無言館の共同館主に内田也哉子が就任。次世代への継承と美術館事業の新たな展開を目指す

戦没画学生慰霊美術館 無言館の共同館主に文筆家・内田也哉子が6月1日付で就任した。

戦没画学生慰霊美術館「無言館」

 長野県上田市の戦没画学生慰霊美術館 無言館(以下、無言館)の共同館主に、文筆家・内田也哉子が6月1日付で就任した。もうひとりの共同館主は1997年に同館を設立した窪島誠一郎。

 無言館は、窪島による私設美術館「信濃デッサン館」の分館として97年に誕生。自らも出兵経験があり、昨年6月に逝去した画家・野見山暁治とともに日中戦争および太平洋戦争で戦死した画学生たちの作品や遺品の収集を行い、その資料を収蔵・展示している。

 共同館主となった内田は、同館の設立経緯を次世代に向けて継承し、新たな展開の実現するため、2019年より無言館や窪島との対話などを行ってきた。開館27周年を迎える今年より、美術館事業のさらなる発展に向けて、立命館大学などを運営する学校法人立命館と連携強化を図るものとなるという。

Latest News

「エヴァンゲリオン」の30周年記念展「ALL OF EVANGELION」。エントランスイメージや展示構成が発表

「エヴァンゲリオン」シリーズの30周年を記念した展覧会「ALL OF EVANGELION」が、東京・六本木の東京シティビューで開催。その展示構成が発表された。会期は11月14日〜26年1月12日。

エントランスイメージ ©カラー/Project Eva. ©カラー/EVA製作委員会 ©カラー

建築家・磯崎新の没後、国内初となる大規模回顧展「磯崎新:群島としての建築」。11月1日より水戸芸術館で開催

建築家・磯崎新の没後、国内初となる大規模回顧展「磯崎新:群島としての建築」が、茨城・水戸の水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。会期は11月1日 ~ 2026年1月25日。

磯崎新 水戸芸術館 1988 シルクスクリーン・プリント

ドラえもんからKAWS、ラブブまで。香港、ビクトリア・ハーバーに巨大インフレータブルが集結

香港のビクトリア・ハーバーに、大規模な水上アートイベントが10月25日より開催される。AllRightsReserved(ARR)が企画するイベントでは、ドラえもんやKAWSとセサミストリートによるコラボレーションのキャラクターが巨大な空気彫刻として海上に登場する。

9月20日に新界・青衣沖で行われた試験航行の様子 © AllRightsReserved(ARR)

「第3回BUG Art Award ファイナリスト展」が開催。6名の作家がBUGを舞台にプレゼンテーション

東京・八重洲のBUGで、「第3回BUG Art Award ファイナリスト展」が開催される。今回の「BUG Art Award」のファイナリスト選出されたのは、沖田愛有美、徐秋成、善養寺歩由、髙橋瑞樹、吉原遼平、里央の6名。会期は9月23日〜10月19日。

メインビジュアル

Exhibition Ranking

ひろしま国際建築祭2025

2025.10.04 - 11.30
福山/神勝寺 禅と庭のミュージアム、 ふくやま美術館(ギャラリー) 尾道/尾道市立美術館、まちなか文化交流館「Bank」、 LLOVE HOUSE ONOMICHI、ONOMICHI U2、LOG
広島