1
仏法者は、第一の矢を受けるも、第二の矢を受けず。
2
第一の矢を抜いて終わりにすることができるからである。
3
第一の因果を終わりにすることができれば、新しい第二の因果を受けることはない。
4
因果の果ての、苦しみを受け終わって、そこで帳消しになるからである。
5
結果があるのは原因を作ったからである。己がはじめに原因を作ったからである。
6
悪因悪果。善因善果。善果を受けようとするには善因を起こさねばならない。
7
今日はその日だ。今日で悪果を受け終わって、今日で善因を起こす。
8
恨みを捨てて、真新しくなる。恨みをジャブジャブ洗う。被害妄想を洗い落とす。生涯、その稽古に明け暮れる。
9
他者利益を思い立って、善因とする。その稽古に明け暮れる。他者が善果を受けられるようにする。大乗仏教がこれを教えている。
10
泣き寝入りのように思えるかもしれないが、悪因悪果を己に受け入れてオシマイにする。オシマイはまっさらさで清々しい。





