タカラトミーT-SPARK「トイライズ AFC-01X Ω レギオス オメガ」受注開始記念!メカニックデザイナー 荒牧伸志さんインタビュー!!
プロジェクトパートナー・戸張雄太さん登場!
戸張:僕はタカラトミーさんと荒牧さんとの間のハブみたいなポジションでお仕事させてもらっています。今回はこれまでになかった“カスタム機”なので、今風なテイストで仕上げています。将来的にはアニメ設定準拠による「レギオス」も商品化したいと思っているのですが、今回はアニメの『モスピーダ』を知らない人にも遡求できるように、あえてカスタム機にしてみました。
――各形態についてもう少し細かく教えていただきたいのですが、まずは、戦闘機形態の「アーモファイター」から。
戸張:機体色(青色)の選定は凄く難しかったです。使う素材によってはパーツが透けて見えてしまうこともあって、その点を意識してできるだけ濃い青を選びました。
荒牧:従来の商品と比べて飛行機の主翼のバランスがとても良くなっています。コクピットの後ろのラインも機体と馴染むように処理されているので、より本物の戦闘機っぽくなりました。
戸張:コクピットを取り外すことができるので、今後はこのコクピットをベースに何かできないかなって考えています。機体全体のフォルムはもちろんですが、脚部が落ちないようにロックをかけたり、こういった変形トイにはよくある“肉抜き”も極力少なくし、周囲のモールドと比べて違和感を感じないように配慮しました。ランディングギアは、差し替え無しで展開できるようになっています。
――「アーモファイター」(戦闘機形態)と「アーモソルジャー」(人型形態)の中間形態である「アーモダイバー」は、特に脚部の可動域が気になるところです。
戸張:重心を取るのが難しい印象の「アーモダイバー」ですが、バランスよく立たせることができます。踵(かかと)も簡単に逆関節になるようにアレンジを加えています。開発当初はもっと細やかな変形機構を導入することも考えていたのですが、要所要所で省略できることに気付き、今の形に落ち着きました。
荒牧:昔からこういった変形ロボットトイの開発は、試行錯誤する途中で思いもよらぬ発見があったりして、例えば「これとこれを繋いでみよう!」とか、「あれ?こんなこともできるのかも?」といったことが必ず起きるんです。変形トイのテクニカルな部分とメカニックデザインとの融合が随所に表れています。
戸張:従来のデザインとは異なり、両翼を前側に折りたたむ仕様にしたことで、ウイング自体を“より美しく”見せるようにできたのもセールスポイントのひとつです。
――人型形態の「アーモソルジャー」はいかがでしょう?
荒牧:元の設定とはかなり違ったデザインになりましたが、意外とちゃんとそれらしく見えるようになっています。
戸張:これまでに商品化された「レギオス」の変形トイには、腕が伸縮するギミックが施されていることが多かったんですが、本商品ではシンプルな方法(関節の位置を少しずらすだけ)で両腕が伸びているように見せることできます。
「アーモファイター」から「アーモソルジャー」に変形させる時に、シンプルにパーツを押し込むだけで“いかり肩”にもなるんです。
――タイトル内の「ANOTHER GENESIS(アナザージェネシス)」とは?
戸張:『機甲創世記モスピーダANOTHER GENESIS』というタイトルは、新しく始まるスピンオフ的な立ち位置ということもあって、このタイトルになりました。
脇澤:戸張さんとこの企画をやろうとなったのが2~3年前、『機甲創世記モスピーダ』はSFマインド溢れる世界観やリアル志向の変形メカの活躍を見て、これは長年に渡ってオリジナルSFトイや変形ロボットトイを世に送り出してきた弊社が商品化するのに適した作品だと思い、商品化への意欲が湧きました。「エクスカイザー」から始まり、「バーンブレイバーン」、「ガオガイガー」、「装甲騎兵ボトムズ」、「ビーダマン」「リュウケンドー」と続いたラインナップでユーザーの皆さまから好評をいただいている「トイライズ」ですが、誕生1周年を記念したこの「トイライズ AFC-01X Ω レギオス オメガ」の登場によって、「トイライズ」の商品コンセプト(手頃なサイズと簡単なギミックでガシガシ遊べる)をより分かりやすくお見せすることができるのではないかと思っています。
――「トイライズAFC-01X Ω レギオス オメガ」本体と同スケールの「モスピーダ」(ライドアーマーとアーマーサイクル)が付属すのもハイレベルな仕様ですね!
戸張:『モスピーダ』の作品世界には、兵士もバイクも存在していています。「レギオス オメガ」にも1/60スケールのミニフィギュアやアーマーサイクルを付けたりすることで、タカラトミーさんの同スケールのトイと一緒に遊べるようにできるんじゃないかと。「T-SPARK」レーベルならではの楽しさを凝縮した商品となるように、ユーザーの方々の自由な発想による遊びの中で、タカラトミーさんの玩具同士の繋がりが増えてくれると嬉しいな……と思っています。
脇澤:弊社でも1/60スケールのミニフィギュアの玩具市場での浸透度には実績があり、実現したらかなり面白くなるという確信はありました。そういった意味でも「レギオス オメガ」はタカラトミーらしさが凝縮された商品になっていると思います。
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