリオ・ヴァイオラとその一党は、寧さんを狙って攻めてきている。
寧さんにとっては、緊急避妊薬も『お守り』の一つだろう。
持っていた方がいい。
「確か……緊急避妊薬というのは、受精後24時間以内に飲めば良いのでしたね」
美智が……言った。
「そうよ。でも、なるべく早い方が効果は確実なの」
克子姉が、そう言うが……。
「ご主人様……今しばらくは、このままでいさせて下さい」
美智は、オレを見上げる。
「ご主人様の子供を孕んだかもしれないという、可能性を抱いたまま……わたくしは、敵と対峙したいのです」
「……美智」
「きっと、守ってみせます。ご主人様を……みすず様を……わたくしの『家族』を……!」
そして、美智は自分のお腹を触る。
「それから……このお腹の底の温かさも……!」
受精の可能性が、美智の心を奮起させるのなら……。
「判った……薬は、今すぐ飲まなくてもいい」
オレが、そう言うと……美智は。
「ああ……大好きです。やっぱり、わたくし……ご主人様に『恋』しています!」
……美智。
「誰が何と言おうと……わたくしにとっては、これが『恋』です!これで、いいんです。わたくし、一生、ご主人様に『恋』していきますっ!」
美智が、ギュッとオレを抱き締める……!
「そっか……なるほどね」
不意に……麗華が呟く。
ちなみに、関さんと美子さんは生で処女喪失場面を観たショックでまだ呆然としている。
瑠璃子は、興味津々でオレたちを見ていた。
「わたくしも、恋や結婚には、全然興味が無かったのですが……子供は産みたいと思っていました。そうか、主様の子を孕めば、全て問題解決ですね……!」
……ええっと。
麗華は、麗華で……色々と欠けているところの多い女だよなあ。
「うん。真緒ちゃんに妹を作ってあげないといけませんから……わたくしも、急いで妊娠しないといけませんね」
すっかり、真緒ちゃんがお気に入りらしい。
というか……『家族』というものに、麗華は心から満足している。
「でも、麗華お姉様……今は、そういう状況ではないですから」
渚が、慎重に麗華に言った。
「判っています。敵を排除するまでは……!わたくしは、プロの警護人ですから。『家族』の安全が何よりです……ね、関さん!」
「あ……はい?」
「しっかりして下さい!」
「あ、ああ……ごめんなさい」
関さんは、顔を真っ赤にして……謝る。
「お兄様の……美智さんの中で、また大きくなっています……!」
瑠璃子が……オレたちの結合点をジッと見つめている。
「そんなに血が出ていて……美智さん、痛くないんですか?」
美智は……答えた。
「痛いのが……いいんです。わたくしは、身を捧げているんですから」
そして、オレを見上げて……微笑む。
「わたくしにも判ります。ご主人様の……わたくしの中で、大きくなっています」
……美智。
「また、わたくしのお腹を……かき混ぜて下さい。熱いの……たっぷり、出して下さい」
お……オレは。