シティ・ポップ好きのためのアニメソング5選
近年シティ・ポップがYouTubeのレコメンド等から国外でブームになり、その流れが国内にも逆輸入されてちょっとしたリバイバルが起きていますが、一度断絶に近い状態になっていたのでディグるにもわりと人頼みになってるところもあるでしょう
てことで今記事ではなんとなくシティ・ポップファンに受けそうだな〜と思ったアニメソングを紹介していきます
なおシティ・ポップを掘っていて比較的行き当たりやすい曲(80'sラブコメアニメや太田貴子さん等)や、シティポップ系のMixリストをザッと探して見当たる曲は省いてます
①『ピュアストーン』 結城梨沙
『赤い光弾ジリオン』のオープニングテーマで、シティ・ポップ云々を抜きにしても80年代後半のアニメソングでは特に人気の一曲で、巧みなコーラスワークやクラップなど妙味の効いたアレンジが素晴らしい
製作された87年はもう既に『シティハンター』等でアニソンらしさのない曲をテーマに据えること自体は珍しくない時代でしたが、『ジリオン』自体は玩具催促アニメだったのでこの手のタイプのものをテーマソングに持ってくる事はわりと珍しく、そういう意味ではユニークなアニソンでもあります
②『さよならbyebye』 馬渡松子
『幽☆遊☆白書』2番目のエンディングテーマ。元ドリカムのバックバンドメンバーだった馬渡松子さんのセルフプロデュースによる曲で、その影響が垣間見える洗練されて落ち着いた雰囲気になっています
『幽白』はどのオープニング・エンディングテーマも人気が高いですが、馬渡さんはそのうち4曲を担当しており、どれもシティ・ポップファンが好きそうな曲になっているので気になった方は是非調べてみてください
③『星空のBelieve』 鮎川麻弥
『機動戦士Ζガンダム』エンディングテーマ。『Ζガンダム』はアメリカの大作曲家ニール・セダカに各オープニング・エンディングを依頼しており、そのうちの一つであるこの曲は彼の過去作『BAD AND BEAUTIFUL』のリアレンジとなってます
ニール・セダカはシティ・ポップを語る上で欠かせない存在である竹内まりやにも影響を与えたらしいので、『星空のBelieve』が持つ都会的な雰囲気はある意味シティ・ポップのルーツが出ていると言えるかもしれません。オープニングテーマの『水の星へ愛をこめて』なんかも比較的シティ・ポップに近いタイプの曲なのでそちらも聴いてみてください
同じ富野由悠季監督の他作品で鮎川さんボーカルで歌っていた『風のノー・リプライ』とかも良いですし、Ζガンダム自体OSTがシリーズ通しても屈指の出来なので是非。この記事を読むような方なら『グリーン・ノアの少年』あたりは好みかもしれません
④『輝きは君の中に』 鈴木結女
『NINKU -忍空-』オープニングテーマ。全体的にはシティ・ポップの枠からは外れているような一曲ですが、使われているサウンドやアレンジの方向性はシティ・ポップファンも気に入りそうかと思いピックアップしてみました
先に紹介した『幽☆遊☆白書』とアニメスタッフも引き継いでいるため、オープニングやエンディングのテーマ曲も比較的近いテイストになっています。ほぼ同時期に制作されていた他のジャンプ系アニメが人気バンドとのタイアップなどを積極的に行っており、その後の少年誌系アニメではタイアップ主流となっていくため、アニソンという括りの中でシティ・ポップやAOR、ブラックコンテンポラリー等の大人びたサウンドがテーマに使われていた最晩年の作品がこの『忍空』と『幽白』だったのかもしれません
⑤『Burning Hearts 〜炎のANGEL〜』
セガサターン用アクションゲーム『バーニングレンジャー』のオープニングテーマ。こちらもシティポップからは少々ズレた楽曲なうえにアニソンではなくゲームソングなのですが、完成度がとても高くて個人的にお気に入りなので入れてみました
この頃のSEGAゲーはタイトル毎にほどよくジャンル特化したサウンドトラックを作っているので、シティポップだけでなくHR/HMファンやHIPHOPファンにも刺さる楽曲は多いと思います(『ソニックアドベンチャー2』『ジェットセットラジオ』など)
そちらも気になった方はディグってみると面白いですよ


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