滋賀県の山で東京の女子大学生が遭難か 警察などが捜索
滋賀県の山を登山で訪れていた東京に住む21歳の女子大学生の行方がわからなくなり、警察などは遭難したおそれがあるとみて、25日朝から登山道などを捜索しました。
しかし、見つからなかったため、26日も捜索を続けることにしています。
行方がわからなくなっているのは、東京・荒川区の大学生、石井香那さん(21)です。
警察によりますと、石井さんは登山のため、23日から滋賀県米原市と多賀町にまたがる標高およそ1080メートルの霊仙山を訪れていましたが、山頂で撮影された写真が24日の昼ごろ家族の元に届いたあと、連絡が取れなくなっています。
石井さんは、米原市内の登山口に設けられたポストに登山届を入れていて、1人で登山すると書かれていたということです。
石井さんは身長が1メートル57センチほど、肩までの長さの黒髪で、ジャンパーと長ズボンを着用し、茶色の登山靴を履いているということです。
警察は、石井さんが遭難したおそれがあるとみて、25日朝からおよそ30人態勢で消防とともに登山道などを捜索しました。
しかし、見つからなかったため、26日は地元の住民も加わる形で朝から捜索することにしています。