韓国に、エンタメでも何もかも抜かされてしまった。
国の成熟度や発展度、民主主義の度合いは、その国のエンタメを見れば一目瞭然。
今やアジア最大の映画祭といえば釜山国際映画祭。
映画・ドラマ・音楽――どれをとっても韓国は飛び抜けている。民主化を経て表現の自由が広がり、作り手が挑戦できる環境が整った結果だろう。
タイやインドの映画もどんどん面白くなってきている。経済成長と中間層の台頭、社会の活力がそのまま文化の豊かさに直結している証拠だ。
一方で、日本やアメリカはどうか。
かつて世界をリードした両国だが、映画は全体的に内向きでつまらなくなりつつある。
日本は製作委員会方式が硬直化し、アメリカは商業主義の固定化。挑戦よりも安定を優先する構造の中で、新しい作品が生まれにくくなっている。
結局、エンタメは「民主主義 × 経済の活力 × 社会の問題意識」の鏡。
だからこそ、韓国や新興国から勢いある作品が次々と生まれるのは当然なのかもしれない。
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