西川裕章

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西川裕章
@ossanworld
方手雅塚/NIA/NASAラングレー 研究所/Old Dominion University/流体/数学/数値アルゴリズム/ある数値流体力学研究者の挑戦 amazon.co.jp/dp/B0D6D2YLHV
Virginia, U.S.A.researchgate.net/profile/Hiroak…Joined December 2010

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在米30年記念に出版「ある数値流体力学研究者の挑戦」amazon.co.jp/dp/B0D6D2YLHV 1990年東海大学に入学、卒業後どのような経緯で渡米したか、ミシガンでの13年にわたる大学院生&ポスドク時代をどう生きたのか、どういった経緯でNASAへ辿り着きどのようにして生き残ってきたのか、その半生を綴った自伝。
高校時代、目鼻口を描いただけで大爆笑を生んだ伝説の数学教科書。今も米国の自宅の本棚に並んでいる。
The post features two images of mathematics textbook covers, shared by 方手雅塚 (@ossanworld) on X, recalling a humorous high school memory. The left cover, with a beige background, shows geometric shapes like cubes and spheres with cartoonish faces featuring eyes, noses, and mouths, evoking a playful, meme-like quality that reportedly caused laughter in class. The right cover, on a blue grid background, depicts a similar cartoon face on a geometric shape, with a sad expression, alongside additional illustrations of a crab and other abstract elements. The text on both covers is in Japanese, including titles like "確率・統計" (Probability and Statistics) and mentions of the author 森田 洋 (Hiroshi Morita). No platform watermarks like Instagram, TikTok, or Xiaohongshu are visible, and the post text highlights the books\' nostalgic, humorous impact, still kept on the poster\'s U.S. bookshelf.
「今年は令和何年だっけ?」と聞かれ、これをまた思い出した: 「18(令和) 88(平成) 25(昭和) 11(大正) 67(明治) = いやーん、パパはニッコリいい胸毛!」。 なので、今年は2025-18 --> 令和7年。 --- Katate Masatsuka ブログ「西暦と年号を簡単に変換できる数の覚え方 Updated」
The image is a screenshot of a blog post by Katate Masatsuka titled "西暦と年号を簡単に変換できる数の覚え方 Updated". It contains a mnemonic device for converting between the Western calendar and Japanese era names. The mnemonic uses the sequence of numbers 18 (Reiwa), 88 (Heisei), 25 (Showa), 11 (Taisho), and 67 (Meiji) to remember the starting years of each era. The post text explains how to use this mnemonic to determine the current year in the Reiwa era, which is 2025 - 18 = Reiwa 7. The image includes Japanese text and a humorous phrase to aid memory.
ミシガン大学航空宇宙工学科では、私が在籍していた当時、二つの対照的な手法「陽解法と陰解法」のうち「陽解法こそが主流となるべき」という考えの下に研究が進められていた。私は陰解法を学ぶ機会がなかった。しかし、後にNASAラングレー研究所へ移った時、そこでは「陽解法は非効率過ぎて使い物にな
ついに出ました!8月4日まで無料「ゴリってる会話集75」電子書籍版 → amazon.co.jp/-/en/%E6%96%B9…これは様々な会話がゴリという言葉をベースに書かれているユニークな本です。目で見たものを補正する脳の機能により、あなたは「ゴリ」混じりの会話を理解し、笑い、感動さえ覚えます。ぜひ!拡散歓迎
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このように私は数値流体力学関係のサンプルコードを公開している。これはもっぱら教育用で、できる限りコードをそのまま眺めればある程度なにが起こっているか学べるように書いている。そして一旦「なるほど実際にこうやってコードを書くのか」と理解すれば、自分流で自分の好きなプログラミング言語で
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Hiroaki Nishikawa
@HiroNishikawa
Here's a basic 2nd-order finite-volume code solving Sod's shock tube problem, using a 2-stage RK time-stepping scheme, a minmod limiter, and the Roe flux. researchgate.net/publication/39
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「ある数値流体力学研究者の挑戦」がKindle本プライムデーセールに選ばれ、07/8(火)~07/14(月)の間は半額で販売とのこと(¥256)。筆者がどのようにして東海大学から東京大学大学院、ミシガン大学大学院、7年間のポスドク生活を経て、NASAラングレー研究所に辿り着き、契約研究員として生き残ってきた
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2021年9月、愛と感動の高校数学参考書「青春の高校数学」が、修正を加えられ上下巻(全2冊)としてオンデマンド出版で復活しました→amazon.co.jp/dp/B09CGBMBFZ/ 本書は高校数学を全て「なぜそれが青春なのか」という観点から解説する、およそ前代未聞の参考書です。再び世に出すことができて良かった。
思わず「スライドを一つ戻して、そのままにしてください」と私は発表者にお願いした。-- 学会発表の最後に「Thank
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かつて米国で出会った、ある日本人エンジニアは英語が全く出来ず日本で受けたオンライン面接では何も言えずに終わったが、後に「我々にはあなたの技術が必要だ」と言われて採用となり渡米してきた。ここでは最も大事なのは英語ではなく身につけた技術だった。人生において望み通りの結果が得られるとき
研究者は研究を行い、研究成果を論文で発表するのが仕事である。論文を出さない研究者もいるが、基本的には論文を出し続けている研究者の言うことに興味が集まる。もちろん、論文なら何でも良いと言うわけではなく、より質の高い、時にユニークなアイデアを提案する論文を出し続けている研究者の方に人
「ある数値流体力学研究者の挑戦」が再度AmazonのKindle本セールに選ばれ08/21まで半額(¥256)とのこと。筆者がどうやって東海大学から大学院(東京大/ミシガン大)へ進み、長いポスドクを経てNASAラングレー研究所に辿り着き研究者として生き残ってきたか、ご興味のある方はこの機会にぜひ。リンクは ↓
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去年の夏、ほぼ面識の無い若い教授から共同研究について議論したいと連絡があった。彼の4次元空間に関する専門知識はまさに私が必要としていたもので、「セミナーをやってほしい。オンラインでもいい」と返信すると、「NIAまで行きます」と返事が来た。車で6時間の距離である。私はそれに応えるべく、
私が研究をしていて面白いと思う瞬間の一つは、たとえば「それぞれの項は全く使い物にならないほど不正確だが、それらを足し合わせたとき、その和は驚くほど正確な式となる」といったような事実に出くわしたときである。---
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研究プロポーザルを却下されたことは何度もある。中には「最近開発された新しい手法を用いて。。」という記述に対して「既に開発されているらしいのでこの研究は必要ない。却下」というreview
2013年、あるスペースX社の技術者から届いたEメール。私が1994年にミシガン大学大学院の授業で書いた「空力加熱を見積もる手法をまとめたレポート」をネットで発見し気に入ったようで、図の入った完全版を送って欲しいとのことだった。私はさっそく図の入ったpdfを送ったのだった。それは私が人生で初
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私が研究者として一番大事だと考えているのは、独自の発想で本当に役立つアリゴリズムを開発し、それを論文にして発表し続けることである。それに比べれば、例えば論文の数、引用数、給料、肩書、所属機関などは大事なことではない。給料や肩書などはいずれ消えるが、論文で発表したアイデアは消えない
私は基本的には研究所内のオフィスで働いているが、ほとんど一人で研究を進めているので誰とも会わない日の方が多い。なので気まぐれに研究所を出てカフェで論文を書いたりすることもある。結果さえ出せば誰も文句を言わないという、わかりやすくて自由な環境が私は好きだ。
研究者に限らないが、一流といわれる人は、普通の人はそこまで見ないというところまで見ようとし、人がそこまで考えないような深いところまで考え、やらなくてもいい理由を探す時間があるならやってしまうような人で、そう考えると基本的には誰でも努力次第で一流になれることがわかる。
私は単著で論文を出すことが比較的多い。これは来月の米国航空宇宙学会で発表する2本の論文で、いずれも単著。なぜ単著が多いのか人に聞かれたこともあるが、それはよくわからない。
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私は基本的に普通にやるのが嫌で、この「私は数値流体力学が好きである、第一巻」という専門書を書いた時も、人から「変なことせず普通に書いた方が受け入れられやすい」と言われたが、どうしても普通に書く気にならなかった。私としては、「内容が他書になく独特で、かつ役立つものであるのに変な書き
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仕事柄か、大学教員公募に対するネガティブな言葉を見聞きすることが多い。残念ながら、大学教員のポストは極めて限られており、自分の専門分野での募集となると何年も募集が出ないこともある。そんな中でポストを獲得した人たちは、私の知る範囲に限った話だが、流石に優秀で、学生を指導できる人間的
NASAグレン研究所にも4次元数値流体力学ソルバーの研究に取り組んでいる研究者がいることを先週の学会で知って驚いた。明日、その研究者とオンラインで顔を合わせることになった。これは頼もしい。私は実用的な4次元数値流体力学ソルバーを開発するのはNASAでなくてはならないと思っている。
ちなみに、私がどのような道を歩んでNASAラングレー研究所までたどり着いたかなど、その生き方に興味があればこれを読んでくださいと次の本をおすすめした:「ある数値流体力学研究者の挑戦: 東海大学とミシガン大学大学院、 NIAとNASAラングレー研究所」amazon.co.jp/%E6%96%B9%E6%8
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西川裕章
@ossanworld
ラスベガスで行われた米国航空宇宙学会で、ある日本人留学生と出会った。大学から米国で学んでいて将来は日本へ帰国してやりたいことがあるという。学会にいた他の日本人にも積極的に話しかけ、助言を求めていた。私は具体的なアドバイスができる立場にはないが、一つだけ「自分のやりたいことを何より
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私は論文の審査をしたこともあり、「質の低い論文」というのに出くわしたことが何度かある。質が低いとはどういうことか。以下のようなことが考えられる。 (1)杜撰:冒頭の主張を裏付ける結果がない。 (2)無知:先行研究が全く引用されていない。