県警が大宮駅でサイバー犯罪被害防止キャンペーン

 偽のウェブサイトに誘導し、クレジットカードの情報などをだまし取る「フィッシング詐欺」による不正送金の被害を防ごうと、県警はJR大宮駅でキャンペーンを展開し注意を呼びかけました。

 県警サイバー対策課は、サイバーセキュリティへの知識を深めてもらおうと、小中高生を対象にしたクイズ形式の冊子、「サイバーテスト」を作成しています。

 キャンペーンでは、埼玉りそな銀行が監修して新たに作成した「金融犯罪編」の「サイバーテスト」に高校生らが挑みました。参加した生徒たちはクイズに答えながらフィッシング詐欺の手口や対策などを学んでいました。

 県警サイバー対策課によりますと、ことし1月からの半年間でインターネットバンキングの不正送金は、認知件数が677件で前の年の同じ時期より560件増えています。

 また、被害額はおよそ7億8240万円で6億円以上増えていて、県警は注意を呼びかけています。

小谷野県議 政治資金約2900万円私的流用か

 自民党県連の政治資金を私的に流用した疑いがあるとして県連が、幹事長の小谷野五雄県議の役職を一時停止していたことが分かりました。

 私的流用は、6年間でおよそ2900万円にのぼる可能性もあるということです。

 関係者によりますと、県連内部で小谷野氏の経費使用に疑問の声があがり、領収書などを調査した結果、ペット用品や女性用バッグなど私的な支出だった疑いが複数、浮上したということです。

 県連は、先月30日付で小谷野氏の幹事長の役職を一時停止しました。

 小谷野氏は8期目で県議会議長を経て、2019年から県連幹事長を務めています。

 テレ玉の取材に対し小谷野氏は「私的に使ったことは一切ない。領収書は事務局で仕分けすると言われたので出してきた」と主張し「適格でないと指摘された部分は、供託して返済した」としています。

 県連は、2020年からことしまでの6年間で、小谷野氏の私的流用はおよそ2900万円にのぼる可能性があるとみていて、弁護士を交えた調査委員会を立ち上げ、政治資金の使用が適切であったか調査する方針です。

八潮で住宅火災 焼け跡から1人の遺体見つかる

 10日未明、八潮市の木造2階建て住宅で火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

 10日午前3時半ごろ、八潮市大曽根の住宅で「家から火が出ている」と通りがかった男性から110番通報がありました。

 火はおよそ2時間後に消し止められましたが、木造2階建て住宅の2階部分が激しく燃え、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

 警察によりますと、この家には宮崎たえ子さん(74)が1人が住んでいて、火事のあと連絡が取れていないということです。

 警察は、見つかった遺体は宮崎さんとみて身元の確認を進めるとともに、出火の原因を詳しく調べています。

「銅バー」約120キロ盗んだ疑い 男逮捕

 先月、都内のリサイクル会社に侵入し、配電盤などで使用する銅製の部品「銅バー」およそ120キロを盗んだとして、37歳の男が逮捕されました。

 窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、朝霞市三原の無職 加藤正和容疑者(37)です。

 加藤容疑者は、先月8日午前4時15分ごろから5時15分ごろまでの間、東京都世田谷区の非鉄金属リサイクル会社の敷地に侵入し、銅バーおよそ120キロ、時価およそ17万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

 加藤容疑者は、盗んだ銅バーを県内の買い取り業者に売っていて、これまでにも金属を100回以上売っていました。

 調べに対し、加藤容疑者は「金に換えるため盗みました」と容疑を認めているということです。

 警察は、県西部でも同様の被害を複数確認していて、関連を調べています。

所沢駅でブドウの販売会

 所沢市内の農園で、太陽光発電事業と並行して育てられたブドウの販売会が、所沢駅で行われています。

 ブドウの栽培は、西武グループで初めての農業分野の会社として設立された西武アグリが、所沢市内の農園で4年前から始めています。

 西武アグリは、太陽光発電事業を行う三菱HCキャピタルエナジーと共同で事業に取り組み、4メートル前後の高さに設置された太陽光パネルの下でブドウを育てています。

 さらに、太陽光発電で作られた電力を地域の電力会社に買い取ってもらい、市内の公共施設などで活用しているということです。

 10日販売されたのは、種が無くて食べやすいシャインマスカットと伊豆錦の2品種、合わせて500個です。

 所沢駅には、午後3時から始まる販売会を前に多くの人が集まり、じっくりと品定めしながらブドウを買い求めていました。

 ブドウの販売会は、所沢駅の中央口改札付近で11日と12日も行われ、売り切れ次第終了するということです。

説経節「小栗判官物語」を披露

 寺院での説教を大衆が楽しめるように物語にした伝統芸能=説経節の代表的な演目「小栗判官物語」が、狭山市で披露されました。

 東京都の指定無形文化財保持者 三代目若松若太夫さんが、狭山市在住であるこから今回の公演が実現しました。

 「小栗判官物語」は、毒殺され冥界にくだったものの餓鬼阿弥という哀れな姿で地上に戻された小栗判官が、元の姿に蘇生するため向かった熊野湯峯への道中で運命的な出会いをする物語です。

 ストーリーテラーの古屋和子さんが、小栗判官の生い立ちを語ったあと、若松さんが三味線を弾きながら説経節を披露しました。

 公演では、若い人たちにも理解してもらえるよう日本大学芸術学部の学生が描いたイラストもスクリーンに映し出され、訪れた人たちは、伝統芸能を楽しんでいました。