水菓子 鳴海

急襲アタッカー【INオクタヴィネル・1】

急襲アタッカー【INオクタヴィネル・1】 - 水菓子 鳴海の小説 - pixiv
急襲アタッカー【INオクタヴィネル・1】 - 水菓子 鳴海の小説 - pixiv
6,970文字
ツイステIN黒羽快斗シリーズ
急襲アタッカー【INオクタヴィネル・1】
まじ快の黒羽快斗がツイステの世界にトリップし、オンボロ寮の監督生として生活している世界観です。
今回はオクタヴィネル寮が舞台になります。
相変わらずエーデュースとは仲良しです。
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2020年10月1日 15:30

オクタヴィネル寮の寮生が寮内で管理運営するカフェ『モストロ・ラウンジ』。
全ての授業が終わった放課後から開店するこのカフェは営業時間が短いものの、ナイトレイブンカレッジの生徒達にとっては唯一の娯楽施設といえた。そのおかげかラウンジ内は連日盛況で、今夜もまたラストオーダーを迎える頃迄客足は絶えなかった。

最後の客を見送り『close』の札が掛かった扉を背に寮生へ片付けの指示を出した後、本日の売り上げが詳細に書かれた書類を片手にオクタヴィネル副寮長のジェイド・リーチはラウンジの奥にある支配人室も兼ねるVIPルームへと脚を向ける。

「失礼しますよ、アズール…」

軽くノックをしてから開けたドアの向こうではラウンジの支配人でありオクタヴィネルの寮長を務めるアズール・アーシェングロットが皮張りの椅子に腰掛け自身のスマホを熱心に見ていた。
スマホからは音声が流れアズールが掛けるメガネに動画らしき物が見えてジェイドは笑みを深めながらゆっくりと歩み寄りアズールに声を掛ける。

「珍しいですね…何か面白い事でも?」

「昼間…少々興味深い話を耳にしたんですよ」

歩み寄る靴音に気付いたアズールからスマホを見せられたジェイドはそこに映る動画に一瞬目を見開くも、直ぐにアズールの意図を読み取りニィと鋭い歯を覗かせた。

「確かに…これは興味深いですねぇ」

ジェイドが視線を向ける画面には快晴の中で笑顔が印象的な黒い猫っ毛を揺らす人物が映り、その周りを鮮やかな赤い薔薇の花弁と無数のトランプが舞い散っていた。



「この前のお茶会は盛り上がったな」

魔法薬学の授業が終わり教室へと戻る道中でデュースが少し興奮気味に話す。その隣を歩くエースは教科書やノートを持ったまま両手を頭の後ろへと回し小さくため息をついてみせる。

「…あんなんプロと変わらねぇじゃん。どーりで勝てねぇ筈だぜ」

ぼやくエースを見て隣を歩く快斗が得意げに笑う。以前ハーツラビュルの談話室においてイカサマも有りという少々特殊なルールが加えられたカードゲームで快斗がエースに勝ったのはまだ皆の記憶に新しい。それから何度かエースは快斗に同じ条件で勝負を挑んでいたがまだ一度も勝てずにいた。

「そう簡単に負ける気なんかねぇよ」

「そうだゾ!エースが快斗に勝つなんて無理なんだゾ」

「うっせぇ!!」

快斗の肩に乗ったグリムに挑発されエースが思わず声を荒げた。

「それにしても…あれだけの人数が見ていて誰一人トリックが分からないというのは凄いな」

感嘆して語るデュースに拗ねていた筈のエースも直ぐに機嫌が直り、マジックを嗜む者として少し興奮気味に口を開く。

「あの最後にやった、指鳴らしただけでトランプと薔薇がいきなり周りに飛び散るヤツとかすっごかったもんな!」

「楽しんでもらえたんなら良かったよ」

数日前ハーツラビュル寮で開催された『何でもない日のお茶会』で、本来他寮生でありながらもよく招いてもらっている礼として快斗はちょっとした余興のつもりで数種類のマジックを披露した。
魔法が当たり前に存在しながらもマジックを楽しむ文化はあるらしく、快斗の気持ちを聞いたハーツラビュルの面々は快く了承してくれた。それでも魔法士を目指す学生相手には子供騙しになるかも知れないと少し気にはなったものの結果は予想以上に好評だった。
次から次へと繰り出されるマジックに寮生達は勿論、寮長であるリドルも目を輝かせ食い入る様に見ていたのは特に印象的だった。

