原子力潜水艦を念頭に「次世代動力研究を」防衛省有識者会議が報告書

有料記事

小野太郎 佐藤瑞季
[PR]

 防衛省の設置した「防衛力の抜本的強化に関する有識者会議」(座長=榊原定征経団連名誉会長)は19日、報告書をまとめ、中谷元防衛相に提出した。提言では、海上自衛隊が検討する敵基地攻撃能力(反撃能力)をもつミサイル垂直発射装置(VLS)搭載の最新鋭潜水艦について、原子力潜水艦導入も念頭に「次世代の動力の活用の検討も含めた研究・技術開発」の実施を求めた。

 提言では、VLS搭載潜水艦について「長距離射程のミサイルを搭載し、長距離・長期間の移動や潜航」を行うことが望ましいと指摘し、「従来の例にとらわれることなく、次世代の動力を活用することの検討も含めた研究・技術開発」を行うべきだとした。「次世代の動力」はこれまでの有識者会合の議論から小型原子炉などを想定しているとみられるが、日本が原子力潜水艦を導入する場合、原子力の平和利用との整合性が問われる可能性が出てくる。

 また、武器輸出をめぐり、防…

この記事は有料記事です。残り995文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
小野太郎
政治部|防衛省担当
専門・関心分野
国内政治、沖縄、安全保障