天下人・岡田彰布監督(66)の前に来季、出現する30秒ルールは果たして追い風なのか逆風なのか-。「アレンパ」達成への重大な鍵になるかもしれません。18年ぶりのリーグ制覇、38年ぶりの日本一に輝いた阪神は主力選手の契約更改交渉が始まり、バラ色のオフを満喫しています。指揮官も連覇への意欲を語っていますが、球団史上初の連覇を目指す中で気になる動きが、来季の「ルール改革」です。11月22日に行われた12球団オーナー会議で〝玉虫色″の審議となった30秒ルール。阪神には1986年、連覇を目指したシーズンでの忌まわしい思い出があるだけに、対応を講じたほうがいいですね。
■年俸倍増ラッシュ
バラ色のオフとは今の阪神のことを指します。日本シリーズが始まったばかりの10月31日のコラム(【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】〝岡田バブル〟は目前! 虎戦士は日本一&札束をつかみ取れ!)で書きました。今季の阪神のシーズン観客動員数は291万5528人で12球団トップ。巨人の270万8315人、パ・リーグナンバーワンのソフトバンクの253万5061人(いずれも主催71試合)よりも上でした。クライマックスシリーズ、日本シリーズの興行がプラスされ、球団のもうけは200億円以上-といわれています。
当然ながら、主力選手の契約更改交渉では利益が還元され、複数年契約の選手を除けば年俸倍増のラッシュ。複数年契約の選手も出来高で札束がタップリ懐に~。なので交渉の部屋から出てくる選手たちの顔はどれもこれもニヤニヤ。ファンに夢を与え、最高の結果をもたらした選手たちが幸せそうな顔になってくれるのですから、こちらも幸せな気分になりますね。