2025/9/21
今話題の武雄アジア大学の学長予定者・小長谷有紀氏についてご紹介したい。
同氏は文化人類学を専門とし、国立民族学博物館教授などを歴任した学術研究者らしい。
ところが、2011年6月21日、東日本大震災直後に旧Twitter(現在のX)で次のように発言している。
ー以下引用ー
静岡のお茶はR50指定して、50歳以上が飲みましょう。すでに人生を愉しんだ方、次世代再生産能力を失った方、あるいはその気のない方など。R50のRはラジエイションのRです。ノンアルコールやノーカロリーがあるように、放射能入り食品があることを認めて生きていくしかない日本です。
ー引用終わりー
この方は、原発事故被災地の食肉を「セシウム風味」と揶揄していたことで知られているが、静岡茶についても放射能汚染があると発信していた。
風評被害に悩む被災地の方々をさらに傷つけ、畜産農家やお茶農家を揶揄することを平気でする価値観の表れであり、教育者としての資質に疑問を抱かざるを得ない。
そして何より、このような方を学長として迎える大学に、武雄市が13億円もの公費を投入した事実は重い。
なぜこの人物を新設大学のトップに据えたのか、その判断過程も含め、大学経営の根幹に関わる問題だ。
にもかかわらず、こうした過去の問題発言について、武雄アジア大学及び武雄市からの公式な説明は一切ない。
こんなことをしているから市民の信頼を得るどころか、不信と疑念がますます深まっているのだ。
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