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うーたん、最後の出演 Eテレ「いないいないばあっ!」卒業の理由

オレンジ色のマラカスがチャームポイントの「うーたん」=NHK提供
オレンジ色のマラカスがチャームポイントの「うーたん」=NHK提供

 この春、「赤ちゃん界」のアイドルが“卒業”する。その3月上旬の発表に、子育て世代を中心にネットなどで残念がる声が広がった。0~2歳児向けのNHK・Eテレ番組「いないいないばあっ!」(月~金曜午前8時10分)に、20年間出演した人気キャラクター「うーたん」のことだ。卒業の背景などを探った。【安藤龍朗】

20年も頑張ったの!?

 <うーたん20年も頑張ったの!?…おつかれさま…めちゃくちゃ好きだった>

 <うーたんのごはんをあつまれして食べる方法ね、本当に毎日助けられてたんだ。ずっと1オペ(育児)してたからどれだけ励まされ救われたことか…。感謝しかありません>

 NHKが3月7日、うーたんの卒業や番組リニューアルなどを発表すると、SNS(ネット交流サービス)では驚き、悲しむ声が相次ぎ、ツイッターでは「うーたん」など複数の関連ワードが一時トレンド入りした。

 子ども番組の中でも、特に乳幼児向けの番組は少ない。記者(私)もそうだが、赤ちゃんのいる家庭では、うーたんの存在はとても大きかった。

 「いないいないばあっ!」のチーフプロデューサー、中村裕子さん(48)に話を聞くと、うーたん卒業や番組リニューアルを決めた背景には、赤ちゃんを取り巻く環境の変化があったという。

うーたんは「最初のお友達」

 うーたんは、歌が大好きな元気な赤ちゃん。頭についたオレンジ色のマラカスと、高音の可愛らしい声が特徴で、2003年の登場以来、長く愛されてきた。

 番組の中心的なキャラクターの「ワンワン」と、お姉さんのような存在の7代目の女の子「はるちゃん(倉持春希さん)」と一緒に楽しく遊ぶ姿が、最近も、朝のお茶の間を和ませてきた。

 中村さんは「うーたんは、番組を見る子どもたちにとって『最初のお友達』のような存在と思います。子どもたちが共感できるキャラクターです」と話す。

 赤ちゃんにとって、ご飯を食べること、トイレに行くこと、夜はぐっすり眠ることなど、簡単ではないハードルがたくさんある。うーたんは、その成長のステップを一緒に歩んでくれる「お友達」ということだ。

 うーたんは一つ一つ生活習慣を覚えていく。「泣くときは泣き、笑うときは笑う。良い子すぎることなく、等身大の赤ちゃん像に近いんですね。だから、共感しやすかったんだと思います」。中村さんは長く愛された理由をそう話す。

コミュニケーションのきっかけに

 親にとって、十分に気持ちを表現できない赤ちゃんとのコミュニケーションは大変だ。「ほら、うーたんも、…

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