Eiji Kobayashi

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Eiji Kobayashi
@e_covi
こヴィ。Big Sur&伊豆♡。編集&ライター、インタビュアー。下北沢B&Bのイベント企画なども。リトルプレス『なnD』編集人のひとり。「なnD10 」制作中。
Tokyo, JapanJoined May 2009

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映画『枯れ葉』主演のひとりアルマさんにインタビューしました。特定のシーンや物語について触れているので、人によっては鑑賞後に読んでいただいた方がよいかもです。→主演俳優アルマ・ポウスティが語る、アキ・カウリスマキ監督『枯れ葉』の演出術と制作現場 - TOKION
『ミッドサマー』、2014年にラトビアの農場で体験した夏至祭とほとんど同じ環境だったよ(笑)。
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昨年12月に渋谷区中央図書館にできた「和田誠記念文庫」を覗いてきたよ! 和田誠事務所から寄贈された自著・装丁本・資料書籍約3000冊が、事務所にあった特注本棚にほぼ同じ並びで再現されてる。テーブルと椅子も寄贈されたもの。常設なのでいつでも見れるよ!(記念文庫内閲覧のみ)
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なぜ今まで読んでなかったのだろう…。多作のリョサの『密林の語り部』(1987年)、一気読みの大傑作でした! 『緑の家』(66年)は学生時代に新潮文庫版で読んでいるのだけど、当初構想しながら断念した「語り部」についての小説化を、その後もずーっと追加資料集めるなどして約20年後に結晶させた。
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雑誌『世界』(岩波書店)の初代編集長は吉野源三郎。つまり『君たちはどう生きるか』の著者ということはジブリファンに伝わっているだろうか。
『マッカラーズ短編集』(ハーン小路恭子編訳・西田実訳/ちくま文庫)読了。いいねぇ。誰とも打ち解けられず、孤独で、「何か」を渇望し、世間と折り合いがつかず、生きることに懸命に踠いてにいる、そんな人がマッカラーズを読んで救われるということが起きていてほしい(べたに田舎の高校生とか)。
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今年の手帳にあたまに貼っていたイオセリアーニの言葉。複雑でときに残酷なこの世界を豊かに愉しむ術と見方を教えてくれてありがとう。
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何度も言ってるけど、このコダックのメルマガは毎回とても良い。今回は三宅唱監督作品『ケイコ 目を澄ませて』 で採用された16mmのフィルム撮影について。この豊かな文化を途切れさせたくない(みんな劇場に観に行こう!)→撮影 月永雄太氏インタビュー kodakjapan.com/motionjp-mag200 より
今泉力哉監督の『窓辺にて』 良良良作でした。主人公が会話中の反応で(無意識に)発する「えっ(?)」の多用が、人物描写としてうまい。さまざまな場所の窓辺から射し込む柔らかな光と、対峙する人間を取り巻く沈黙を豊かに包み込む撮影は四宮秀俊。大きいスクリーンでの鑑賞推奨。
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GWで読めた唯一の本、ハン・ジョンウォン『詩と散策』(橋本智保訳/書肆侃侃房)が、評判通り素晴らしくて、散歩と詩の相性の良さ再確認。ここのところ悲しみを抱いている私はとても救われました。プレゼントにも最適です。
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サム・メンデスの『エンパイア・オブ・ライト』、こんなにも沁みる映画だったとは…。見逃さなくてよかった。撮影が完璧で、俳優陣もみな素晴らしく、語りかたも、音楽も良く。前列のおばさま3人組が「こんな余韻が残る映画、久しぶりだねぇ。」とおっしゃったの完全同意です。ぜひとも劇場で鑑賞を。
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本日の移動中の読書、クセニヤ・メルニク『五月の雪』(新潮クレスト・ブックス)。ロシア出身のアメリカ作家のデビュー短編集で、読み始めたばかりだけど、すんごく良い(タイトルみんな惹かれるでしょう)。ジュンパ・ラヒリとか好きな人ぜひ。
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映画『ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』公開時の4年前のインタビュー。この時は字幕のこと主に聞いてますが、今は柴田さんソール・ライターの写真について多く語れるはず。→翻訳の第一人者・柴田元幸が語る、映画と小説における翻訳の違い cinra.net/interview/2015 より
三宅唱監督『ケイコ 目を澄ませて』(12/16公開)が傑作でした!!! 画面の隅々までこんなにも血の通った映画を観たの久しぶり。何より主演の岸井ゆきのが素晴らしく、このタイトルを見事に体現している。そして16mmで撮影された映像が、(まだまだ)この世界は美しいことを教えてくれる。
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タイの現代文学、ウティット・ヘーマムーン『プラータナー』(河出書房新社)読了。韓国文学しかりだけど、小説読むことで分かることがたくさんある。その国固有の事情はあれど、情報や知識以上にそこで生きる個々の人生、歓び悲しみ苦悩は境界を越えてダイレクトに突き刺さる。マジ漱石×ボラーニョ。
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読み出したアレクサンダー・マクラウドの『煉瓦を運ぶ』(新潮クレスト・ブックス)が傑作すぎて震えている。。。父親とテイストは違うが、才能は確かに継承されている。アリス・マンローを思わせる作品もあって、小竹さんが訳されたのも納得の内容。
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新潮クレスト・ブックスと白水社エクス・リブリスはどれを読んでも外れなし。というか、このご時世、わざわざ翻訳するためにセレクトされた時点でかなり厳選されているので、ラインナップのそもそもの水準が高い。しかも「現在の」作品ばかりなので、国内作家との比較もできる。読むほどに世界広がる。
うわぁ、長年にわたってイラン映画と日本の橋渡しをし、巨匠たちと絶大な信頼関係を築いたショーレさんの本が出る!→ショーレ・ゴルパリアン『映画の旅びと イランから日本へ』(みすず書房)。10月のキアロスタミ初期7作品のデジタルリマスター特集上映とセットで必読かと。
「あたしはもう、ニュースに疲れた。大したこともない出来事を派手に伝えるニュースに疲れた。本当に恐ろしいことをすごく単純に伝えるニュースにも疲れた。皮肉な言葉にも疲れた。怒りにも疲れた。意地悪な人にも疲れた。自分勝手な人たちにも疲れた。それを止めるために何もしないあたしたちにも
デザイナーを志すなら、下手に絵を描くより、文字の研究をした方が良い。(…)点の意味、線の意味、形の意味ということを考える。考えることによって、自分にとって点とは何かとか、線は何か、形は何かということが少しずつ見えて来るのではないでしょうか。それが、造形の訓練だと思います。奥村靫正
今朝の朝日新聞「折々のことば」by鷲田清一は、何と、映画監督・濱口竜介のことば!!!!!→「聴くとは、動けなくなることだ。」
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最後に突然ふられた蓮實センセイが、会場が本屋ということで、トーマス・ベルンハルト『凍(いて)』(河出書房新社)を本棚から取り出し、ペドロ・コスタに激レコしてました。ペドロは小説は普段読まないけど、詩、日記、自伝は好きで、ベルンハルトも自伝は読んだことあると。
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カロリン・エムケ『憎しみに抗って』(みすず書房)を今日、井の頭公園で、スタバで、自宅で、ずっと読んでいた。1年半積ん読してたことを恥じたいくらい、内容から執筆スタイルまで、圧倒的に素晴らしく、全編声に出して読みたい。書き写したい。全人類に読んでほしい。msz.co.jp/topics/08670/
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しかし改札前で待ち合わせなどしてる人がみんながスマホ見てる中、ワンコ🦮だけがブレることなく一点を見つめて待っていて、その場でいちばん尊い存在だった。
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