「なぁなぁ、今度オレにもマジック教えてよ。オレん家兄貴も父さんもマジック出来るからさ、たまにはあっと言わせたいんだよなぁ」

歩きながら快斗に向き直り教科書やノートを脇に挟み、顔の前で手を合わせるエースに快斗はニッと口角を吊り上げる。

「良いぜ…って言いたいけど、マジシャンにとってのトリックは財産みたいなモンだからな。特にあれはオレのオリジナルだし、簡単には教えてやれねーよ」

「えーっ……まぁ、ウチの兄貴も見て盗めって感じだったし…しゃーねぇか…」

大人しく引き下がったとはいえ、ちゃっかりしているエースに呆れながらデュースがふと思い出す。

「あ、そう言えば…ダイヤモンド先輩があの日の動画をマジカメに上げたらしいんだが、これまでにないぐらいバズってびっくりした…って凄く興奮していたな」

ケイトがマジカメ用に何度か写真を撮っていたのは快斗も気付いており、またケイトからも一応と聞かれており撮った写真をマジカメにアップするのは承知していた。だが予想以上の反響に嬉しさの反面嫌な予感がして眉が下がる。

「えっ…!?マジか…道理でこの前からまたすげー視線を感じると思ったぜ。最初に比べりゃ物珍しさがだいぶ抜けたと思ったのにな…」

「そりゃ魔法が使えない監督生ってだけでこの学校じゃかなり目立つのに、あんな特技があるって知られたら当面は注目の的になるぜ」

「別に良いじゃねぇか。快斗は魔法が使えなくても十分凄いんだってみんな見直すんだゾ」

ご機嫌なグリムとは対称的に小さく息を吐く快斗にエースとデュースの視線が向けられる。

「…あんま変に目立つと、なーんかまた厄介事が来るような気がするんだよなぁ」

入学から今までを思い出し何処か憂いを帯びた快斗の呟きをエースとデュースは即座に否定出来なかった。

「ま、別に悪い事した訳じゃねぇんだし、あんま深刻に考えなくても良いんじゃない?」

「確かにな。つまんねぇ因縁付けられたらソイツ等にヤキ入れてやるから…絶対直ぐに言えよ?」

少々物騒でありながらも快斗を思う気持ちから飛び出したデュースのワル語録に快斗とエースが思わず笑ってしまう。後少しで教室に辿り着こうかという時、三人と一匹は自分達の教室の前がやけにざわついているのに気付く。

「あれ…?何かあったかな?」

「あの髪色…オクタヴィネルの……」

「ふなっ!!あのウツボの片割れなんだゾ!!」

「あの感じはジェイド先輩か。何やってんだろ」

教室の入口に立っていたのは珊瑚の海の様な淡い青の中に一房だけ色の濃い髪を持つ長身の生徒だった。特徴的な容姿と纏う温和な雰囲気からその人物がオクタヴィネルに所属する双子で直ぐにジェイドだと三人と一匹は察した。オクタヴィネルの副寮長であり、またあまり良い噂を聞かないジェイドにクラスメイト達は何処か怯えた様子でそそくさと教室に入っていく。
どうやら誰かを待っているらしいジェイドは周囲に向けていた視線をふとエース達へと向けた。

「…ひッ!」

瞬間、ジェイドと目が合った快斗は思わず足を止めてしまう。ジェイドの細められた目は海のギャングの異名にふさわしい捕食者の如く妖しくきらめき、口元は弧に曲げられ深い笑みを浮かべる。

「快斗?どうかしたか?」

ジェイドが向ける視線は快斗だけに向けられたものらしく、急に歩みを止めた快斗へ不思議そうにデュースが問い掛ける。快斗は黙ったまま少し考え、グリムを素早く肩から降ろし自分の教科書やノートと共にデュースへと押し付ける様に渡す。

「ふなっ!?」

「えっ!?快斗っ??」

「悪いっ!ちょっとグリムを頼むっ」

そう言うなり快斗はエースとデュースから離れ回廊の手摺へと走る。
逃げる快斗を見てジェイドが急いで此方へ走ってくるのに気付いたエースは状況が掴めず快斗に向けて声を張り上げる。

「ちょっ!!お前っ、何やったんだよっ!!」

「何にもしてねーよっ!!只嫌な予感がするんだよっ!だから先生には早退したっつっといてくれっ!グリムは後で寮まで迎えに行くからっ!」

言うが早いか快斗は勢いのまま回廊の手摺に手を掛けて飛び上がった。

「おいおいおいっ!?待てっ!!此所何メートルあると思ってんだっ!!」

躊躇無く手摺の外へと飛び出した快斗に焦り、エースとデュースは慌てて手摺へと駆け寄り下を覗き込む。
落下しながら快斗は空中で身体を捻り地面へ背を向けると、この世界に来る前から愛用のトランプ銃を懐から取り出しワイヤーを城の屋根目掛けて撃ち出した。ワイヤーの先端は上手く屋根に引っ掛かり、快斗は即座にワイヤーを巻き戻して身体を屋根の上へと引っ張り上げる。

