東京都職員の秋採用、33.3倍の高倍率に 予想を超えても残る課題

有料記事

山岸玲
[PR]

 東京都が今年度から始めた大卒者向け行政職の「秋採用」で、採用予定者数111人に対して3700人が申し込み、倍率が33・3倍と予想を超える人気ぶりとなっている。民間企業との採用競争が激しくなるなか、対象を大学3年生にも広げたことが要因だが、課題も残っている。

 都の大卒者向けの採用試験は、教養試験や論文がある「一般方式」と、適性検査や面接などがある「新方式」の2種類。これまで申込者数は減少傾向にあり、一般方式は2020年度は3400人だったが、ここ数年は2000人台前半まで減っていた。新方式は20年度の886人から、21年度以降は500~600人台まで減少。24年度は増えたものの、732人だった。

 こうした状況を受けて今年度から、技術職に限定していた秋採用について、行政職も追加。秋は「新方式」での選考だけだが、対象に3年生も加えたところ、今月5~24日の1次試験を前に3700人の申し込みがあった。このうち、大学3年生が多いとみられる21歳が1712人と半数近くを占めた。

 都人事委員会の担当者は「大…

この記事は有料記事です。残り423文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません