大型で猛烈な「スーパー台風」に発達した台風18号は、中国南部に接近していて、深セン市では40万人を避難させるほか、空港も運航を停止するということです。

ロイター通信によりますと「スーパー台風」に発達した台風18号は22日、フィリピン北部に豪雨をもたらし、大規模な洪水が発生したほか、土砂崩れにより高速道路の一部が寸断されています。

台風は現在、南シナ海を中国大陸に向かって進んでいますが、南部の広東省深セン市では、沿岸地域の住民など40万人を避難させる計画で、深センと珠海の空港は23日夜以降、運航を停止するということです。

台風は24日午後にも広東省に上陸するとみられていて、中国気象局は今年発生した中で「最強の台風」だとして、警戒を呼びかけています。