「なっ…!?」

勢いのまま屋根まで上がるその途中快斗の行動に驚くエースとデュースと一瞬目が合い、快斗は片手を顔の前に立てて「悪ぃ」と一言告げる。ワイヤーが巻き戻る速度は早くエースとデュースが何事かと把握する前に快斗の姿は屋根の上へと消えてしまった。

「なん…なんだ……今の…」

一瞬の間に起こった出来事を整理出来ず、呆然とする二人と一匹の隣へジェイドが立ち回廊から頭を出して屋根を見上げた。

「…逃げられてしまいましたね」

ジェイドの呟きに漸く我に帰った二人は、スマホを取り出して操作しながらこの場を去ろうとするジェイドを呼び止める。

「ジェイド先輩…アイツに何するつもりなんすか?」

静かに問い掛けながらも警戒を露にするエース達にジェイドは眉を下げて困った風を装いながら笑う。

「別に…危害を加えるつもりはありませんよ。只…ちょっとしたお願いがあるだけなんですが…」

「…お願い?」

「正確には僕ではなく、アズールが、ですが…」

「アーシェングロット先輩が?」

この場に居ないオクタヴィネル寮長の名前にエース達は益々警戒する。自業自得とは言えるものの以前アズールには酷い目に合わされているだけに、事前に何の前触れも無くいきなり教室まで不意打ちで訪ねてきたジェイドへ訝しげな眼差しを向ける。
まだ疑いを抱くエース達を気にした様子も無く、ジェイドはスマホの操作を再開すると耳に当て誰かと通話を始める。

「…後はお願いしますね、フロイド……」


全てのワイヤーを巻き切る寸前、快斗は軽くトランプ銃を引いて引っ掛けていたワイヤーの先端を外し後は勢いで城の屋根へと飛び上がった。

(…このままオンボロ寮には戻れねーよなぁ。とりあえず鏡舎まで行けりゃどーにかなる。オクタヴィネル以外の寮に適当に入って…就寝時間迄息を潜めてりゃ諦めんだろ…)

快斗が屋根の上でしゃがみ込み頭を掻きながら考えを纏めていると、誰も居ない筈の背後から楽しげに笑う声がした。

「あはっ!小エビちゃんみーっけ」

「げっ!?フロイド…先輩」

振り返った先に居たのはジェイドの双子の兄弟であるフロイドだった。思慮深いジェイドとは正反対のかなり気紛れな気質であり更に天才肌という事もあって一番行動予測がし辛く、快斗はフロイドから目を離さないままゆっくりと立ち上がり困った様に笑いつつ様子を伺う。

「別に先輩、って呼ばなくてもいーのに。小エビちゃん…本当はオレたちと歳一緒でしょ?」

「そこはまぁ…一応礼儀として」

「オレそーゆー堅苦しいのキライ」

「…とりあえず、何で此所に居るか聞いても?」

マイペースなフロイドに話が脱線しそうになるのを戻すべく快斗が問い掛ける。フロイドは言われて漸く思い出したのか、あぁ…と一言洩らした。

「アズールがね、小エビちゃんとお話したいんだってぇ。でもぉ…小エビちゃんは素直に来てくれないだろうから、迎えに行ってあげてってさぁ」

(なーるほど、やっぱり元凶はアズールか。オレが逃げる事まで予測してるってなると…ロクな話じゃないな。フロイド相手じゃちょっとキツいけど…一人なら何とかなるか)

ニィっと笑うフロイドは得体が知れず、更にアズールの名前を聞いて快斗はますます捕まりたくなくなった。先に振り切ったジェイドが追って来る気配は無く、先手必勝とばかりに快斗はトランプ銃を水平に構えて今居る塔の隣の塔へとワイヤーを撃ち出した。

「悪いですけど…オレはアズール先輩と話す理由が無いんで、此処等で失礼させてもらいますよっ、と」

快斗が持つトランプ銃にフロイドは少し驚いた様子を見せるが、直ぐに子供の様に目を輝かせる。その無邪気な顔の中に一瞬先程のジェイドと同じ獲物を見付けた捕食者の影がちらつき快斗は背筋に寒気を感じた。先端に手応えを感じて直ぐワイヤーを巻き取りつつ身体を捻って屋根を蹴り、隣の塔へと飛び移る快斗にフロイドの好奇心が刺激される。

「ちょっ…小エビちゃん面白過ぎぃっ!でもねぇ…鬼ごっこなら負けないよぉ?」

満面の笑みを浮かべたフロイドはマジカルペンを片手に自らも屋根を蹴り快斗を捕まえるべく後を追い始めた。
ぎらつく眼差しが真っ直ぐ自分を貫いて迫ってくるのに予測していた事態とはいえ、快斗は身の危険を改めて感じ慌てて次の足場へとワイヤーを撃ち出して逃げ出した。

(やべぇっ!思ったよりアイツ身が軽いっ。飛行術があんなんだったし…まだ陸で生活して数年って聞いてたのにっ、何なんだよっ!)

