〔泡沫夢幻〕NZで医師ストライキ、診察や手術が大幅制限
ニュージーランド(NZ)で公立病院に勤務する上級医師と歯科医師の約6,000人が、給与や労働条件の改善を求めて、9月23日から48時間の時限ストライキを実施している。政府機関ヘルスNZによると、ストライキによって1,800件超の手術、3,600件超の初診、約7,000件の再診、800件超の外来処置が延期される見通し。緊急診療や入院中患者の治療は継続するが、外来や計画診療は大幅に制限される。
上級医師らが所属する専門医療労働組合(ASMS)は、深刻化する人材不足に対応するためにも競争力ある給料条件が不可欠だと訴えている。一方、ヘルスNZは「交渉手段は尽きた」として、労使協議の最終決定を雇用省に委ねる異例の手続きに入った。
ストライキの影響で、がん手術が2回も延期されたウェリントンの患者は「医療従事者が評価されず海外に流出する恐れがあり不安だ」と述べた。
一方、ブラウン保健相は「公的医療機関で働く高給取りが給料アップのために患者を見捨てた」と医師側を非難している。