銚子市の職員4人を書類送検 市発注工事の入札関連の情報漏らした疑い
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千葉県銚子市が発注した道路の舗装工事などの入札を巡り、工事価格などの情報を業者に漏らしたとして、千葉県警が9月25日、官製談合防止法違反などの疑いで職員4人を書類送検したことが分かりました。 銚子市の職員4人を書類送検 市発注工事の入札関連の情報漏らした疑い 捜査関係者によりますと、官製談合防止法違反などの疑いで書類送検されたのは、銚子市都市整備課の41歳と29歳、市水道局の48歳と33歳のいずれも男性の職員合わせて4人です。 4人は、2023年7月ごろから2025年1月ごろまでの間、市が発注した道路の舗装や補修工事など合わせて12件の入札について、最低制限価格を算出するのに必要な工事費などの情報を工事業者2社に対し、漏らした疑いが持たれています。 情報の漏えいを受けていたのはいずれも市内にある「乙邊工業」と「小林建設」で、乙邊工業は12件すべて、小林建設は2件の情報を得ていて、このうち乙邊工業は6件、小林建設は1件を落札していました。 調べに対し4人の職員はいずれも容疑を認め、「業者からしつこく頼まれ、予定価格などの算定がしやくすなる情報を教えるくらいなら許されるだろうと思った」などと話しているということです。 一方、乙邊工業の51歳の社長と小林建設の71歳の営業担当者もそれぞれ、9月25日付けで公契約関係競売入札妨害の疑いで書類送検され、いずれも容疑を認めているということです。
チバテレ(千葉テレビ放送)
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