元怪盗である快斗は己の身体能力の高さも逃げる為の手数にも自信があったが、本来海で暮らす人魚である筈のフロイドの身体能力は想像以上だった。ギリギリの距離を保ち逃げる快斗を追う行為を楽しんでいるフロイドには余裕すら伺えた。
城の各所を足場にしながら追いかけっこを続ける内、なかなか捕まらない快斗にフロイドが次第に焦れ始める。

「へぇ~小エビちゃんなかなかやるじゃん。でもそろそろ飽きちゃったから…これでオシマーイ」

足場を蹴った空中でマジカルペンを使い魔法を使う構えを見せるフロイドを逃げる肩越しに見た快斗は焦りを隠せない。

(流石に此所で魔法使われちゃ避けきれねぇっ……仕方ねぇ)

快斗が魔法を使えない事を承知しているフロイドは一気にけりを付けようとペンに付いた魔法石に魔力を込める。だが不意に目の前で背を見せていた快斗が身体を捻ってフロイドと向き合った。快斗の意図はフロイドには分からなかったがそれでも構わず魔法を発動させようとした時、フロイドの手からマジカルペンがいきなり弾き飛ばされた。

「えっ……?」

一瞬何が起こったのか理解出来ずとりあえず近くの屋根に降りたフロイドは運良く近くに転がっていたペンを拾おうとして手を伸ばしたが、それは何処からともなく飛んできた一枚のトランプに阻まれた。勢いよく屋根に突き刺さったカードが飛んできた先を見ると、塔の上からフロイドに向けトランプ銃を構える快斗が目に映る。
息を切らし肩を揺らしながらも警戒は解かない快斗にフロイドは目を細めた。互いの距離は大きく離れ快斗は今がチャンスとばかりに再びワイヤーを使ってフロイドに背を向けた。
魔法が使えない矮小な存在とばかりに思っていた快斗にしてやられた苛立ちにフロイドは舌打ちするが、快斗が逃げる先に自分と同じ髪色を見付け再び笑みを深めた。

(小エビちゃん甘いなぁ…オレ達から逃げられるワケないじゃ~ん)

フロイドを振り切り一先ずの驚異が去った安堵から息を吐き、トランプ銃を懐にしまうと人気の無い場所を選んで地面へと降り立った。幸いにまだ各クラスではHRが終わっていないらしく更に城の屋根が舞台だった事もあり、快斗とフロイドの追いかけっこを目撃した生徒は居ない様だった。

「さーて、後は鏡舎まで一気に……っ!?」

他の施設より小高い場所にある城から遠目に鏡舎を見据えフロイドが来る前にと快斗が動き始めた時、急に背後へ殺気を感じ快斗は咄嗟に身を屈めた。頭上ギリギリを掠めていったのは長い脚。再び懐からトランプ銃を取り出し振り返って構える前に快斗の胸元へ容赦無い蹴りが見舞われた。

「がはッ!!」

そのまま壁に押し付けられた快斗に向かい、蹴りを食らわせた張本人は申し訳無さそうに眉を下げてみせた。

「すみません、あまり手荒な真似はするなとアズールには言われていたんですが…此方としてもラウンジの開店前に事を済ませたかったので」

「…っ、ジェイ…ド」

快斗は痛みと息苦しさに数度咳き込むが、ジェイドの脚は退く気配が無く対応を考えている内にフロイドが合流してしまった。

「あーっ、ジェイドダメじゃん。そういうのしちゃダメってアズール言ってたんでしょ?」

流石に双子が二人揃ってしまうと快斗に状況を打開する手は無く大人しく両手を上げて降参する。快斗の様子にジェイドは漸く脚を降ろし、快斗が手にしていたトランプ銃を取り上げた。

「まさか、こんな手段を持っていらっしゃるとは…本当に油断のならない方ですね」

興味深げにトランプ銃を眺めるジェイドとフロイドに快斗は手を上げたまま一応と主張してみる。

「…出来ればソレ、後で返してほしいんだけど?」

「勿論。此方の用事が済みましたら…ちゃんとお返ししますよ」

「早く行こうよー、あんま遅くなるとアズール煩いし」

「そうですね。ラウンジの開店準備もありますし、急ぎましょうか」

さぁ、と双子に視線で促され快斗は大きくため息をついて壁からゆっくりと背を離した。逃げられない様左右を確り固めた双子は快斗を連れてオクタヴィネル寮へと向かった。

急襲アタッカー【INオクタヴィネル・1】
まじ快の黒羽快斗がツイステの世界にトリップし、オンボロ寮の監督生として生活している世界観です。
今回はオクタヴィネル寮が舞台になります。
相変わらずエーデュースとは仲良しです。
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