友人(女性)がマンションを借りることになったんですが、彼女はとにかく押しに弱い。毎回「これは必要ですか?」なんて聞かず、オプションをどんどん付けられるタイプ。見てられないし、本人も損したくないとのことで、私が代理で交渉することになりました。
物件を管理しているのは株式会社アレップス管理、仲介はタ○ンハウジング。物件を管理しているのは、タ○ンハウジングを運営する株式会社ア○ップス。フリーレント2か月がついていたこともあり、即決。担当は20代の女性の方。
①初期費用概算がもう怪しい
問い合わせた初期費用の概算を見て、まず目を疑いました。……フリーレント2か月、どこ行った?「これ、入ってないですよね」と指摘するとようやく修正。最初から正しく出せばいいのにと心の中でツッコミ。
抗菌施工やらなんやら、すべてのオプションを外せるか半ばダメ元で聞くと、意外とすんなり「OK」との回答。聞いてみるもんだなと思いつつ、改めて送られてきた見積書を確認すると、今度は鍵交換代が追加されていました。指摘すると「あっ、これはこちらで負担するものでした、すみません」と削除。なんなんだ。
③支払いプレッシャー
見積書に合意してホッとしたのも束の間。入居日までの日程がタイトだから初期費用を数日以内に振り込めと請求書が送られてきました。審査も終わってないし、契約書も確認していない状態で先に払えって……マジか。「契約書確認してから支払います」と伝えるり冷静を装いながら。
審査が通過し、契約書を確認。すると…契約者本人に届いた請求書には、再び鍵交換費用が追加されていました。しかも当初記載されていた金額とは異なる金額。契約書の重要事項欄には「鍵交換費用は賃借人負担」と明記。もうね、最初の見積書と全然違うじゃん!初期費用払った後だったらどうしてたんだ!押しに弱い友人が一人で対応していたら、完全に余計な費用を払わされるところでしたね。
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最終的に友人は不要なオプションや費用を回避できましたが、業者側の対応は正直イライラする場面が多々ありました。今回の経験で痛感したのは、契約というのは「書類にサインするまで安心できない」ということ。押しに弱い人は、誰か信頼できる人に一度目を通してもらうだけで、大きな損を防げます。なにより、最初から正確に見積もりを出してくれればみんなハッピーなのに…と、つい愚痴を言いたくなるが、そこは商売。気持ちはわからんでもない。
単純なことだけど契約書・請求書・オプション費用をしっかり確認すること。不動産屋から言われたままの金額を払うのもそれはそれでいいと思うけど……少し手間をかけるだけで、思わぬ出費やストレスを避けられるということを、今回の体験から学びました。
マイナンバーカードには気軽に皆同意してるじゃん たかだか数万円程度の差額の賃貸契約程度が何だよ 注意を払う方向がおかしい
入居時だけじゃなくて、退去時の契約も見ておかないと無駄な清掃費用を取る契約になってるで。