2025/8/12
【武雄市と旭学園 説明責任放棄と不誠実対応の連鎖】
武雄アジア大学の開設をめぐり、武雄市民の有志の方達(武雄アジア大学を考える会)が1年以上にわたり、武雄市と旭学園に対し「インターネットでのライブ配信ありの完全公開型意見交換会」を求め続けています。
しかし、武雄市と旭学園はいまだに出席を拒否。
この事態に対して、浜田聡・参議院議員(当時)が文部科学省に問い合わせた際、文科省は「説明会は大歓迎。むしろ積極的に行うべき」と回答。さらに、地元高校生向けに取った進学希望アンケートの内容や結果の公表も、地域住民の信用を得るために望ましいと示唆しました。
にもかかわらず、武雄市は旭学園の言い分(審査に関わることは言えないという一点張り)を単純に「鵜呑み」にするだけで独自検証や指導を行わず、意見交換会への出席を拒否。武雄市から文科省へ直接の問い合わせ等は行っていないとのこと。
挙げ句の果てには、浜田事務所を通じて得た文科省の正式回答に対し、「どのような照会のもとに誰が回答されたのか明らかでない」との認識を示す始末。正式なルートで得た国の見解にまで疑義をかける武雄市の態度は、市民や国会議員、さらには文科省に対してあまりにも失礼で唖然としました。
旭学園の対応も武雄市同様に不誠実極まりない事実が次々と。
同法人は武雄アジア大学のXアカウントで7月16日に「支援を表明する自治体が広がっている」と発信しましたが、武雄市のような明文化された連携協定が他市町に存在する形跡はなく、各自治体サイトにも支援内容の掲示は見当たりません。これを「武雄アジア大学を考える会」の方がX上で指摘し、質問を投げかけたものの、7月16日以降、同法人は2週間以上にわたって無視を続けています。
さらに、武雄アジア大学のCM動画では武雄市図書館や佐賀県立宇宙科学館を、あたかも大学施設であるかのように見せており、景品表示法違反(優良誤認)の疑いが指摘され、JAROなどにも通報が寄せられていますが、修正せず現在に至っています。
加えて、学長予定者・小長谷有紀氏は過去のX投稿で原発事故被災地の食肉を「セシウム風味」と揶揄。
理事長・内田信子氏は「校舎を建ててしまえば、文科省も認可しないわけにはいかない」と発言し、後に文科省から厳しい指導を受け撤回しました。
こうした状況の旭学園に対して、武雄市の小松政市長は「僥倖」との表現で、13億円もの公的支援を前のめりで決定。
なぜ、このような学校法人をそこまで信用できるのでしょうか。
武雄市は、お金がなくて文化会館大ホールを解体することになったに、このような学校法人へ13億円を気前よく出せてしまう理由を知りたいです。
武雄市は1日も早く旭学園との連携協定を破棄すべきです。
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