RYBARはドネツク州シヴェルシク方面について「ロシア軍が複数方向で前進した」と、DEEP STATEはザポリージャ州フリアイポレ方面について「ロシア軍が複数方向で前進した」と報告、ドネツク州ドブロピリア方面ではウクライナ軍の反撃を示唆する視覚的証拠が登場した。
参考:Мапу оновлено
参考:Хроника специальной военной операции за 22-23 сентября 2025 года
参考:Бои на Константиновском. Обстановка на Лиманском. Успехи на Новоселовском
参考:Сводка на утро 24 сентября 2025 года
シヴェルシク周辺の状況はますます悪化し、ロシア軍はドニプロペトロウシク州とザポリージャ州の州境周辺で前進し続けている
ドネツク州シヴェルシク方面ではロシア軍兵士がペレイズネ集落内の複数地点=ⒶⒷで国旗を掲げる様子が登場、RYBARは24日「ロシア軍がシヴェルシク北東郊外で支配地域が広がった」「ロシア軍がシヴェルシク南東郊外で支配地域が広がった」「ロシア軍がヴィムカ南郊外の線路沿いで支配地域が広がった」「ロシア軍がペレイズネ集落を占領した」と報告。
DEEP STATEはシヴェルシク方面について新たな報告を行っていないものの、RYBARの報告が事実ならシヴェルシク周辺の状況はますます悪化しており、ロシア軍にヤムピリ、ドロニフカ、ザキトネとドロニフカの間の森林地帯に取りつかれるとT-5013経由の移動が制限され、ロシア軍がスビアト・ポクロフスケ周辺まで前進するとスカー川沿いからT-5013に出ることができなくなるため、この辺りに動きが出てくればシヴェルシクを巡る戦いが本格的に勃発するかもしれない。
DEEP STATEはザポリージャ州フリアイポレ方面について24日「ロシア軍がノヴォミコライウカを占領した」「ロシア軍がノヴォイヴァノフカを占領した」「ロシア軍がテルノヴェ北郊外で支配地域を広げた」「カリニフスケがグレーゾーンに移行した」「ノヴォリホリフカがグレーゾーンに移行した」「ノヴォミコライウカ西郊外でグレーゾーンが広がった」と報告。
この方向のロシア軍はドニプロペトロウシク州とザポリージャ州の州境周辺で前進し続けており、ウスペニフカを失ったりP-85の移動が制限されるとフリアイポレ方向の守りが怪しくなるため、この方面の状況は楽観視できないが、ロシア軍がどの方向に進んでそれを達成しようとするのかは予想できない。
因みにDEEP STATEはドネツク州ドブロピリア方面について9日「ウクライナ軍がノヴォトレツケからロシア軍を押し戻してグレーゾーンに移行した」と報告していたが、ウクライナ軍がノヴォトレツケ集落内=Ⓐでロシア軍歩兵部隊を待ち伏せ攻撃する様子が登場。
これまでRYBARはドブロピリア方面におけるウクライナ軍の反撃を一切認めておらず、ロシア国防省の発表に忠誠心を示し「ロシア軍が前進している」と報告してきたが、24日の放送で「ウクライナ軍がドロジニェからニカノリフカを経由してノヴォトレツケに侵入している」と言及。
ロシア人ミルブロガーのДва майора(ドヴァー・マヨーラ=Two Majors)も「敵がノヴォトレツケへの突破に注力しており、集落内で敵部隊とロシア軍部隊が銃撃戦を繰り広げる映像が公開された。敵は我が軍の突出部を切り落とそうとしている。現地部隊からは数週間にわたり美しい報告書が続いており、この中には以前に「占領」した集落の支配状況に関するものが含まれている」と報告、RYBARもTwo Majorsの報告を無言で引用しており、このパターンは大抵「当該評価に関する無言の同意」を意味する。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ



















戦線広いですから、本当に色々な動きがありますね。
両軍ともに、どの戦線に力を入れていて・攻防どこで交代しているのか、泥濘期くらいになればはっきりするかもしれませんね。
この手の美しい報告書がいかに害悪かがよくわかりますな··
台湾沖航空戦とかその最たる例ですよね
日本ではトンデモ仮想戦記がどんどん一人歩きしていく横で粛々と戦線は進む
後方で仮想戦記やってる分にはほとんど無害だが、リアル戦線でやられたら、兵士は、たまったもんじゃないですな。
ロシア軍もロシア国内自体も流石に無傷・ノーダメでは無いけど、ウクライナ政府の大本営発表()や日本のトンデモ仮想戦記で言われているほどの損害には遠く及ばないのは実際の戦況地図見たら分かるもんなのに。
長期間鉄壁のシベルスク戦線でしたが気が付けばロシア軍が郊外にまで迫っている模様、陥落しない要塞や都市というのはやはりあり得ないんでしょうね。またいつの間にかロシアが毎日結構な範囲進軍を各所で行いますが、一時は全く戦線動かずウクライナ側がしっかりと守れていた時期もありましたが今や昔ですね。
ポフロウシク方面のクチェ・リブヤル周辺のロシア軍の支配地がなかなか消えないということは、まだロシア軍が浸透し続けているということなんですかね。
兵士が不足していて、戦線が押されている中でもドブロピリア方面でこれだけ必死に反撃するって事は、余程この方面を進撃されたくないんだろうな、と……
無論ロシア軍もガンガン戦力投入して戦線を押し上げようとするから、混戦にもなるか
ドブロピリア方面は謎の多い戦場になってるね
逆にロシア側の視点で考えると現時点でT-514の遮断まで狙うのは前のめり過ぎるわけで
意図してカオスな陣取りゲームを演出してるのか、意思決定に問題があるのか
ただ8-9月の全期間通じて、全戦線を俯瞰しての評価だと
ウクライナが内線の利を活かして戦略予備を素早く移動させたにもかかわらず
ポクロウシク方面はほとんど状況が改善されていないんだな
その裏ではクピャンスクが半ば失陥しハルキウとスラビャンスクの連絡を切られそう
最初は10km程度の戦術的突破に過ぎなかったはずなのに
ウクライナの上層部は判断ミスを連発して戦略的な危機を招いている
最近はヘルソンから更に戦力を引き抜いたみたいだけど大丈夫なんですかね
クピャンスクもそうだけど 物資が底尽きる前に撤退と言う選択肢はウクライナにはないのかな?
一旦ドネツク州から撤退してみたら?
3年前のちょうど今頃、宇側のハリコフ反攻作戦(当時は宇軍が露軍の数倍の兵力だった)でロシア側の思い切った撤退戦は英断だったとしか。