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トランプ大統領「温暖化対策は世界史上最大の詐欺」 演説で国連批判を繰り返す 受難も…トラブル相次ぐ

2025年9月24日 20:41
トランプ大統領「温暖化対策は世界史上最大の詐欺」 演説で国連批判を繰り返す 受難も…トラブル相次ぐ

アメリカのトランプ大統領が2期目の就任後、初めて国連総会で演説しました。地球温暖化対策について「世界史上最大の詐欺」と主張し、国連批判を繰り返しました。

   ◇

世界各国の首脳たちを前に…また、ほえました。

トランプ大統領
「国連は我々のために存在していない」
「あなた方の国は地獄へ向かっている」
「国連が私にくれたものは2つ。動かないエスカレーターと作動しないプロンプター(原稿を表示する機械)だ」

■エスカレーターが突然…演説でもトラブル

それは、演説が始まる直前のことでした。

世界193か国が加盟。そのトップらが集う、国連総会。各国の首脳らが続々とエントランスを抜け…。エスカレーターに乗って中へ入ります。

トランプ大統領は、メラニア夫人と登場。すると…エスカレーターが突然ストップ。結局、歩いて登ることに。

トランプ大統領
「エスカレーターが壊れた」

   ◇

演説でもトラブルが…。しゃべり始めた直後のことでした。

原稿を表示する「プロンプター」と呼ばれる機械が故障していることに気づき、このように述べました。

トランプ大統領
「プロンプターなしでスピーチしてもかまわない。なぜなら(プロンプターが)機能してないから」
「ただ言えるのは、このプロンプターを操作している人は大変なことになるだろうということ」

■「史上最大の詐欺」温暖化対策を批判

相次いでトラブルに見舞われたトランプ氏。

およそ1時間に及んだ演説では、“自画自賛”と“国連批判”を繰り返しました。

トランプ大統領
「私は7つの戦争を終結させた。しかし国連からは(終戦)合意に向けて、支援を申し出る電話は一本もなかった。国連から得たのは。途中で止まるエスカレーターだけ。メラニアが健康でなければ転ぶところだった」

「国連が私にくれたものは2つ。動かないエスカレーターと作動しないプロンプター(原稿を表示する機械)だ。とても感謝している」

特に強く批判したのは、国連が推進してきた地球温暖化対策について。

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