2025/9/18
「若干名」と言いつつ、実は移民受入政策では?/武雄アジア大学がひた隠す留学生受入方針
武雄アジア大学は説明会やメディア発信で、留学生の募集人数を「若干名」と説明してきた。今、ある意味で話題の大学案内パンフレットにも「若干名」と確かに書いてある。(画像1参照)
しかし、
大学構想時の資料(画像2参照)にはこうも明記されている。
「当面、学生数の約20%の留学生受け入れをめざしたい。」、さらに「多文化共生の視点を養成するには、同じ教室に違った背景を持つ人が30%は必要である」とまで書いている。
入学定員140名で計算すると、20%は28名、30%なら42名。4学年で最大168名の留学生が在籍する構想だ。
これが「若干名」なのだろうか。
武雄アジア大学は重大な思惑を隠しているのではないか。
なぜ、留学生受入は「若干名」という嘘をつき続けているのか。
私には、今話題の「ステルス移民政策」に見える。
愛媛県今治市や千葉県木更津市で問題となっているJICAのアフリカ・ホームタウン構想や福岡県朝倉市の外国人定住用大型マンション建設と軌を一にする動きだ。そう考えると、浮薄な教学内容でも文科省があっさりと設置を認可した背景も理解できる。
つまり、税金を使って事実上の移民受入を進める構造。しかも、交流や共生という仮面を被ってだ。
さらに気になるのは最近、武雄市役所自体も「多文化共生」を妙に打ち出していることだ。
しかし、武雄市内で暮らしている外国人との会話の中で「外国人差別にあった」とか「武雄は暮らしづらい」という声を聞いたことはない。なぜ市役所がこれほど「多文化共生」に前のめりなのか、別の意図があるのではないかと疑問を感じる。共生とは、行政が強制するものではない。
そして、武雄アジア大学への13億円支出や理由不明の副市長増員などのせいもあり、文化会館大ホールの今後、陸上競技場の環境整備など地元住民が本当に求めている施策は後回し。政策の優先順位を見誤っている。
武雄アジア大学の問題を指摘し、発信することは、武雄市の税金の無駄づかいを止めるだけでなく、武雄のまちを守ることでもある、改めてそう感じている。
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